鬼滅の刃186話のネタバレになります。
無惨の血により右目から細胞を破壊され瀕死の状態の炭治郎。
その炭治郎を救うため眠りから目覚めた禰豆子は、炭治郎のもとへと急ぎます。
186話では、瀕死の炭治郎が先祖の炭吉になって縁壱の過去を見ます。
前回の鬼滅の刃185話のネタバレはコチラになります。
>【鬼滅の刃】185話ネタバレ!禰豆子が目覚め炭治郎を助けに向かう
炭治郎の先祖・炭吉に会いに来た縁壱
息をせず心臓も止まっている炭治郎。
村田は必死に心臓マッサージをします。
その時、別の鬼殺隊員が村田を呼びに来ます。
愈史郎(ゆしろう)が下敷きになっているため手伝ってくれと村田に言いますが、炭治郎も死にそうだと村田。
隊員は、愈史郎を助ければ手当してくれるだろうと村田を連れていきます。
アイツ何かわけのわかんないことできるしと隊員は言います。
瀕死の炭治郎は古の記憶を見ます。
薪割りをしていた炭治郎は、目の前にある家を自分の家かと考えますが、似ているが少し違うと。
その時、小さな子どもが炭治郎のズボンを引っ張り「とーたん」と呼びますが、この子供が誰なのかわからない炭治郎。
「うー」「んー」と子供が指差すほうを見ると、そこには始まりの呼吸の剣士、縁壱(よりいち)の姿が。
縁側で話をはじめる縁壱と炭治郎。
誰かに話を聞いて欲しかったと縁壱。
随分と考えて思い浮かんだのが、お前と”すやこ”の顔だったと縁壱は言います。
“すやこ”はどこでも寝てしまう炭吉(すみよし)の妻なので、今の炭治郎は先祖の炭吉のようです。
炭治郎(住吉)は縁壱に十三番目の呼吸の型を聞きたいのですが、口から出た言葉は、二年振りでしょうか、お元気そうで良かったです。
さらに、あの時、赤ん坊だった”すみれ”もこんなに大きくなりましたと話す炭治郎(炭吉)。
全然思ったことが話せず、体が勝手に動くことから、遺伝した先祖の記憶のため干渉できないことを理解する炭治郎。
縁壱は言います。
お前たちが幸せそうで嬉しい。
幸せそうな人間を見ると幸せな気持ちになる。
その世は、ありとあらゆるものが美しい。
この世界に生まれ落ちることができただけで幸福だと思う。
縁壱は”うた”と結婚
縁壱は自分の過去を炭治郎(炭吉)に話し始めます。
私の母は信心深い人だった。
毎日毎日祈り、太陽の神様に私の聞こえない耳を温かく照らしてくださいと祈り、耳飾りのお守りまで作ってくれた。
私が口を利かなかったがために、余計な心配をかけてしまい申し訳なかった。
私の兄は優しい人だった。
いつも私を気にかけてくれた。
父から私に構うなと殴られた翌日も、笛を作って持って来てくれた。
助けて欲しいと思ったら吹け、すぐに兄さんが助けに来る、だから何も心配いらないと赤紫に腫れた顔で笑った。
母が病死したあと、すぐに家を出た。
出家するよう言われていたが、結局、寺へは行かなかった。
どこまでも続く美しい空の下を思いっきり走ってみたかった。
だが私は一昼夜走り続けても疲れて足が止まるということがなかった。
山の中、田んぼと畑がある場所で、田んぼの中にぽつんと一人で立つ女の子がいた。
同じ年頃の女の子で、女の子は桶を持ったまま長い間ピクリとも動かなかった。
何をしているのか聞いてみると、流行病で家族みんな死んでしまった。
一人きりになって寂しいから、田んぼにいるおたまじゃくしを連れて帰ろうと思って。
そう言ってまた女の子は動かなくなった。
日が暮れ始めると女の子は桶の生き物を田んぼに逃した。
連れて帰らないのか?と聞く縁壱に、親兄弟と引き離されるこの子達が可愛そうじゃと女の子。
じゃあ俺が一緒に帰ろうと縁壱は言い、えっ?と驚く女の子。
黒曜石のような瞳の女の子、名前は”うた”
私と”うた”は一緒に暮らすことにした。
“うた”は朝から晩までよく喋る女の子だった。
私は”うた”のお蔭で他人と自分の世界の視え方が違うことを知った。
生き物の体が透けて見えるものなど聞いたこともないそうだ。
私はその時はじめて漠然とした疎外感の理由がわかった気がした。
十年後、私たちは夫婦になった。
“うた”の臨月が近づき、出産に備えて私は産婆を呼びに出かけた。
日が暮れる前に帰るつもりだったが、途中で老人に出会った。
自らも心臓が悪いというのに、戦で負傷した死にかけている我が子の元へ急いでいた。
老人を息子のもとまで送り届け、産婆を呼ぶのは明日にして家路を急いだが、日が暮れてしまい。
家に戻ると”うた”は腹の子もろとも殺されていた。
鬼の始祖・無惨と出会う縁壱
私は十日程ぼんやりして妻と子供の亡骸を抱いていた。
鬼の足跡を追ってきた剣士に、弔ってやらねば可愛そうだと言われるまで。
私の夢は家族と静かに暮らすことだった。
小さな家がいい、布団を並べて眠りたい。
愛する人の顔が見える距離、手を伸ばせばすぐに繋げる届く距離、それだけで良かったのに。
そんなことすら叶わない。
鬼がこの美しい世界に存在しているために。
私は鬼狩りとなった。
鬼を追う者たちは古くからいたそうだが、呼吸が使えるものはいなかったので私は教えた。
柱と呼ばれていた剣士たちは優秀で、元々使っていた炎・風・水・雷・岩の剣術の型に上乗せをして呼吸を使えば、飛躍的に力が向上した。
鬼狩りたちは凄まじい勢いで鬼を倒せるようになり、私の兄も部下を殺され鬼狩りに加わり力を貸してくれた。
それから間もなく、鬼の始祖を見つけた。
出会った瞬間に、私はこの男を倒すために生まれて来たのだとわかった。
そこには、無惨と珠世の姿が。
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鬼滅の刃186話の感想
瀕死の炭治郎が見る古の記憶。
先祖の炭吉となった炭治郎は、縁壱の過去を見ます。
縁壱の耳飾りは、縁壱が耳が聞こえないと思っていた母親のお守り、”うた”という女の子と結婚し、鬼に殺され鬼狩りになりました。
無惨と対峙した時の縁壱には既に痣があり、無惨の隣には珠世がいます。
このまま炭治郎は全ての過去を知るのでしょうか。
鬼滅の刃187話のネタバレはコチラになります。
>【鬼滅の刃】187話ネタバレ!無惨は心臓が七つと脳が五つあった
(12/16更新)