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【炎炎ノ消防隊】226話ネタバレ
炎炎ノ消防隊226話のネタバレになります。
前回に続き、今回も紅丸と火鉢(ひばち)の過去編になります。
火鉢はコンロに、「この浅草を仕切るってのは、とんだ大馬鹿野郎しか務まらねぇのよ」と言いますが・・・。
前回の炎炎ノ消防隊225話のネタバレはコチラになります。
>【炎炎ノ消防隊】225話ネタバレ!先代浅草火消し棟梁も大馬鹿野郎!?
消防官と浅草火消しの違い
火鉢(ひばち)はコンロに言います。
「聖陽教(せいようきょう)の消防官と浅草の火消しは違う」
「聖陽教の消防官は太陽神の加護の元、”焔(ほむら)ビト”の命を奪っている、要は神様がケツを持ってくれんだよ」
「だが俺たち火消しは自分の手で命を奪う、もちろん神様の後ろ盾なんてありゃしねぇ、その責任は他でもなく俺たち自身のモンだ、奪った生を・・・死を背負っていくんだ」
「そんなの・・・大馬鹿野郎にしかできねぇだろう?」
コンロは、「紅は・・・」と、紅丸のことを聞き、火鉢は答えます。
「ああ・・・あいつなりにわかってんのさ、その覚悟を背負ってく重みをよ、だからこそ、その覚悟がねぇ紅丸は」と言ったところで、コンロは、「”日輪(にちりん)”が撃てねぇ」と言います。
更に話を続ける火鉢。
「俺が生涯愛する女は一人だけ・・・あいつが逝っちまってガキを残せなかったからな・・・野良犬の紅丸に跡継ぎを押し付けてやんだよ」
それを聞いたコンロは、「紅丸はとんでもねぇ野良犬でさぁ・・・」と言い、火鉢は、「コンロの言う通り、化け物にする訳にはいかねぇな・・・」言います。
しかしコンロは、「紅は、自分を本当にただの大馬鹿だと思ってますぜ」と言い、火鉢は、「そう思うなら、そう思わせとけ、自分で気づくしかねぇんだ」と答え、さらに「このこと、絶対に言うんじゃねぇぞ」と言います。
「”日輪(にちりん)”が撃てたあかつきには、俺が言ってやる」と言う火鉢に、笑顔で「へい」と答えるコンロ。
浅草火消しが代々鎮魂してきた”焔ビト”の数
浅草に”焔ビト”が現れ、出動する浅草の火消し達。
「燃えたのは節(せつ)ちゃんだ」と聞いた火鉢(ひばち)は、「わかった退がってろ」と言います。
“焔ビト”の息子(少年)は、火鉢の袖を掴みながら言います。
「ダメだ!待ってくれ!」
「母ちゃんは何も悪いことしてねぇ!殺さないでくれよ!」
「どうか母ちゃんを見逃してやってくれ!」
火鉢は、「すまねぇな・・・そいつは無理だ」と答えますが、引き下がらない少年。
「頼むよ!母ちゃんは女手一つで俺を育ててくれたんだ!俺も大きくなってやっと孝行(こうこう)できんだよっ!許してやってくれよ!」
涙ながらに訴える少年ですが、火鉢は少年を後ろへ退げ、紅丸が少年を掴みます。
少年は紅丸に、「放せ!紅丸!お前ならわかるだろ!俺もお前みたいな野良犬にする気か!?」と言いますが、「しょうがねぇんだ」と紅丸は言います。
“焔ビト”を鎮魂する火鉢。
それを見た少年は怒りの表情で火鉢を睨みます。
火鉢は縁側に座りながら紅丸に聞きます。
「9568人だ、何の数か知ってんな紅丸」
紅丸は、「へい」と答え、「浅草火消しが代々鎮魂してきた”焔ビト”の数だ」と火鉢は言います。
さらに火鉢は、「9568人殺した、そして今日、9569人目を殺したわけだ」と言い、無言の紅丸。
火鉢は紅丸に言います。
「俺は278人の命を奪った責任を背負い、これからも殺し続けてくんだ、浅草は俺の町・・・だがいつまでも続くわけじゃねぇ」
「紅丸、いつまで逃げてんだ、覚悟を決めろ!人の死を背負ってく覚悟をよ、それが浅草の火消しってもんだ」
そして火鉢は、「出てけ紅丸」と言います。
「日輪(にちりん)を背負う覚悟ができるまで帰ってくるんじゃねぇ」
火鉢(ひばち)の最期は・・・
屋根の上で考える紅丸。
(死を背負っていく、一人の男が日輪(にちりん)を背負う、一人の男が神様の真似事なんておこがましいこと極まりねぇ)
(浅草に神はいない、生きてる野郎も死んだ野郎も、火消しの頭が一人で命を預かる)
“居合手刀”
壱ノ型「火月(かげつ)」
弐ノ型「月光(げっこう)」
参ノ型「曙(あけぼの)」
四ノ型「赤日(せきじつ)」
伍ノ型「仄日(そくじつ)」
陸ノ型「倒景(とうけい)」
七ノ型「日輪(にちりん)」
紅丸は火鉢の言葉を思い出します。
(俺が浅草の火消しの頭である限り、浅草は俺の町だ)
(太陽を背負って、奪った命の悲しみも怒りも恨みも、変化する太陽の姿のように色々な感情を、いつまでもおいぼれジジイに担がせるには重すぎる荷物だ)
浅草の町を一望しながら、町の方へ手を伸ばし、拳を握り決意する紅丸。
(誰が逃げてるってクソジジイ、覚悟ならあんだよ、浅草の火消しに拾われて以来、浅草は俺の町だ)
外を歩きながら火鉢(ひばち)は呟きます。
「やっと覚悟が決まったようだな」
「俺としたことが、語りすぎちまったか・・・大馬鹿野郎が・・・」
その時、火鉢の背後から何者かが走り寄ってきます。
そのまま火鉢の背中に刃物を突き刺す人物、それは火鉢が鎮魂した、”焔ビト”節子の息子でした。
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炎炎ノ消防隊226話の感想
消防官と浅草火消しの違い、それは、消防官には神様の後ろ盾がありますが、浅草の火消しは全ての責任を自身が背負うというものでした。
そしてその言葉の意味は重く、火鉢は節子の息子に背後から刺されます。
家族を消防官が鎮魂した場合、神様という存在があるため、感謝をされたりもしますが、浅草火消しの場合は、今回の少年のように身内を殺されたと恨まれる可能性もある。
さらに消防官にはシスターの祈りもあり、”焔ビト”の身内、鎮魂する消防官、どちらも”納得”ができますが、浅草火消しは、やはり火消しの棟梁が全てを背負います。
今回の話は色々と考えさせられる内容でしたね。
覚悟を決めた紅丸でしたが、この結果に何を思うのか!?
炎炎ノ消防隊227話のネタバレはコチラになります。
(7/15更新)