鬼滅の刃170話のネタバレになります。
岩柱の悲鳴嶼(ひめじま)が参戦し、黒死牟(こくしぼう)との戦いとなります。
鬼殺隊最強と、上弦の壱(一)の激しい戦いが繰り広げられる中、悲鳴嶼は無惨(むざん)との戦いまで温存しておく予定だった痣を出し、戦いはさらに激しさを増します。
前回の鬼滅の刃169話のネタバレはコチラになります。
>【鬼滅の刃】169話ネタバレ!悲鳴嶼(ひめじま)に痣が発現!
死を覚悟する無一郎
体に突き刺さった刀を抜き取る無一郎。
無一郎は、これだけの傷を負わされては役に立てないと自覚し、さらに体格に恵まれていないことから、数時間で失血死することを覚悟します。
せめて黒死牟(こくしぼう)だけでも倒し、まだ生きて戦える人の負担を少しでも減らす。
死ぬなら役に立ってから死ね!と、無一郎は自分に言い聞かせます。
傷口に包帯を巻き、日輪刀を握り黒死牟との戦いの場へ向かう無一郎。
途中、倒れている玄弥(げんや)が無一郎の名前を呼びます。
胴を切断された玄弥は、無一郎に「胴体を強く押しつけてもらえるか?」と頼みます。
玄弥が生きていることに驚いた無一郎は、体が繋がるか聞きますが、厳しいかもと玄弥は答えます。
さらに玄弥は、落ちている黒死牟の髪の毛を取ってきて食わせて貰えるかと頼みます。
兄貴(実弥)を死なせたくない、守るために、最期まで戦いたいと言う玄弥に、わかった、一緒に最期まで戦おうと無一郎は言います。
痣の者は二十五歳の前に死ぬ!?
悲鳴嶼(ひめじま)の痣を見た黒死牟(こくしぼう)は、残念だと言います。
黒死牟は悲鳴嶼の年齢は二十七といったあたりかと言い、喪失を嘆いていると悲鳴嶼に言います。
さらに黒死牟は言います。
痣(あざ)の者は例外なく二十五の歳を迎える前に死ぬ、痣を出現させ力を向上できたとしても、所詮それは寿命の前借りに過ぎず、悲鳴嶼が二十五を超えて痣を出したことから今宵の内に死ぬだろう。
これほどまでに研鑽し極められた肉体と技が、この世から消えるのは嘆かわしいと思わぬかと黒死牟は言いますが、「思わない」と即答する悲鳴嶼。
悲鳴嶼は、寿命の話は痣の者達はすでに承知済みだと答え、例え痣が出なかったとしても鬼殺隊である限り明日の命の保証はない、何を今更、己が命など惜しもうか、そのような生半(なまなか)な覚悟で柱になる者などおらぬと言います。
そして、「甚だしき侮辱、腸(はらわた)が煮えくり返る」と怒りの表情を見せる悲鳴嶼。
黒死牟は、命云々のつまらぬ話をしているのではないと言います。
鬼となることで肉体の保存、技の保存ができ、何故それがわからぬと話す黒死牟に、「わかるはずもなし」と悲鳴嶼。
自分達は人として生き、人として死ぬことを矜持としており、黒死牟のくだらぬ観念を他人に強要するなと悲鳴嶼は言います。
悲鳴嶼は黒死牟との会話のなかで、黒死牟が虚偽を述べたと言います。
悲鳴嶼が気づいた黒死牟の虚偽、それは、痣を持ちながら二十五を超えて生き続けた、例外の者がいたこと。
無言の黒死牟に、動揺したな?私の読みは的中だと悲鳴嶼が言った瞬間、一気に間合いを詰め悲鳴嶼に斬りかかる黒死牟。
不死川実弥にも痣が発現
黒死牟の攻撃を鎖で受ける悲鳴嶼。
再び激しい戦いが始まります。
傷口を塞いだ実弥(さねみ)は立ち上がり、黒死牟のもとへ向かいます。
実弥の右頬には風車のような形の痣(あざ)が発現しています。
黒死牟へ斬りかかる実弥。
実弥の攻撃を受けた黒死牟は、実弥にも痣が出ていることに気づき、今の世代の柱の殆どが痣者かと考えます。
実弥が急に頭をずらし、後ろからは悲鳴嶼の鉄球が飛んできます。
真後ろから飛んできた鉄球を実弥が避けたことに驚く黒死牟。
黒死牟は鉄球をかわしますが、その瞬間、実弥の刃が黒死牟の足元に迫ります。
黒死牟は実弥の攻撃を避けながら距離を置きます。
悲鳴嶼と実弥、異なる呼吸の使い手同士で、さらにはこの速度の戦いで連携してくることに驚く黒死牟。
実弥は、柱稽古しといて良かったな、悲鳴嶼さんよぉ!と言い、悲鳴嶼も「うむ」と答えます。
鬼滅の刃171話のネタバレはコチラになります。