サスケとサクラの娘であるサラダ。
サラダは自分の親は誰なのか疑問を抱きますが、その答えがナルト外伝に描かれています。そして外伝ではサラダが写輪眼を開眼し、さらにはメガネが誰から贈られたものなかが判明します。
ここからはナルト外伝「七代目火影と緋色の花つ月」のネタバレになります。
はっきり言って涙なしには読めません!!
サラダは親は誰?
サラダがものごころついた時には、サスケは任務で旅に出ていたため父親の記憶がありません。
自分の出生記録を調べても、木の葉のどこの病院にも記録がなく、サクラの先輩でもあるシズネに、自分を誰が取り上げて誰が立ち会ったのかを聞いても答えてもらえない。
自分の親は誰なのか疑問を抱くようになったサラダは、ある日、母親のサクラにサスケがメガネをかけていたのか聞きますが、「たぶんかけていないと思う」とサクラ。
夫婦なのに「たぶん」と回答するサクラにサラダは、「本当にパパの奥さんなの?」と聞きます。

さらに二人の関係がおかしいと言うサラダにサクラがキレます。

涙を流すサラダに「パパとは気持ちがつながってるから大丈夫」とサクラは言います。

サクラの怪力で地盤が沈下し家が崩壊。

それを見たサクラは、家のローンがまだ残っていると気絶します。
メガネの女といえばカリン
崩壊した家からサラダは一枚の写真を見つけます。そこにはサスケの隣にメガネの女「カリン」が写っていました。

カリン

サラダ

いや、似すぎでしょw
これはサラダじゃなくてもカリンが母親かと思いますよね。しかもカリンはサスケのことが好きだったので、余計怪しく思えてきます。
サラダの怪力
見た目はカリンに似ていることがわかりますが、ではサクラと似ているところは?それは
怪力
サクラといえば怪力ですよね。
綱手に弟子入りすることで、全身のチャクラを一点集中させて生まれる「怪力」を身につけました。そしてサラダも中忍試験では怪力っぷりを見せてくれています。

サクラの怪力は、元々チャクラのコントロールが完璧だったのと、綱手の教えがあったからこそ身につけたものです。
このとこから、サラダはサクラの血を継いで生まれながらにチャクラのコントロールが上手なのではと考えられます。
サスケの写輪眼と開眼条件
外伝ではナルトはサラダの目元はサスケに似ていると言います。さらに写輪眼が開眼すれば余計似るだろうとも。

写輪眼の開眼条件は
“うちは一族の者が「大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しんだ時」の精神疾患により、脳内に特殊なチャクラが吹き出し、視神経に反応して眼に変化が現れ写輪眼となる”
サラダは大蛇丸のアジトでDND鑑定ができるとことを知り、水月にこっそり鑑定してもらいます。
水月はカリンの机から「へその緒」を見つけDNA鑑定をした結果、DNAが一致します。水月はサラダの母親はカリンで間違いないと伝えます。

偶然、水月とサラダの会話を聞いていたボルト。
気まずい空気の中、サラダにサクラを助けに行こうと声をかけますが、母親でもない人を助けに行く理由がないと断ります。そしてサラダの目には写輪眼が開眼しています。

このことからサラダの父親は間違いなくサスケであることが判明しましたが、問題は母親が誰なのか。
サクラと血の繋がりがないことを知ったサラダは、ナルトのことを「嘘つき」呼ばわりし、「自分をずっと騙していた」とサスケとサクラに憎悪の念を抱きます。
両親への想い
最悪の結果がでたDNA鑑定。
サラダは里を出て一人で旅をするといいアジトを出ようとしますが、ナルトはサクラの腕を掴み止めます。
七代目には関係ないとサラダは言いますが、「火影にとっては里の全ての人が家族みたいなもの」とサラダのを腕を離さないナルト。
それでも血の繋がりがないことを気にするサラダに、掴んだ腕に力を込めるナルト。そしてイルカ先生とサスケのことを思い出します。
自分と同じく両親がいないナルトに、本当の意味で強くなってもらいたいと、人一倍厳しく指導するイルカ先生。
イルカ先生の両親は、ナルトが生まれた日、木の葉を襲った九尾との戦いで亡くなりました。両親を殺した九尾が封印されている人柱力のナルト。
九尾によって多くの村人が殺され、村人達はナルトのことを「九尾のバケ狐」と煙たがります。その結果いつも孤独だったナルトですが、イルカ先生は「九尾のバケ狐」ではなく「うずまきナルト」という一人の人間として受け入れます。

イタチ先生はナルトのアカデミー卒業のお祝いに自分の額あてを贈りました。

ナルトにとってはイルカ先生は父のような存在でした。
そして同じく血の繋がりがないサスケ。
天涯孤独だったナルトがやっとできた繋がりで、兄弟のような存在だと回想します。

ナルトはサラダに「両親との繋がりはその程度のものなのか?」と聞きます。さらに繋がりには時間や血よりも強いものがあると言います。
その強いものとは何なのかを聞くサラダにナルトは答えます。
ナルト
「想い。それさえありゃいい」
サラダはサクラと過ごした日々を思い出します。
熱を出し寝込んだ時、ずっとそばで看病してくれたサクラ。

サスケが家に帰って来ず、寂しい思いをするサラダを抱きしめてくれたサクラ。

サクラにサスケの話を聞いた日にされた「デコトン(デコ遁)」

サクラのお弁当を食べながら嬉しそうに「デコトン」を思い出すサラダ。

そしてサラダは自分の額に手を当て、サクラを助けたいと涙を流します。
その姿にナルトは、偽物か本物かはどうでもいい。助けたい想いがあるならそれが本物だとサラダに言います。

そしてナルトとサクラを助けに行くサラダ。
結局誰の子?
サラダはサクラを助けたい想いから、父と同じ写輪眼を開眼させ、母を彷彿させる怪力でサクラを守ります。

戦闘後サラダを力強く抱きしめるサクラ。
サクラが「パパとは気持ちがつながっているから大丈夫」と話していたのを思い出すサラダは、サスケに「ママと気持ちがちゃんとつながっている」と言いきれる理由を聞きます。
サスケは答えます。
サスケ
「お前がいるからだ・・・サラダ」

涙を浮かべるサラダ。
里に戻ってきたサラダは、ものごころがついてから初めて家族三人での団欒を過ごします。

再び家を出るサスケに、サラダは寂しそうに「次はいつ帰って来るの?」と聞きます。
サスケは「そんな顔するな」と言い、「また今度な」とデコトンをします。

嬉しそうにサクラの方を振り返るサラダ。
サクラはサスケにお弁当を渡し、額をサスケの方へ近づけデコトンをアピールしますが、「おあずけ」となります。

ナルトの言葉から、時間や血よりも想いが大事だと気付いたサラダですが、本当の母親はカリン?サスケ何やってんだ?
ってなりますよね。実は最後にサラダの親が判明します。
水月がDNA鑑定した「へその緒」はサラダとサクラのものであることが、カリンの口から証言されます。
サスケとサクラが一緒に旅をしていた時期があり、その時にアジトでサラダを出産したと。しかも、サラダを取り上げたのはカリンだと言い切ります。

つまり、水月の早とちりってことですね。ナルトの気持ちがわかりますw

メガネの理由は?
サラダがメガネの理由ですが、そもそもサラダのメガネは誰が用意したものなのか。
その理由もナルト外伝の中で語られています。サラダのメガネはサクラと友人関係にあり、サラダを取り上げたカリンがプレゼントしたものです。
さらにカリンは、誤解を招いた水月にサラダに謝ることと、前にあげたメガネは小さくなってるだろうから、新しいメガネもプレザントするよう命令します。
これにより、サラダのメガネの理由が半分は解明されましたが、なぜサラダがメガネをかけているのか。根本的なメガネの理由は不明のままです。
単純にプレゼントされたメガネをかけているのか、それとも本当に視力が低下しているのか。この辺も今後解明されることに期待します。
まとめ
カリンの写真が登場した時は焦りました。そしてDNA鑑定の結果に変な汗が出ましたw
時間や血ではなく「想いの強さ」が大事とう話で、サラダもそれに気づいたので良かったのでしょうが、ただ、サスケそれどうなの?って思いました。
最後はちゃんとサスケとサクラの子供だということが証明されて安心しました。
イルカ先生の回想シーンはやばいですね。ナルトのあの場面を思い出すともう泣けて泣けて。そしてサラダの回想シーンもやばいです。
サクラいいお母さんしてるじゃん!!
ってナルトの1話から読み直したくなりましたw
ちなみに、サラダの写輪眼はサスケに会えて感激した際に、既に開眼していたので、必ずしも「大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しんだ時」とは言えないのかもしれないです。
これまでの写輪眼は「開眼 = 不幸」こんなイメージでしたが、もしかするとサラダは写輪眼開眼の前例を覆したかもしれないですね。
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