七つの大罪277話のネタバレになります。
前回、マエルの”救済の矢”で最後の心臓を貫かれたデリエリ。
277話ではデリエリの死亡が確定し、そしてデリエリの純潔の戒禁を取り込むマエル。
ここまでマエルの強さが際立っていましたが、277話で4つ目の戒禁を取り込み更に強さが増すのでしょうか。
ていうかもうマエル強すぎじゃね?w
4つ目の戒禁を取り込むマエル
”救済の矢”でデリエリの最後の心臓を貫いたマエルは、デリエリから純潔の戒禁を抜き取ります。
今でも強いマエルですが、4つ目の戒禁を取り込んだらそれこそ強すぎになるような気がしますが。
マエルを止めようとするキングですが、マエルとの戦いで力を使い果たし気を失います。
サリエルも、これ以上戒禁を取り込めばもうマエルでいられなくと止めますが、4つ目の戒禁を取り込むマエル。
マエルは強い光を放ち全員吹き飛びます。
デリエリ死亡
目を覚ましたデリエリはマエルを止めるのに失敗し、心臓を撃ち抜かれたことを思い出し自分が死んだことを理解します。
自分が今いる場所が煉獄かと考えますが、それにしては見覚えのある景色だと。
そんなデリエリの前にモンスピートが現れます。
モンスピートは、メリオダスが女神族の虜囚を処刑しようとしたアラナクとゼノを殺し、虜囚たちと共に魔界を脱出した噂は本当らしいと話し、そしてメリオダスが十戒の統率者なだけに困ったものだと言います。
モンスピートが話している相手は昔のデリエリでした。
二人の会話の内容からここが三千年前の魔界だと理解するデリエリ。
モンスピートはデリエリに言います。
「私達もメリオダスの真似事をしてみようか?」
デリエリは「意味のわかんねぇことほざいてんな!!」と叫び、モンスピートも「冗談冗談」とはぐらかしますが
「・・・ではないよ」
と呟くモンスピート。
怒りながら一人先に飛び出すデリエリに、「お前を一人放ってはおけないさ」とデリエリの後を追うモンスピート。
当時のモンスピートの姿から、モンスピートがずっと昔から自分への想いを伝えてくれていたことを知ります。
そんなモンスピートへ感謝を述べるデリエリ。
そして、女神族の秘術「刻還りの術」で過去を追体験させてくれたエリザベスにも感謝を述べるデリエリ。
デリエリの亡骸を前に、エリザベスはデリエリの思いは決して無駄にしないと涙を流し、聖戦もマエルも止めてみせると決意します。
さらにメリオダスも救ってみせると。
デリエリの死亡が確定しました。
最後はエリザベスの「刻還りの術」で過去を追体験したわけですが、泣けますね。
今と昔ではデリエリの表情が全く違ってて、277話で見せるデリエリの表情が凄くいいんですよね。
凄く良い表情なだけに辛いというか。
ここ最近の七つの大罪では主要キャラの死亡が目立ちましたが、特に回想シーンのようなものは描かれていなかったので、今回のデリエリとモンスピートの話は本当に感動的でした。
そしてとにかく辛い。
タルミエル死亡!?
4つ目の戒禁を取り込んだマエルを歪な光が取り込みます。
拒絶反応を起こしながらも4つの戒禁と融合しようとする姿は、まるで繭に包まれているかのようだとエリザベス。
力を使い果たし地面に倒れているサリエルを心配するタルミエル。
サリエルは、任務は失敗だと言い、さらにタルミエルへ「とんだヘマをしたな」とも。
サリエルの言う通り、とんだヘマをやらかしたタルミエルですが、タルミエルの言い分としては「自分にはどうしてもできなかったの〜」とのことで、今となってはこの口調も若干イラっとします。
デリエリとモンスピートの過去の話のあとなので、余計にイラッとします。
マエルを止める唯一のチャンスを失ったとサリエル。
今のマエルにはもう闇も光も通用せず、立ち向かえるのは妖精か巨人か人間。
妖精王のキングは力を使い果たしており、もっとも回復してもマエルに勝てる力量はないだろうと。
マエルを変えた張本人、ゴウセルの精神攻撃なら万が一の可能性もあるかもしれないが、現在のゴウセルはかつての冷血無情の十戒とは別人のようだとサリエルは言います。
その時、マエルを包んだ歪んだ光の中で、巨大な魔の権化が生まれようとします。
これから生まれてくる魔の権化は自分達の知るマエルではないとサリエルは言います。
そして、マエルを救うことも、エリザベスを護ることもできず四大天使が聞いて呆れるとサリエル。
サリエルの言葉を聞いたタルミエルは、マエルに優しかったあの頃を思い出すよう叫びますが、歪な光から黒いレーザーのようなものが放出され体を貫通するタルミエル。
さらに歪な光は白と黒のレーザーのようなものを放出し、そのたびに地面が爆発します。
やらかしてしまったタルミエルですが、このまま死亡となるのかは不明ですが、マエルは救えない、エリザベスも護れない、さらにサリエルも失いそうで、完全に戦犯といった感じです。
タルミエルの優しさが裏目に出たというか利用されたというか。
サリエルもこのまま死亡してしまうのか、二人の生存も気になるところです。
ゴウセルが立ち上がる
地上では爆発が繰り返されています。
ゴウセルはキングを抱きかかけエリザベスとホークの場所へ行きます。
エリザベスとホークを自分の後ろに来るよう言い、気を失っているキングをホークに託します。
自分がまねいた結果を謝罪するゴウセルですが、自分達にとっては日常残飯事(茶飯事)だから気にするなと残飯長のホークは言います。
この言葉に救われたような表情をするゴウセル。
そしてゴウセルが遂に立ち上がります。
ゴウセルは自分さえ犠牲になればそれで解決すると考えていたが、マエルの怒りはおさまるどころか、このままではもっと大変な事態になると。
仲間を護るために戦うことを許して欲しいとマエルに述べ、マエルと戦うことを決意します。
七つの大罪277話の感想
とにかく強さが際立っていたマエルですが、4つ目の戒禁を取り込みもう強すぎる感が半端ないです。
それにしてもタルミエルはやらかしましたね。
マエルがあの状況から抜け出すにはタルミエルの優しさを利用するしかなかったとも思えるので、マエルが一枚上手だったということですかね。
デリエリとモンスピートの回想はちょっとやばかったです。
とにかくデリエリの表情が最高なんですよね。
もう最終回かってくらい感動的です。
昔のデリエリはとにかくいつも怒っていたので、こんなに表情が豊かになったのかと驚きました。
277話ではデリエリは数ページしか登場しないのですが、その数ページの中で様々な表情を見せてくれます。
それだけにデリエリの死亡は辛いものがありましたけどね。
277話の最後はゴウセルが立ち上がるところで終わります。
その前の残飯長ホークの言葉がいいですよね。
ホークはたまに凄くいいことを言います。
ゴウセルは、自分さえ犠牲になればそれで解決すると考えましたが、マエルの怒りはおさまらないと言います。
マエルの怒りがおさまらない理由は
ゴウセルが人形だから
これが全てではないと思いますが、理由の一つであることは間違いないはずです。
なので、そういった意味では自業自得感もありますが・・・まぁ細かいことは気にせず、本気モードのゴウセルに期待しましょう!
ふと思ったのですが、サリエルはゴウセルの精神攻撃ならマエルに有効かもと言っていました。
記憶を捏造されたマエルですが、さらに今度は精神攻撃って・・・さすがにちょっと可愛そうじゃないですか?w
精神攻撃の内容にもよると思いますが、あまりエゲツない精神攻撃は許してあげてと思ってしまいます。
七つの大罪278話のネタバレはこちらになります。