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【進撃の巨人】133話ネタバレ
進撃の巨人133話のネタバレになります。
キース、マガトに続きハンジも死亡。
ハンジから15代調査兵団団長に任命されたアルミンは、エレンとの「話し合い」を希望しますが・・・。
前回の進撃の巨人132話のネタバレはコチラになります。
>【進撃の巨人】132話ネタバレ!ハンジ死亡でアルミンが団長に
エレンを止める最終手段
飛行艇の燃料が半分しかないことを心配するアルミン。
オニャンコポンは飛行艇を操縦しながら言います。
「半分しか入れることができなかった・・・」
「スラトア要塞まで保つかな・・・」とアルミンは聞き、「絶対に辿り着いてみせる」と答えるオニャンコポン。
オニャンコポンは決意を込めて言います。
「ハンジさんが紡いでくれたこの飛行艇・・・最後の望み」
「俺が必ず基地まで届けてみせる!必ずだ!」
「だから・・・必ず地鳴らしを止めてくれ、何としてでも・・・」
アルミンは、「・・・あぁ」と力なく返事し、皆と作戦会議をはじめます。
リヴァイとピークが見た「始祖の巨人」の姿を描くアルミン。
リヴァイは言います。
「要はバカでかい骨の塊が動いてる・・・虫みてぇにな」
通常は頭部のうなじに本体がありますが、戦槌の巨人の方法があるため絶対とは言い切れず、エレンがどこにいるのかわからない状況。
それでもピークは、「どこにいるかわからなくても、まとめて吹き飛ばすことはできる」と言い、レベリオ軍港を破壊したアルミンの超大型巨人なら可能だと提案します。
アルミンは、「確かに・・・それが一番有効なやり方だ」と同意しますが、「でもそれはエレンとの対話を尽くしてから・・・他にエレンを止める術が無い時の最終手段だ」と言います。
ジークを殺せば「地鳴らし」は止まる!?
アルミンから最終手段と聞いたリヴァイは、「最終手段があるに越したことはないが・・・」と前置きした上で言います。
「エレンはジークを介して始祖の巨人を支配してんだろ?」
「先にジークを殺しちまえば地鳴らしは止まるんじゃないのか?」
「確かに・・・そうかもしれません・・・」と、驚いたような表情で答えるアルミン。
リヴァイは続けます。
「確証は無いが、ハンジはそう予想した」
ピークは、「それもジークの位置がわからないんじゃ・・・」と言いますが、「探すしかねぇだろ、あの骨の中から獣のクソ野郎を・・・」とリヴァイ。
さらにリヴァイは言います。
「ジークは俺が仕留める」
「力を・・・貸してくれ」
ジャンは答えます。
「もちろんです・・・この飛行艇を飛ばすために仲間を大勢殺しました・・・あれを・・・無意味な殺戮にするわけにはいきません・・・」
「すべては・・・地鳴らしを止めるため、俺は何だってやります」
ジャンの話を聞きながらコニーも言います。
「俺は・・・サムエルとダズを撃ち殺して・・・知ってる顔をめちゃくちゃに斬り刻んだ・・・」
「裏切り者って言われながら・・・世界を救うためだって言い聞かせて・・・」
コニーはライナーに聞きます。
「なぁライナー、お前も・・・ベルトルトも・・・アニも・・・辛かったよな」
ライナーは答えます。
「もう・・・贖うこともできない罪だ・・・残りの人類を救ったって・・・一生自分を許すことはないだろう」
ライナーの言葉を聞いたコニーは、目を閉じ、顔を伏せて苦悶の表情をしますが、ライナーはコニーの肩に手を置き言います。
「だから・・・まぁ・・・せめて、残りの人類を救おうぜ・・・」
エレンは誰かが止めてくれるのを望んでる!?
ライナーに同意するジャン。
「そうだ、俺達は同じだ・・・ライナー」
「お前を責める資格なんて無かったんだ・・・俺は・・・人を救うため人殺しになった・・・」
ライナーは答えます。
「あぁ・・・リベリオ襲撃の夜に・・・エレンに同じことを言われた」
ライナーは自分の考えを伝えます。
「俺は・・・エレンの考えてることが少しわかる気がする・・・エレンは・・・俺達に止めて欲しいんじゃないのか?」
それを聞いたアルミンは言います。
「ずっと・・・疑問に思ってた・・・エレンは・・・すべての巨人とエルディア人に影響を与えることができる」
「なのに僕らは変わりなく巨人の力を使えるままだ」
ピークは聞きます。
「エレンは意図的に我々を放任してるってこと?」
答えるアルミン。
「そう・・・自由にやらせてる」
「まるで・・・僕達がどうするのかを試すみたいに」
ライナーは言います。
「あいつだって・・・辛いはずなんだ・・・人類虐殺なんてとても・・・考えられることじゃない・・・」
「俺だったら・・・もう・・・始祖の力を誰かに任せてしまいたい、それができなければ・・・終わりにしてほしい・・・誰かに・・・」
次の瞬間、皆の意識はユミルがいる場所へ行きます。
自由のために進み続けるエレン
突然のことに驚く一堂。
「またかよ・・・」
「・・・これは」
リヴァイは言います。
「何だ・・・聞いてやがったのか?」
アルミンは叫びます。
「エレン!聞いてくれ!」
「もう十分だ!きっと・・・これから何百年先、誰もパラディ島に手を出せない!それほどの恐怖と破壊の限りが尽くされた!」
「今なら不可侵条約を結んで終わりにできる!これ以上、誰も殺さなくていい!島はもう大丈夫だ!」
エレンからの返答が無いことに、アルミンは再び叫びます。
「僕達が悪かった!エレンをここまで追い込んだのは僕らだ・・・!」
ジャンも叫びます。
「エレン!あとは俺達で何とかするから!もう・・・俺達のために虐殺なんてやらなくていい!」
コニーはサシャのことを思い出し叫びます。
「あぁ・・・そうだ!エレン!サシャのことでお前を憎んだけど・・・本当はお前だって悲しかったんだよな!?」
「なのに・・・ちっともお前の立場になろうともしなかった!」
ミカサも口を開きます。
「エレン・・・私は・・・あなたの罪を一緒に背負いたい、あなたと同じ罪が・・・私達にもある」
「だからもう・・・私達を遠ざけないで・・・」
「だから・・・お願い・・・帰ってきて・・・」
皆はエレンの声を聞きます。
(地鳴らしは止まらない、パラディ島の未来を運に任せて放棄することもない、オレは進み続ける)
リヴァイはエレンがいることに気づき、指を指して皆に伝えます。
エレンの方へ駆け寄るミカサ、アルミン、コニー、ジャン。
四人はエレンが子供の姿であることに驚きます。
走りながら四人は叫びます。
「なぜダメなんだエレン!?俺らが信用できねぇってのか!?」
「どうして僕らが巨人の力を使えるままにしたんだ!?ここならいくらでも話せるだろ!?」
「話してくれよ!僕らはずっと一緒だ!もうこれ以上、遠くへ行かないでよ!」
エレンは答えます。
(オレは自由を手に入れるため、世界から自由を奪う)
(だが、お前らからは何も奪わない、お前達は自由だ)
(お前らが世界の自由を守るのも自由、オレが進み続けるのも自由)
(互いに曲げられぬ信念がある限り、オレ達は衝突する)
エレンの隣にはユミルの姿が。
エレンは続けて言います。
(オレ達がやることはただ一つ)
(戦え)
アルミンは聞きます。
「じゃあ・・・何で・・・僕らをここに呼んだんだよ」
エレンは答えます。
(話し合いは必要無いと話すため)
(オレを止めたいのならオレの息の根を止めてみろ)
(お前らは自由だ)
皆の意識が戻ります。
「どうやら・・・オレの予想は当たったようだ・・・」とライナーは言い、「どうしても・・・ダメなのか・・?」とジャン。
リヴァイはアルミンに聞きます。
「交渉の望みは潰えたらしい・・・どうする?団長」
巨人が空を飛ぶ!?
船のデッキで会話をするアニとキヨミ・アズマビト。
「これからどこへ?」と聞くアニに、キヨミは答えます。
「これから数日をかけてヒィズル国に・・・ミカサ様一行が地鳴らしを喰い止めると信じています」
「ですが・・・すでに国としては立ち行かない状況にあるでしょう」
キヨミは後悔しながら言います。
「ジークとエレンを結びつけたのは私です・・・この大殺戮を招いた罪を贖う術など存在し得ないでしょう・・・」
アニは、「じゃあ・・・もし・・・またやり直せるなら、エルディア人に干渉せず・・・パラディ島を見殺しににする?」と聞き、「時が遡ることはありません」と前置きした上でキヨミは答えます。
「ですが、後悔が絶えることはありません、エルディア人の生きる道を・・・私はすべて尽くして模索したとは言えません・・・」
「一族の利益と家名を守ることを何よりの務めとしてまいりました」
キヨミは涙をこらえ、振るえながら言います。
「どうして・・・失う前にき気付けないものでしょうか」
「ただ・・・損も得もなく、他者を尊ぶ気持ちに・・・」
アニはこれまでのことを思い出します。
父親のこと、ライナーやピーク達のこと、調査兵団のこと、そしてアルミンのこと。
目を閉じ、静かにアニは言います。
「・・・でも」
「もう・・・遅い」
アニの隣に来たファルコとガビ。
ファルコは夢を見たことをアニに伝え、「ガリアードの?」と聞くアニ。
ファルコは、「ジークさんの夢、イヤ・・・記憶です」と答えます。
ガビは巨人のことを聞きます。
「確か、女型の巨人は他の巨人の一部を取り入れることで、他の巨人の能力が発現するんでしたよね?」
アニは、「まぁ・・・女型は特に発現しやすいから色々飲まされたけど」と答え、二人は「やっぱりだ!」と喜びます。
「ジークの記憶を見たって言った?」と聞くアニに、ファルコとガビは答えます。
「僕はジークさんの脊髄液で巨人になりました」
「だから獣の巨人の特徴が発現してるみたいなんです」
「それで?」と聞くアニに、ファルコは自分が見た記憶を伝えます。
「一番よく見る記憶は・・・雲の上を飛んでいた記憶です・・・」
「そして・・・それが僕にもできる・・・そんな感じがするんです・・・」
「どういうことですか?」と聞くキヨミに、ファルコは言います。
「つまり、過去に羽の生えた獣の巨人がいたんです!」
ガビはファルコの巨人の姿を思い出しながら言います。
「だって・・・あんたの巨人、何か鳥っぽかったもん!ガリアードさんの顎(アギト)と全然ちがってた!」
ファルコとガビは真剣な表情で言います。
「だから・・・オレ達」
「行ってきます」
アニは二人の真剣な表情を見ながら、少し考えてから慌てて言います。
「ここで巨人化するっての!?」
「船が耐えられなかったら沈没してここで全員死ぬだけでしょ!?」
「何より!まったく巨人の力を制御できなかったあんたが、何でそんなことできると思うの!?」
「もう!失ったものは戻ってこない!もう遅い!」
叫ぶアニを止めるよういキヨミは言います。
「レオンハートさん」
「船が沈んでもかまいません」
「これ以上・・・後悔を増やすことになるくらいなら」
空からの爆撃で「地鳴らし」を止める!?
列車を運転するマーレ人。
後ろには運転手に銃口を向けるエルディア人が。
列車はスラトア要塞へ向かっており、エルディア人は運転手のマーレ人に聞きます。
「本当に飛行船はあるのか?」
運転手は答えます。
「さぁな・・・あの岩山の上まで登らなきゃわからないが・・・本当に・・・飛行船を奪って逃げられると思ってるのか?お前らエルディア人が・・・」
エルディア人は銃を向けながら言います。
「口に気をつけろよマーレ人」
「お前がまだ踏み潰されていないのは誰のおかげだ?」
「飛行船がダメならお前の家族も地鳴らしで死ぬ、お前が裏切っても撃たれて死ぬ、家族全員で生き残る道はこれしかない」
「望みが低かろうと関係ない、必ず生き残るぞ」
列車には多くのエルディア人が乗っており、ライナーの母親や親族、ピークの父親の姿も。
その時、乗客たちは飛行船が飛び立っているのに気づきます。
銃を持ったエルディア人は、「急げ!一機でも残っていればいい!」と言い、運転手を急がせます。
さらに乗客たちは煙に気づき、土煙の中から無数の巨人と始祖の巨人の姿を見ます。
「地鳴らしだ・・・ついに・・・追いつかれた」と、絶望の表情をする乗客たち。
列車の運転手は、飛行船が巨人に向かって行くのに気づき叫びます。
「助かるかもしれねぇ・・・」
「爆撃だよ!巨人の手が届かねぇ空から吹っ飛ばすんだ!」
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※本ページの情報は2020年10月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
進撃の巨人133話の感想
思ったよりも早く、エレンとの「話し合い」の場が持たれましたが、交渉は見事に決裂。
最後まで”自由”を主張し続けるエレン。
アルミンは最終手段を行使するのでしょうか。
巨人になったばかりのファルコは、空を飛べる気がすると言います。
確かに、ジークの脊髄液で巨人になったので、獣の巨人の特徴が発現している可能性はありますが・・・本当に空を飛ぶことができるのか気になるところです。
そして、人類は空からの爆撃で地鳴らしを止めようとします。
果たしてエレンがどのような応戦をするのかも次回の見どころですね。
進撃の巨人134話のネタバレはコチラになります。