約束のネバーランドのタイトルですが、誰との約束なのかとネバーランドとは何処のことなのか?
現時点では謎に包まれています。
そこで今回は、タイトルの「約束」と「ネバーランド」からタイトルの意味を考察しました。
また、映画の「アイランド」と設定が似ているので、アイランドと同じ設定だった場合のタイトルの意味も考察してみます。
約束の意味
2巻カバー下の絵には「Promised」の文字があります。

そして「Promised」は「約束の」という意味なので誰かと約束したと考えられます。
では、誰と約束をしたのか?
エマ達はハウスからの脱獄を計画しています。しかも全員での脱獄です。難易度が高くなることから、全員での脱獄は失敗、もしくは成功しても分断したり全員バラバラになる。またはノーマンやレイが犠牲になるのでは予想しています。
3巻の最後ではノーマンの出荷が決まりました。
このことからノーマンが犠牲となり、エマと生きて再会することを「約束」する。
そしてその場所が「ネバーランド」のような気もします。
ネバーランドの意味
ネバーランドとはピーターパンの話で登場する国の名前です。
ピーターパンではメインランド(人間の国)からネバーランドまでは2時間45分飛ぶことで到着します。意外と近いですよね。
ネバーランドの意味は「理想郷」、「どこにもない国」、「夢の国」などの意味として捉えられています。
このことから、子供達が目指すネバーランドは実は身近にある。つまり「外」の世界がネバーランドだったのではと予想します。そしてこの現実の世界をネバーランドにしていく、新しい国を作ろうとしているのではと。
そういった意味では先程の「約束」は、ネバーランドでの「再会」ではなくネバーランドを作る「約束」かもしれません。
映画「アイランド」に似ている?

約束のネバーランドと似た設定の映画があります。
2005年に公開された「アイランド」です。
映画アイランドのあらすじ
2019年、主人公のリンカーンは大気汚染から救い出された数百人の住人と共に、完璧に管理された閉鎖的なコミュニティで暮らしています。ここで暮らす住民の夢は地上の楽園「アイランド」へ行くことでした。
コミュニティとアイランド以外の人類は大気汚染により絶滅したと教わっていましたが、ある日リンカーンは外から入ってきた蛾を発見し、人類が大気汚染で全滅したことに疑問を抱きます。
施設内を探索したリンカーンは驚くべき事実を目にします。
このコミュニティで暮らす住人は、クライアントへ臓器提供するために生産された「クローン」で、アイランドとは地上の楽園ではなく臓器摘出の場所だったのです。
そしてリンカーンは施設からの脱出しますが、施設からはリンカーンを連れ戻そうとする追っ手が派遣されます。
リンカーンは施設から逃げ延び仲間達を助けることができるのか!?
似ている設定
ハウスとコミュニティ
約束のネバーランドとアイランドの似ているところとしては、まずハウスとコミュニティの存在。どちらも徹底した完璧な管理で、住人達は何不自由なく暮らすことができます。
外とアイランド
次に外とアイランドの関係です。
約束のネバーランドでは外の世界へ行くことを夢見るよう教育がされ、アイランドではアイランドが地上の楽園と教育されます。そして実際はどちらも地獄でした。
脱獄
約束のネバーランドでもアイランドでも脱獄することが目的となります。
クローン
こちらはあくまでも予想ですが、アイランドの設定と似ていることから、約束のネバーランドの子供達もクローンではないかと予想しています。
クローン説の考察はこちらの記事でまとめました。
アイランドと同じ設定なら
アイランドの最後は研究所にいるクローン達を救い出して終わります。
もしも約束のネバーランドがアイランドと同じ設定なら、本部で生まれる赤ん坊達の救出を約束する。または子供達でネバーランドを作る約束をする。
そしてそのために鬼達と戦う展開になるかと思われます。
まとめ
約束のネバーランドのタイトルの意味ですが、わかりそうでわからない。そんな印象があります。
今後の展開次第では意外な意味だったなんてことも考えられますね。個人的にはそちらに期待してますが。
過去にはタイトルの意味が判明するのに7年かかった漫画もあります。
なので、気長に待ちましょう^^