約束のネバーランド47話で、ソンジュの口から世界の歴史が語られます。
そして現在の西暦も判明します。西暦に関してはエマ達が予想していた通りですが、ソンジュから聞いた世界の状況と歴史に関しては、二人とも驚きを隠せませんでした。
そして管理人も驚きを隠せませんでしたw
今回はソンジュの話から始まりの約束と世界の状況、歴史を紹介していきます。
今は2046年でここは地球
30年で何があったのかと聞く二人に、ソンジュは30年がどこからきた数字かはわからないが、この世界は昔からずっとこのままだと言います。
レイは外の世界の生態系があまりにも本で読んだ世界と違うことに、今は2046ではなく、ここも地球ではないのではと予想します。
しかしソンジュは今は2046年でここは地球だとレイに伝えます。
始まりの約束
ソンジュはこの世界の歴史を語り始めます。
昔の鬼は農園を経営せず、世界中にいる数多の人間を飼って食べていましたが、やがて人間は武装し鬼に反逆するようになりました。
多くの鬼を狩る人間達、鬼もまた人間を憎しみ両者の争いは激しさを増すなか、ある日、人間側から一つの提案が出されます。
その提案とは
- 人間は鬼を狩らない
- 鬼も人間を狩らない
つまり、お互い世界を棲み分けるというものでした。
はるか昔に鬼と人間が結んだ約束。これが全ての始まりの【約束】だとソンジュは言います。
鬼側の世界
始まりの約束により、鬼側の世界と人間側の世界、2つの世界に切り分けられ2つの世界は断絶します。
そして今、エマ達がいる世界は鬼側の世界でした。
エマ達の祖先は世界が断絶するときに、鬼側の世界に置いていかれた土産であることが判明します。
鬼達は始まりの約束を守り人間を狩らないが、土産であるエマ達の祖先を養殖、管理し続けている。その養殖機関が「農園」です。
そして最初の約束から1000年、世界の姿はほぼ変わらないとソンジュは話します。
絶望的な表情になるエマと驚きを隠せないレイ。
30年どころの話ではありませんでした。ここが鬼側の世界なら人間が住める場所はどこにもありません。絶望的な状況にも関わらず喜ぶエマとレイ。
エマ
「人間の世界が別にある。鬼がいない世界が他にあるんだよ!」
レイ
「ああ!これで思う存分フィル達を迎えに戻れる!」
喜びあう二人にソンジュは申し訳なさそうに口を開きます。
人間の世界と鬼の世界は完全に閉ざされていて、2度と行き来できないよう最初の約束で取り決められたと。
それでも「大丈夫、見つけるから」と、力強く答えるエマ。
ソンジュのもとを後にして洞窟を歩くエマとレイ。二人には2つの世界を行き来できる確信がありました。
それは、農園にあったおもちゃや絵本です。あれらが全て鬼が作った「偽の人間文化」であるなら、なぜ旧型の中古品ばかり贈られてきたのか。
そしてミネルヴァのメッセージが込められた「ウーゴ冒険記」を、鬼達が作るはずがない。つまり、あれらは人間が人間の世界で作ったものだと。
この閉ざされた2つの世界を行き来している張本人こそ、ミネルヴァだと確信します。
再び脱獄を決意
ミネルヴァに会いに行く。当初の目的が間違っていなかったとエマとレイ。
レイはこれまで、生き抜く方法を様々考えてきました。
- 上手く身を隠すことはできるのか
- 鬼を殲滅させるしかないのか
- 生きる術はないのではないか
しかし、全く別方法があることに気がつきます。
レイ
「脱獄だ」
「抜け出そうみんなで、鬼(こ)の世界から」
まとめ
最終的には脱獄に行き着きましたね。
鬼を殲滅と聞いて、進撃の巨人の「駆逐」を思い出しましたw
そういう漫画ではないんですね^^
まさか世界が2つとは思いませんでしたが、やはり農園の子供達は養殖されていましたね。養殖された子供達は見た目はどうなるのでしょう?エマ達の祖先も全く同じ外見をしているのでしょうか?
そうするとますますクローン説の有力になってきますね。