進撃の巨人100話のネタバレになります。
前回、99話にてヴィリーの演説が始まりました。そしてその演説を聞くエレンはライナーと再会。
演説前にヴィリーが何かに怯えていましたが、100話でヴィリーが何に怯えていたのかが判明します。
そしてヴィリーの演説からパラディ島の壁の名前の由来が明らかになります。
さらに、エレンは巨人化しヴィリー死亡!?
こんな展開になってますが、やはり進撃の巨人は面白いですね。
Contents
演説前日のヴィリーとマガト
進撃の巨人100話はヴィリーの回想シーンから始まります。
おそらく演説前日の回想と思われますが、馬車の中でマガトと打ち合わせをするヴィリー。
敵から狙われるとしたら演説の最中の可能性が高いかマガトに確認するヴィリー。
マガトは断言はできないが、その可能性が最も高いと答えます。
タイバー家は世界の上層階級と交流を深めエルディア人の地位向上に努めてきたと話すヴィリー。
そしてパラディ島の動きに目を光らせていたが、見るべきは足元だったと言います。
敵は海を渡り自分達の首元まで迫ってきており、いつ喉を切り裂かれてもおかしくないと。
最も危惧すべきはパラディ島勢力の協力者の影だが、依然その実態が掴めていない。
さらにマーレには敵が多すぎる上、軍の内部も例外ではない。
ヴィリーの話からマーレがあらゆる勢力から狙われているのがよく伝わってきます。
ヴィリーは敵を炙り出すための演説であることをマガトに伝えますが、マガトは敵を釣るにはあまりにもエサが大きいと答えます。
そして大勢の人が死ぬと言うマガトに、その大半は悪魔の末裔であるエルディア人だとヴィリー。
戦場ではマガトも同じようにエルディア人を使ってきただろうと。そして今までやってきたことをやればいいとヴィリーは言います。
マガトはこれは戦争ではないとヴィリーに伝え、敵の正体や目的、攻撃手段が不明な、さらに現場は不特定多数の群衆に囲まれている。
この状況では自分はヴィリーを守ることができないと言います。
ヴィリーはエサにしては大きすぎるとマガトは話しますが、自分が表に立たなければ世界は目を向けてくれないとヴィリー。
何より自分を含めてレベリオ収容区のエルディア人は哀れな被害者でなくてはならいと。
演説での「予期せぬ襲撃」の被害者から、自分だけ逃れていては世界を味方につけることはできないとヴィリーは言います。
その言葉にマガトはヴィリーに手を差し伸べます。
そしてエルディア人は悪魔の末裔に違いないと。同時に自分達も悪魔に違いないとマガト。
罠にかかったポルコとピーク
回想が終わりヴィリーの演説は続きます。
ヴィリー
「巨人大戦後の一族の安泰を条件にカール・フィリッツと手を組み、マーレにエルディア人を売った」
「そしてエルディア人でありながら世界から敬服され迫害とは無縁の待遇を享受した」
引用:進撃の巨人100話
その時、マガトの元に「戦士が姿を消した」と報告が入ります。
消えた戦士とはマーレの戦士であるポルコとピークのことです。
前回、ノッポの兵士の罠にかかり穴に落ちたポルコとピーク。
穴の下には藁が敷いてあり骨折しただけで済んだとピーク。二人はそのまま骨折を修復します。
戦士を拘束する穴のようで、この狭さだと巨人化できないとピークは言い、まして二人だと最悪圧死だとポルコも同じ意見です。
ポルコはノッポの兵士は何が目的だとピークに聞きますが、マーレ軍の考えなのか単独犯なのかはわからないとピークは答えます。
ただ、あのノッポの兵士をどこかで会った気がするピーク。
ピークはジークと共にパラディ島で戦っていますよね。
その時に接触した人物の可能性が高い気がしますが、本編でピークが接触しているのはエレン、リヴァイ、ジャン、ハンジ、コニーだと思うのですが、エレンは別としてリヴァイかジャンかハンジかコニー。
この中で一番身長が高いのがジャンで175cmです。
175cmではノッポとまでいきませんが、当時は確か15歳だったと思うのでそこから成長した!?
あとはジャンはエレンの影武者に変装したりと、変装が得意な気がするのでノッポの兵士はジャンではないかと予想します。
戦鎚の巨人は誰だ!?
演説を続けるヴィリーは舞台袖の一族を見ます。
この中に戦鎚の巨人がいると思われますが、ヴィリーは心の声で語りかけます。
ヴィリー(心の声)
(そこで見ててくれ・・・)
(これがお前を犠牲にした・・・俺のけじめだ)
引用:進撃の巨人100話
この犠牲とは戦鎚の巨人のことを言っていると思われます。
そしてヴィリーは自分をエサに敵を炙り出す。前日のマガトとの打ち合わせでヴィリーに死ぬ覚悟ができている描写がありました。
ヴィリーが演説前に何かに怯えていたのはまさに死地に向かう心境だったからなのでしょう。
壁の名前が判明
ヴィリーの演説でパラディ島の壁の名前
- ウォール・マリア
- ウォール・ローゼ
- ウォール・シーナ
三重の壁が始祖ユミルの三人の娘の名を借りたものだと明かされます。
この壁はカール・フリッツの盾であり矛でもあるとヴィリーは話します。
幾千万もの超大型巨人で造られた三重の壁。
パラディ島の脅威とはこの超大型巨人による襲撃「地鳴らし」だとヴィリーは言います。
始祖の巨人を行使できるのは王家の血筋のみですが、王家は「不戦の契り」により始祖の巨人の力を武力行使できない。
ところが、王家の血筋との関係は定かではないが、始祖の巨人の能力を発動させるものが現れた。
それが現在、始祖の巨人を身に宿すエレン・イェーガーの危惧だとヴィリーは訴えます。
エレンの仲間とは!?
世界の敵扱いされているエレンは左足を修復します。
ファルコはヴィリーの演説を聞きながらエレンに「騙した」と言います。
エレンの言葉に励まされて、尊敬していたのに、ずっと騙していたと。
ファルコの「ずっと騙していた」に胸が痛そうなライナー。
エレンはファルコに「悪いな」と謝り、お前には助けられたと伝えます。
ファルコは手紙のことを思い出します。
家族に送ると言っていたあの手紙は誰に送ったのかとエレンに聞きます。
エレンは家族宛の手紙ではないが仲間には届いたと答えます。
エレンの家族といえばジークしか残っていないので、てっきりジーク宛の手紙かと思いましたが違うようです。
となるとリヴァイやアルミン、ミカサ達の可能性が高いですね。
個人的にはジークは既に仲間になっており、やはりジーク宛の手紙なのでは!?と思ってますが、普通に考えるとリヴァイ達なのかな。
ライナーの告白
ヴィリーの演説は続きます。
ヴィリー
「先の戦争では巨人の力を上回る兵器が台頭してきましたが、幾千万もの「超大型巨人」の進行を阻止する兵器は今後も到底現れません」
「一度「地鳴らし」が発動されてしまえば、我々にできることはもうありません」
「我々人類はただ、やがて聞こえてくる終末の足音に震えただ逃げ惑うのみ」
引用:進撃の巨人100話
この脅威を阻止できるとすれば今しかないと力説するヴィリー。
ヴィリーの言う通り自分は悪者だとエレンは言います。
しかし自分にもライナー達が悪者に見えたと語ります。
壁が破られ自分の故郷は巨人に蹂躙された。
さらに目の前で母親が巨人に食われた。
何もしていない人達がなぜあんな目にあい、大勢の人が食い殺されてしまったのか。
エレンはライナーに尋ねます。
エレン
「なぜだ?ライナー」
「何で母さんはあの日、巨人に食われた?」
引用:進撃の巨人100話
その理由は自分達があの日壁を破壊したからだと答えるライナー。
エレンはなぜ壁を破壊したのか聞きます。
任務に従い、混乱に乗じて壁内に侵入し壁の王の出方を窺うためと答えるライナー。
任務の内容を聞くエレン。
始祖を奪還し世界を救うのが目的だったと答えるライナー。
世界を救うためだったら仕方ないかとエレンは言います。
ライナーはエレンの言葉を思い出します。
「お前らができるだけ苦しんで死ぬように努力する」
そのために来たのだろうとエレンに聞くライナーですが、エレンは覚えていないそぶりを見せ忘れてくれと言います。
海の向こう側にある全てが敵に見えたエレンですが、海を渡って敵と同じ屋根の下で同じ飯を食ったエレン。
ライナーと同じだと言います。
海の外も壁の中も同じたとエレン。
ライナー達は食べの中にいる人間は自分達とは違うと「悪魔」だと教えられた。
マーレのエルディア人や世界を脅かす悪魔が壁の中の人間達だと。
まだ何も知らない子供が、何も知らない大人から教え込まれた。
子供だったライナーがその歴史と環境を相手に何ができたとエレンは言います。
そしてライナーに「苦しかっただろ?」と聞くエレン。
今の自分にはそれがわかるとエレンは言いますが「違う」とライナー。
ライナーはマルセルが食われ、アニとベルトルトは作戦を中止して引き返そうとしたが、自分は二人を無理矢理説得して作戦を続行させた。
それは保身もあるが、自分が「英雄」になりたかったからだと告白するライナー。
さらにエレン達に兄貴面して気取っていたのも誰かに尊敬されたかったからだと。
時代や環境ではなく全て自分が悪いとライナーは言います。
そしてエレンに「自分を殺してくれ」「もう消えたい」と訴えるライナー。
ヴィリー死亡!?
ヴィリーの演説はクライマックスを迎えます。
ヴィリー
「どうか・・・一緒に未来を生きてほしい!!」
引用:進撃の巨人100話
涙を流す聴衆、立ち上がって拍手を送る聴衆。
ヴィリー
「パラディ島の悪魔と!!共に戦ってほしい!!」
引用:進撃の巨人100話
ほぼ全員がスタンディングオべレーションのようです。
場面はエレンとライナーに戻ります。
ライナーに手を差し伸べるエレン。
エレン
「やっぱりオレは・・・お前と同じだ」
引用:進撃の巨人100話
そして自分は生まれた時からこうなんだとエレンは言い
エレン
「オレは進み続ける」
引用:進撃の巨人100話
敵を駆逐するまで
ヴィリーの演説は最後の迎えようとしています。
ヴィリー
「パラディ島、敵勢力へ!!」
「宣戦布告を!!」
引用:進撃の巨人100話
ヴィリーの頭上から巨人化したエレンが現れ
壇上を崩しながらヴィリーを捕えるエレン
その手には握り潰されたヴィリーの姿が
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まとめ
ヴィリーの宣戦布告と同時にエレンが宣戦布告をする形となりました。
そして久しぶりにエレンの「駆逐」を聞きました。
やはりパラディ島勢力が動き出すとワクワクします。
最近はマーレ側の話が多かったのですが、やっぱり進撃の巨人はエレン中心の方が面白いですね。
今後の展開がますます楽しみです。
進撃の巨人101話のネタバレはこちらになります。