ボルト11話で登場した大名の子供、テントウですが、見るからに生意気そうな坊ちゃんって感じでした。
そんなテントウの護衛という名の「子守」をすることになったボルト。
ボルトもテントウとはうまくやれない確信があると言っていましたが、木ノ葉丸に言われ渋々受けることに。
いよいよ護衛初日のボルトはテントウとうまくやれるのか。
ハーレムの術に興味なし!?
テントウがいるホテルに到着したボルト。
テントウは早速ボルトに影分身を見せて欲しいと言います。テントウの要望に応えるボルト。

初めて見る影分身に興奮するテントウですが、今の火影は千人以上になると言われるが、それに比べるとショボイと。
イラッとするボルト
ボルト心の声
(この任務・・・想像以上にキッツいかも・・・)
次は変化の術を見たいと言いうテントウに、ボルトは「お色気の術」を見せてテントウを驚かせようとします。

口を開けて驚くテントウ。
さらにボルトはハーレムの術で畳み掛けます。

ボルト心の声
(どーだガキんちょ!ビビって声も出ねーか!)
ボルト大人気ないw
ていうかお前もガキだろww
大声で笑い出すテントウ。

どうせなら「清純派」が良かったとテントウは言います。「セクシー系」はしょっちゅう家に出入りするから見慣れていると。
お、大人だ!!
そしてどんな家だよw
ボクに忍術を教えて
ボルトはテントウに「絶対友達いないタイプだろ!!」と怒りますが、「ボルトは友達じゃないの?」と意外そうな顔をします。
ボルトはテントウに相当おめだてたい頭をしていると言いますが、「ちょうど同い年くらいの忍者の友達が欲しかった」とボルトの話を全く聞いていないテントウ。

テントウは友達と一緒に「ゲキマ」をやってみたかったと、自分のコレクションを見せます。R(レア)以上をまとめたファイルに驚くボルト。そして自分が狙っている超激レアカードを見つけます。
テントウがなぜこれほどレアカードを集められるのか?
それは、自分の誕生日に父親から何でも購入できるギザ・ブラックカードを貰ったからです。

このカードを使って箱買いどころか、店買いもでると。そしてボルトに欲しいカードをあげるので、その代わり忍術を教えて欲しいと言います。
カードを集めているうちに、本物の忍者に興味を持ったと言うテントウに、ボルトは忍術を教えることを了承します。
ただしカードはいらない。本当に欲しいものはどんなに大変でも自力で手に入れると言います。

そしてテントウに忍術を教えるのも「護身」のためだと伝えます。
忍者になりたい
早速、手裏剣を的に当てる修行が始まります。
途中で弱音を上げるなよと言うボルトに、力強く「いよっしゃ!」と返事をしていたテントウですが

はや!弱音上げるのはや!!
ボルトが手本を見せ見事に真ん中に命中させます。手裏剣のコツは「投げる」のではなく、「打つ」感じだと話しますが、やる気を無くしているテントウ。
そんなテントウに、なぜ忍者になりたいのかを聞くボルト。
テントウの父親(大名)はいつも忍者(仕事)のことを考えている。そして忍者は信用できる人達だと話していたと。
自分もカードになるくらいのすごい忍者になれば、今よりも少しは自分のことを見てくれるのではテントウは言います。

その言葉にかつての自分を思い出すボルト。
テントウさえやる気があるのなら、自分はとことん付き合うと言います。そしてその言葉にやる気を出すテントウ。
ブラックカードでも買えない何か
テントウを探す執事のヤマオカは、手裏剣を投げているテントウを見つけます。
的に当たるようになったことを嬉しそうに話すテントウですが、ヤマオカはボルトに依頼したのは「護衛のみ」で、勝手なことをされては困ると言います。

テントウは自分が頼んだことなので、ボルトを責めないでくれと言いますが、ヤマオカはどのような理由にせよ、火ノ国大名の後継者には必要ないとやめさせます。
もっとやりたがるテントウを見てボルトは言います。
ボルト
「オヤジの金でレアカードを当てるよりもさ・・・自分の力で的に手裏剣当てる方が今は楽しいんだよ」
ヤマオカを見つめるテントウに、ボルトが滞在している期間だけならと許可します。
その後なんども手裏剣を投げ続け、遂に的の真ん中に当たりボルトに抱きついて喜ぶテントウ。

テントウは、「やっと当たったけど、ずっと練習し続けないとまた当たらなくなるよね?」とボルトに聞きます。
ボルトは答えます。
続けないと体はすぐに忘れる。続けたとしてもいつでもうまくいくとは限らない。だけど、それでも続けていれば、”何か”にはなるんじゃないかと。
その言葉にボロボロになった自分の手を見るテントウ。

ボルト
「ブラックカードでも買えねぇ”何か”にさ!」
休憩するボルトとテントウ。
ヤマオカが頭領!?
休憩中に「ゲキマ」を楽しむボルトとテントウ。
ボルトはテントウが七代目火影のカードを持っていないのを思い出し、手裏剣を当てた記念にと自分の七代目火影のカードをあげます。
そしてテントウに、自分も同じように父親に見てもらいたかったと語ります。

とにかく構って欲しくて、色々バカやって忍者失格にもなったが、皆が許してくれたおかげでどうにか忍者をやれていると。
今の自分はこんなんだが、いつか火影を支える、すごい忍者になりたいと自身の夢を話します。

「スゲームズいけどな!」と笑い出すボルトに、つられて笑うテントウはボルトの魅力に惹かれていきます。
そして別れの日。
また会える?と不安そうに聞くテントウに
ボルト
「分かりきった事聞いてンじゃねェーよ!友達に向かってよォ!」
泣きながらボルトに抱きつくテントウ。

二人の様子をホテルの窓から見ている黒スーツの男。
無線のようなもので、テントウの護衛が退場すると報告します。報告先の相手は「今夜決行しろ」と指示を出します。
黒スーツは「顔は手に入れたのか?」と聞きますが、相手は「少々時間をムダにされたが、計画そのものに支障はない」と答えます。そして「大名は俺たち狢(ムジナ)の要求を飲むしかない」と続けます。
その言葉に黒スーツは頼りにしてるぜ”頭領(おかしら)”と言います。そして黒スーツの報告先の相手は、執事のヤマオカでした。

まとめ
世間知らずの坊ちゃんなテントウですが、思いの外いい奴でしたw
きっと友達がいなかったのでしょうね。この短い日数で、あんなにボルトを好きになるとは思いませんでした。
もちろん、ボルトが成長したのもあるでしょうし、過去の自分と被るテントウの気持ちがよくわかったからだと思います。
そういえばボルトも最初の頃は坊ちゃん気質がありましたよね。愛情に飢えた坊ちゃんって感じでした。
「力」を持っていただけにタチが悪かったです。
ただ、ボルトにはサラダやミツキ、忍者学校の仲間がいたけど、テントウにはヤマオカしかいなかったと思うので、ボルトの存在は嬉しかったのでしょうね。
そんなヤマオカも頭領だった事実が判明しました。
そして黒スーツが話していた「顔」と「計画」とはなんなのか。
次回の展開が楽しみです。