ナルト外伝「満ちた月が照らす道」のネタバレになります。
ボルト、サラダとスリーマンセルを組むミツキ。
ミツキの正体も親も不明でしたが、ボルト2巻に収録されているナルト外伝「満ちた月が照らす道」にて、ミツキの正体と親が大蛇丸であることが判明します。
さらに、ミツキの仙人モードがやばいです!!
Contents
ミツキ目覚める
大蛇丸のアジトで目を覚ましたミツキは、大蛇丸から薬を渡され飲みますがむせこむミツキ。水月にミツキがちゃんと目が覚めたら自分の部屋に連れてくるよう指示を出す大蛇丸。
ボーッとするミツキに水月が「大丈夫か?」と声をかけますが、自分のことを思い出せないミツキ。

大蛇丸の部屋へ行く途中、ミツキは水月から自分がなぜここにいるのかを聞きます。
水月の話では、ミツキは大蛇丸とツーマンセルの極秘任務を行ったが失敗し、負傷したミツキをかかえこのアジトに・・・ここまで話すと突然ミツキに襲いかかる水月。

腕が蛇のようになり水月を拘束するミツキ。
自分を攻撃したクナイを奪い水月を殺そうとしますが、水月の「いいね」の言葉に冷静に戻り、自分の腕でクナイを止めます。

「すみません」と謝るミツキに、水月は「自分が忍者だということは体が覚えているようだ」と言います。そして、ミツキの記憶は「ある男」に捕まった際に消されたと。
ミツキの忍びの才能まで消えていたら、大蛇丸ががっかりすると思い確かめたと説明します。

大蛇丸は自分がミツキの親だと名乗ります。

ログの能力「経引きの術」
大蛇丸はミツキにある男の映像を見せます。
そこに映し出された男はログという忍で、他人の記憶を奪う能力があり、奪った記憶を己の所有物としてストックをする。
さらには別の記憶を植え付け人を操ったり、奪った記憶をそのまま植え直すことも可能。このログの能力を大蛇丸達は「経引きの術」と呼んでいます。

ミツキの記憶はログに奪われ、元に戻るにはログを捕え今までの記憶を植え直すしかないと。そのためにもう一度二人でログの所へ行くと大蛇丸は言います。
記憶がないミツキ
記憶がないミツキには全てが初めて聞くことで、大蛇丸に質問をします。
前回の任務はなんですか?
大蛇丸はログを生け捕りにし、ログの集めた情報を奪うことが目的だったが、逆にこちらの大事な情報を奪われたと説明します。
大蛇丸が記憶を改竄されてるのでは?
以前のミツキなら自分が伝説の三忍であることも知っているし、そしてその程度の忍でもないこともわかっているはずと。
父親と母親どちらですか?
そんなのどっちでもいいことなの。
ミツキよく聞いたなw
そしてここが一番気になるとこだったりしますw
弱いボクをなぜ任務に連れて行った?
ミツキに「あなたは自分自身をなめている」と大蛇丸は言います。
そして「あなたはこの私の子供で特別」と伝え、これは私達親子のためでもあると答えます。
「でも・・・」と続けるミツキに、「子供のアナタは私の言うことだけ聞いていればいい」と一蹴する大蛇丸。

ゾクッとするミツキは、自分が何者か知りたいだけだと言いますが、私について来れば解決すると大蛇丸は答えます。
ミツキの正体は人造人間
ミツキにだけ備わるという力で、ログの結界を破りアジトに侵入した大蛇丸とミツキ。
そこにはログが待ち受けていました。

戦いを始める大蛇丸とログ。
大蛇丸の大蛇がログの鎧に噛み付きますが、加工がされたログの鎧は大蛇の牙を通しません。逆に大蛇丸はログの「忍法・鎧い食い」で黒いチャクラに飲み込まれます。

飲み込まれながらミツキに「お前には仙人の力が・・・」と言う大蛇丸。
ログはミツキに近づき、「あの力さえ無ければお前はただのガキだ」とミツキを殺そうとしますが、体が動かなくなるログ。
黒いチャクラから大蛇丸が姿をあらわし、スキ間に入れる小さな蛇でも毒の力は十分だと説明します。

呪印の力で動けなくなったログ。ミツキにログの見張りを任せ、探し物があると奥へ入っていきます。ただし、ログには近づかないよう忠告します。
ログは用意していた解毒剤で喋ることは可能となりましたが、体は動きません。
ログにこのままでは苦しいと、ミツキに顔の面を外すよう頼みます。自分を騙す気かと警戒するミツキですが、ログは騙しているのは大蛇丸だと言います。
俺の時と同じように、本当のことは何も知らされていないのだろう?とミツキに聞き、自分が記憶を消したのを逆に利用されたかと言うログ。
ログは面を取ればわかると言い、ミツキはログの面を外します。
面を外したそこには大人のミツキの顔があり、「俺もお前と同じミツキだ」と言うログは、お前より先に造られたと話します。

ログの話では、自分達は大蛇丸が作った人造人間で、大蛇丸の欲を満たすための器だと説明します。そして器はかつて坏(ツキ)と呼ばれ、十二支の巳が蛇に当たることから、自分達は「巳坏(ミツキ)」と呼ばれたと。
大蛇丸が探しに行ったものは、自分達の元となった「胚」で、それを培養し自分達は造られた。ログはその胚を処分するのが目的だったと話します。
人工的に造られた生命は人間ではない、自然をねじ曲げた神の真似事だとログは大蛇丸を非難し、自分もミツキもこの世に存在すべきではないとミツキに伝えます。
胚を見つけ戻ってきた大蛇丸は「どんな工程で生まれても、あなた達は私が愛してやまない完全無欠の子供」と言います。
大蛇丸とログはそれぞれの主張を言い合います。そしてミツキに「お前が大蛇丸を止めろ」と言うログ。大蛇丸は「もっといい兄弟を造ってあげる」とミツキに言います。
どちらを選択するの迫られるミツキは仙人モードになります。
ミツキ
「子供の・・僕にとって・・・そんなの・・・どっちでもいい事なんだよ」

ミツキ仙人モード
自分のことは自分自身で決めると言い、ミツキは一瞬で大蛇丸から鍵と巻物を奪い取ります。

そのスピードはあの大蛇丸が全く気づかなかったほどです。このまま仙人モードで戦うのかと思いきや、仙人ミツキは巻物を奪ってその場から立ち去ります。
ミツキが立ち去ったところで、大蛇丸と大人ミツキが急に仲良く会話を始めます。
どうやらここまでの話は全て大蛇丸と大人ミツキの芝居で、自分達の2択を選ばず、第3の答えを自分で見つけると言ってくれたと大人ミツキは大蛇丸に話しかけます。そして6回目の成功に少し嬉しそうです。
大蛇丸は、このままうまくいくかしら?と心配の様子。もう記憶を飛ばす薬は使いたくないと言います。この時、最初にミツキが飲んだ薬の描写があり、どうやらあれが記憶を飛ばす薬だったようです。
自分の道を持てた人造人間。あの子なら闇を照らせると話す大人ミツキに、大蛇丸は大人ミツキもミツキも光にはなれないと思っていたと言います。光になれない理由は、自分の子供だからと。
大人ミツキは、ミツキは自ら光にはなれないが、ミツキを照らしてくれる太陽を見つけたのなら、ミツキ自身も月光となって闇を照らすだろうと言います。
大蛇丸はミツキが持ち出した巻物に、今回は何を入れたのかと大人ミツキに聞きます。その質問に「太陽の写真」と答える大人ミツキ。
ミツキは持ち出した巻物の中を見ます。そこにはボルトの写真が。嬉しそうにボルトの写真を眺めるミツキ。
そして自分の本当の名前は「巳月」と語ります。

まとめ
まとめると、大蛇丸は「自分の意思を持った人造人間」を造りたかったという感じでしょうか。
そのために6回失敗して7回目で成功した。
なんか大蛇丸がすっかり丸くなったというか、最後の心配するシーンなんて完全に母親ですよね。母親であってるのかはわかりませんがw
そして大人ミツキ!!
大人ミツキも十分自分の意思を持ってると思いましたけどね。なかなかいいキャラです。大人ミツキの話も今後紹介されたりすると嬉しいですね。
それとミツキの仙人モードがやばいです。
間違いなく強いのは確かですが、ミツキは普段から強いですからね。
ミツキを照らす太陽、ボルトとの今後が楽しみです。もちろん写輪眼を開眼しているサラダもいますしね。
それにしてもボルト達のスリーマンセル、ちょっと強すぎだと思うのは私だけでしょうかw
サラダの親に関してはこちらの記事でまとめています。