ワンピース969話のネタバレになります。
ワノ国に戻ってきたおでんは、ワノ国の現状を知り、オロチに斬りかかります。
ここでカイドウ登場かと思われましたが、意外な人物がオロチを守り、さらにおでんはバカ殿を演じます。
おでんがバカ殿を演じた理由とは?
前回のワンピース968話のネタバレはコチラになります。
>【ワンピース】968話ネタバレ!オロチに斬りかかるおでんだが・・・カイドウ登場!?
バリバリの実の前任者
オロチに斬りかかるおでんですが、オロチを斬ることができません。
何度もオロチに斬りかかるおでん。
しかし、バリアで包まれたオロチにはおでんの刃は届きません。
涙を流しながらビビっているオロチに、慌てることはないと琵琶法師の「黒炭せみ丸」は言います。
この老人、黒炭せみ丸はバリバリの実の前任者で、オロチはバリアで守られます。
バリアの中にはマネマネの実の前任者、老婆の黒炭ひぐらしもいます。
ワノ国では”妖術使い”と呼ばれていますが、海賊をやっていたおでんは、”能力者”であることをすぐに理解します。
身の安全を確信したオロチは、怒りと暴力で解決するなら、他の郷の大名達がとうにやっている、誰にも俺は殺せないと笑います。
おでんは、父親がオロチを「将軍代理」に推したらしいが、すぐに「将軍」の座を俺に渡せと叫びます。
そんな偉いものになる気はなかったが、お前よりいくらかマシな国にできると。
オロチは笑いながら、あの言葉に「将軍」の権力はないと言います。
すると、黒炭ひぐらしがマネマネの実でスキヤキの姿になります。
大名達が信じたのは、マネマネの実で化けた黒炭ひぐらしの虚言で、国中がそれを信じ自分に「将軍」の座を空けてくれたとオロチは説明します。
なので、おでんと交替する義理はなく、本物のスキヤキが何を考えてたかすら今となってはとオロチ。
おでんが城へ乗り込んでいったことに、花の都の町民達は大喜びします。
正当な「光月家」の跡取りが帰ってきた、将軍が替わる、きっとカイドウも追い出してくれる、オロチを追い出してくれる。
その時、町民達の中に毒矢が放たれ、2名が倒れ激しい吐血と共に失明します。
散々に屋内に逃げた町民達は、曇りゆく都の空に大きな龍を見ます。
バカ殿を演じるおでん
破天荒に育つも久里の大名になり、海へ飛び出し世界屈指の海賊達と肩を並べ、また何倍にも強くなって帰郷した男、天下無敵の光月おでん。
悪の力に苦しむ故郷で、人々の救世主となるはずだったが、数時間後、おでんは将軍オロチの城の前でふんどし一丁になり、踊っていました。
それを見て笑うオロチとカイドウの部下達。
おでんは、カイドウの部下達に土下座で媚びへつらい、わずかな賃金をもらって帰っていきます。
おでんの帰還は、国中の最後の希望でしたが、その想いは見事に裏切られ、人々は大きく失望。
やがてそれは怒りにさえ変わり、バカ殿おでんの歌まで誕生します。
久里のバカ殿、光月おでん♪
ヘビににらまれ腰抜かす♪(ヘビとはオロチの能力)
笑たら負けよ♪あっぷっぷ♬
その後、おでんは週に一度都に現れ、城の前でおどけて(裸踊り)わずかな金を貰う。
雨の日も、風の日も、雪の日も。
錦えもん達は、なぜこのようなことをするのか?本当の理由を聞かせてほしいと頼みますが、毎週、裸で踊って金を貰うのがおれの仕事だとおでんは言います。
おでんとオロチが対峙した時、天井裏で”しのぶ”がその様子を覗いていました。
おでんはなぜバカ殿を演じていたのかは、もしかするとしのぶは知っているのかもしれません。
おでんのバカ殿ぶりは久里にも伝わり、子供達からはバカ殿と呼ばれ、大人からは「みっともない」と言われるおでん。
そして一年後、今から24年前。
オロチから海外の新聞を受け取ったおでんは、海岸を走り大声で泣き、笑い、また泣いて砂浜を転がっています。
世界はちょうど”海賊王”ゴールド・ロジャーの処刑に沸き、彼の残した莫大な富”ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を求め、ありとあらゆる者達が海へ漕ぎ出していました。
大海賊時代の幕開けに、すげぇなお前!すげぇ人生だ!とロジャーを絶賛するおでん。
おでん帰還より2年目、「鈴後(りんご)」にてゲッコー海賊団と百獣海賊団の戦争が勃発。
同時に刀神リューマの墓荒らし事件。
そんな中でも、おでんは踊り続けていました。
おでんは妻のトキに、離縁するか?と聞きますが、それ冗談?怒るわよ!?とトキは笑い。
家臣達は、おでんの裸踊りは昔から見てるから珍しくないと笑い。
康家は、バカでも殿は褒めすぎだと笑い。
ヒョウ五郎とヒョウ五郎の妻もおでんを自宅に迎え入れ、おでんの踊りが上手くなったとヒョウ五郎の妻、おかみさんは笑います。
3年が過ぎ、4年が過ぎてもワノ国は何も変わりませんでしたが、5年目、オロチが動きます。
赤鞘九人男の由来が判明
久里にやってきた将軍オロチ。
おでんはオロチを土下座で出迎えます。
オロチは、土下座するおでんの顔を下駄で何度も踏みながら、ここに新しい武器工場をいくつか建てるので、協力するよう命令します。
おでんは、船の方は・・・!?カイドウと・・・と、オロチに言いますが、「何の話だ?」とオロチ。
オロチは、ワノ国を武器の生産国にすると言います。
さらに、ヒョウ五郎は自分の手に負えないからカイドウに譲ったと。
じき殺されるだろうが、それにすがりつくババーが撃ち殺されていたと笑うオロチ。
侠客の妻がみっともねぇ!と。
花の都にてワノ国の「裏の顔」、花のヒョウ五郎が捕らえられ、それに反発した子分が16名死亡。
ヒョウ五郎の妻も射殺。
家族と家臣の大方の予想通り、5年間、”何か”を一人で背負い込み続けていた、偉大な”侍”の張りつめていた糸が遂に切れます。
おでんは大粒の涙を流し、家臣達に言います。
カイドウを討つぞ!!
そのお言葉、ずっとお待ち申し上げておりました!と、家臣達は返事をします。
おでんを先頭に、錦えもん、カン十郎、雷ぞう、菊の丞、アシュラ童子、河松、傅ジロー、イヌアラシ、ネコマムシの十人は、カイドウの元へ向かいます。
ワノ国中が涙した、光月おでん、一世一代の大騒動。
彼に拾われ武士となった九人の男が揃い踏み、刻は夕刻、真紅に色づく太陽は、戦い勇む男達を炎のように赤く照らし、腰に差した刀も然り、燃ゆる命を映しこむ。
人々は後に、その強き忠義心を尊び、彼らを「赤鞘九人男(あかざやくにんおとこ)」と呼んだ。
敵はカイドウ、他に目もくれず、行く道は悲しくも過去の話。
行きつく先は光月おでんの公開処刑。
後世に語り継がれる「伝説の一時間」まで、まばたきなき様、お願い奉り候!!
ワンピース969話はここで終わりです。
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ワンピース969話の感想
マネマネの実の前任者に続き、バリバリの実の前任者も登場しました。
どちらも黒炭の人間で、このジジイとババアによってオロチは守られ将軍になりました。
問題は、あのおでんがなぜバカ殿を演じ続けていたのか?
その理由が気になるところですが、やはりワノ国の町民を護るためにバカ殿を演じていたのですかね。
理由も無しにバカ殿を演じるわけもなく、それには家族や家臣も気づいており、ただ、それが何なのかはおでんのみ知るところです。
しかし、ヒョウ五郎の一件で、遂におでんが爆発。
赤鞘九人男とカイドウを討つべく立ち上がりますが、このあと待っているのはおでんの公開処刑。
わかっていても、きっと泣くんだろうな・・・。
ワンピース970話のネタバレはコチラになります。
(2/3更新)