【七つの大罪】337話ネタバレ!マーリンが黒幕!?目的とメリオダスが好きなことが判明!

七つの大罪337話のネタバレになります。

アーサーを混沌の王として復活させたマーリンですが、337話でマーリンの過去が語られます。

そこでマーリンがメリオダスのことが好きだったこと、そしてそのことがマーリンの目的に大きく関係していることが判明します。

ここにきて、まさかのマーリンが黒幕!?

 

前回の七つの大罪336話のおさらいはコチラから。

>【七つの大罪】336話ネタバレ!アーサーが新世界の王になる!?

マーリンはメリオダスが好きだった

マーリンがなぜ混沌を求めてたのかを、マーリンのかわりに答えるという湖の巫女。

姿を見せろとメリオダスは言い、バンも、胡散臭いと言いますが、この湖から離れられない身のため、それだけはご容赦をと湖の巫女は答えます。

 

湖の巫女は、自分は混沌より生み出されし者で、古の人々からは「湖の姫」または「湖の巫女」と呼ばれていたと言います。

「湖の姫」という呼び名に、アーサーはどこかで聞いたことがあると言い、その直後、「初代カルフェン王に聖剣をもたらした・・・」と思い出します。

 

メリオダスは、オレは三千年以上生きてきて、一度も混沌なんて存在を耳にしたことはねぇ、もちろんマーリンからもなと厳しい表情で言います。

 

無言のマーリンにかわり、湖の巫女が答えます。

マーリンは三千年の間、あなたにはもちろん、他の誰にも隠し通してきたのだからと。

 

巫女の巫女は、一つ昔話をしましょうと言い、マーリンの過去を語りだします。

かつて、ブリタニアには魔神族にも女神族にも与せず、栄華を誇った都が存在しました。

優れた人間の賢者たちの住むその都の名はベリアルイン。

 

そこでは、究極の魔術の研究と称し、上位の魔神族や女神族に対抗しうる兵器として、魔術の才能を持つ人間の子供達を被験体として実験を行っていました。

その中でも極めて強く特異な魔力を持って生まれた子供がマーリン。

 

生まれながらに都中の賢者たちを凌駕するほどの才能と才覚を持つ天才児でしたが、中身は親への愛情に飢えた幼子。

ところが、実の親である賢者の長が与えたのは書物の山と実験の日々。

嫌気が差したマーリンは、ある日とうとう脱出しました。

 

泣きながらあてもなく彷徨い歩き、心は疲弊し、涙は枯れ、それでも尚、追っ手をかわし逃げ続けましたが、ついに追い詰められます。

再び監獄同然の日々へ逆戻りかと思われましたが、そんなマーリンを救ったのは魔神族メリオダス。

 

メリオダスが優しく差しのべてくれた手に、マーリンの心は満たされました。

誰からも決して与えられなかった愛情。

メリオダスと会う度に、その感情は高まり、徐々に特別なものへと変化していきました。

 

しかし、メリオダスはいつまでたっても幼い自分を女と見てはくれない。

マーリンは悩み、考え、決心します。

少女の姿を捨て、大人の女へと生まれ変わり、その肉体を留めるべく己に流れる刻を止めます。

メリオダスの心を永遠に自分へ向けさせるために。

 

だが、その想いは報われることなく一瞬で奪われました・・・女神族エリザベスに。

マーリンの目的は混沌の復活

驚き・・・悲しみ・・・怒り・・・嫉妬・・・めまぐるしい感情が幼いマーリンを襲いましたが、どうしても二人を嫌いになることはできませんでした。

 

マーリンは自らベリアルインに戻り、心に空いた大きな穴を埋めるように書物を読み漁り、魔術の鍛錬に励み、この世界の知識を貪り喰らいました。

それでも心の飢えが満たされることはなく、苦しみ続けたある日、賢者たちの噂話から、混沌の存在を知ります。

 

混沌、それは遥かなる古(いにしえ)、星々の間に誕生した力の意志・・・。

 

混沌はまず、この世界を造り出すと、最高神と魔神王・・・三番目に神樹(しんじゅ)を生み落としました。

やがて最高神は天界と女神族を、魔神王は魔界と魔神族を、神樹は妖精界と妖精族をそれぞれ造ります。

 

その後、混沌は四番目に巨人を造りますが、力に溺れ傷つけあうことしか知らない野蛮な種族に幻滅し、人間を造り出しました。

優しさと冷酷さ、勇気と臆病さ、愛情と憎悪、美しさと醜さ・・・全て内包する、混沌(じぶん)に最も近い不完全ながらも完璧な種族。

 

その完璧な御業に、二人の神は嫉妬し危惧します。

いずれ、それぞれが生み出した種族から注がれる敬愛が、母たる混沌に奪われるのではないかと。

最高神と魔神王は結託すると、混沌を封印しました。

 

その話を聞くや、マーリンは三千年もの間、ひたすら混沌を復活させることを目的として生きてきました。

無限とも言える未知を生み出す混沌を復活させることができれば、きっと心の飢えを満たしてくれると信じて・・・。

 

湖の巫女が語るマーリンの目的に、七つの大罪、エリザベス、そしてアーサーは言葉を失います。

湖の巫女は続けます。

 

けれど、混沌の復活には様々な条件が必要でした。

魔神王を討つこともその一つで、そのためにマーリンは七つの大罪を利用してきた。

だけど、七つの大罪もマーリンを十分利用したのだから、おあいこだと言う湖の巫女に、ふざけるな!と叫ぶディアンヌ。

 

ディアンヌは湖の巫女に言います。

キミはボクらの何を知っているっていうのさ!

そりゃボクだってマーリンの知らないことは沢山あるかもしれないけど、でもマーリンは七つの大罪の仲間として一緒に闘ってきたんだ!

 

湖の巫女は答えます。

たしかに、私はマーリンと寝食を共にしたことも、お喋りすらあまりしたことがないわ。

知ってることといえば、魔神王と最高神を封印するため、巨人の名工ダブズに「常闇の棺」を作らせたのがマーリンだったということくらい・・・。

 

この言葉に、七つの大罪は「え?」と驚きます。

マーリンが黒幕!?

さらに湖の巫女は、それから・・・と言い、話を続けます。

 

魔神王復活のため、最初の戦いでわざと時間停止の魔法を遅らせたこととか・・・。

一度メリオダスが解いたエリザベスの呪いを再発動させたこととか・・・。

最後の魔神王との戦いで、七つの大罪の合技を湖に撃ち込ませたこととか・・・。

そのくらいのことしか知らないわね・・・と湖の巫女。

 

デタラメを言うなと叫ぶディアンヌ。

キングも、少しはマーリンも言い返したほうがいいと言います。

 

ここではじめてマーリンが口を開きます。

混沌の復活には最高神と魔神王を封印するだけでは意味がなかった。

どちらかでも完全に倒し均衡を崩す必要があった。

 

バンはマーリンに聞きます。

それじゃ、団長が体を乗っ取られるのを承知で復活させたってことか?

 

マーリンは続けます。

混沌復活のもう一つの条件、アーサーを覚醒させるための鍵には、爆発的な魔力が必要だった。

だが、どのみち湖に撃ち込まねばブリタニアは滅びかねなかった・・・。

 

メリオダスは厳しい表情でマーリンに聞きます。

マーリン、オレの目を見て答えろ。

お前は本気で・・・本気でエリザベスを殺そうとしたしたのか?

 

マーリンはメリオダスの目を見ながら冷静に答えます。

メリオダス、お前の目的はただ一つ、姉々にかけられた呪いの解除、それが解けてしまえば、お前は魔神王を討つことから手を引くかもしれない・・・それでは困るのだ・・・。

 

叫ぶメリオダス。

それで呪いを再発動させたのか!?

 

マーリンも叫びます。

だが姉々を救ったのも私だ・・・!!

 

メリオダスは拳を握り締めながらマーリンに聞きます。

じゃあ、七つの大罪を集めさせたのも、全てはこの目的のためだったのか!?

 

冷たい目をして無言のマーリン。

 

ディアンヌは泣き崩れ、キングはマーリンに聞きます。

キミはオイラたちの仲間じゃないのか?それとも・・・。

オイラにはキミの考えが理解できない!

 

再び湖の巫女が語りだします。

 

不思議なことではないわ・・・殺したいほど憎んでも愛することができる・・・それが人間ですもの。

所詮・・・マーリンとあなたたち(多種族)とでは、真に理解し合うことはできないのでしょうね・・・。


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七つの大罪337話の感想

337話でマーリンの過去が語られ、その中でメリオダスが好きなことが判明しました。

そしてなぜマーリンが混沌の復活を目的にしていたのか、それも判明しましたね。

 

絶対に実ることのない愛、その心の飢えを満たしてくれると信じているマーリン。

その目的のためにエリザベスの呪いを再発動させるなど、完全にマーリンが黒幕でした。

 

マーリン黒幕の展開にも驚きましたが、湖の巫女がビックリするくらいお喋りで、そっちも驚きました。

どんだけ語るんだよってくらい喋ってましたが、そのお蔭でよく理解できたんですけどね。

 

次回の338話は「決別」とのことで、マーリンと七つの大罪が決別となるのでしょうか。

 

七つの大罪338話のネタバレはコチラになります。

>【七つの大罪】338話ネタバレ!

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