ハンターハンター369話のネタバレになります。
前回、368話では緋の目の使い過ぎにより倒れたクラピカ。
369話でクラピカは目を覚ましますが、クラピカの絶対時間により縮んだ寿命を計算すると、なんと5年弱になります。
この能力でいいのかクラピカ?
いくら強力とはいえ、この寿命の縮み方を計算すると、そこまで強力でもない気がするが・・・いいのかクラピカ?
寿命計算すると5年弱
目を覚ましたクラピカはビルに現在時刻を確認します。
他の護衛兵はクラピカが倒れたことに気づいていないので、声と落とすようにとビルは言います。ビルから9時間倒れていたことを聞いたクラピカ。
さらにクラピカは、オイト王妃が自分と同じタイミングで気を失ったと聞きます。倒れたオイト王妃を見ると「奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)」が発動したままです。

「奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)」を発動し3時間後にクラピカは倒れました。倒れていた9時間を足すと合計12時間の「絶対時間(エンペラータイム)」です。
「絶対時間(エンペラータイム)」は発動時に1秒につき1時間寿命が縮み、1時間で150日。計算すると12時間で1800日分の寿命が縮んだことになります。
つまり5年弱の寿命が縮んだ計算です。
クラピカの「奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)」と「絶対時間(エンペラータイム)」に関してはこちらの記事でまとめています。
ビルはクラピカが倒れると、能力をシェアした人間も一緒に倒れるのではと言いますが、あまり聞いていない様子のクラピカ。
クラピカもっとビルのこと見てあげて!!
クラピカが目を覚ました時、「お、よかっ・・・たァ〜」って安心してたんだから。

語尾が「迷ってたんだ」って、誰に向けて話してるのかわからない感じがかわいいw
クラピカは頭の中で計算します。
「絶対時間(エンペラータイム)」の限界は3時間で、それを超えると3倍の9時間倒れるのか?
それとも奪った能力の威力によって限界時間が変化するのか?
現在も発動が続いているが、次も3時間で限界とは限らない。ただ、爆音のような脈動が限界の予兆と思われる。
クラピカも自分の念能力である「奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)」に関しては、全くわかっていない様子です。
試すにしても、寿命が縮むリスクがあるので簡単には試せませんよね。なかなかリスクのある念能力を選択したものです。
第4王子を優先
目が覚めたオイト王妃は第12王子から探索を再開しようとしますが、自分の能力が思った以上にリスクが大きいことを知ったクラピカは、第4王子から探索するよう提案します。
クラピカの顔色が悪いことを心配するオイト王妃ですが、オイト王妃もだいぶ顔色悪いんですけどw

オイト王妃の心配にクラピカは正直わからないと答え、自分が能力解除の合図を出したら必ずドルフィンに解除命令をするよう依頼します。
クラピカの話を聞きながら、オイト王妃は第4王子のツェリードニヒが優先なのはクラピカの都合かと聞きます。

驚いた表情を見せるクラピカ。
クラピカは第4王子ツェリードニヒを優先する理由を説明します。
第1王子の私設兵はおそらく全員が念能力者と思われるため、部屋にはアリ1匹入ることはできない。
第2王子は今回の呼びかけに応じないところを見ると、第1王子同様、私設兵が念能力を習得済みと思われる。
第3王子とは上手くコネクションが出来たことから、第4王子ツェリードニヒを最優先したと話します。
無言のオイト王妃にクラピカは、自分達は王子と王妃を守るためにここにいるので信じて欲しいと片膝をつきます。その時、ワブル王子がクラピカに手を差し出し、その手を握るクラピカ。

ワブル王子を母の眼差しで見つめるオイト王妃。

母の顔をするオイト王妃が綺麗で、ワブル王子の瞳が思いの外つぶらだったことが判明しましたw
オイト王妃念能力の準備完了
第4王子ツェリードニヒの探索を開始したオイト王妃。
ダクトからツェリードニヒの部屋を目指すゴキブリでしたが、目の前にツェリードニヒの念獣が現れゴキブリを食べてしまいます。

絶叫をあげるオイト王妃。
どうやって読むのかわからない絶叫です。

「絶対時間(エンペラータイム)」が解除されたクラピカ。
何の収穫もなく9時間もの時間を浪費してしまったクラピカは、「奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)」が猛毒の両刃であり、慎重に使う必要があると自信を戒めます。
オイト王妃は、クラピカの「知ることで生き残る確率が大幅に上がる」との言葉を思い出し、自分にも念能力を教えて欲しいとクラピカに話します。
クラピカは事後承諾になってしまったことを謝罪し、自分の能力は半ば強制的なため副作用があると言います。その副作用とは、念能力の無いものが使うと眠っている能力を無理矢理目覚めさせるというものです。
つまり、オイト王妃は既に念を使える準備が出来ていると。

サイレントマジョリティー
クラピカの呼びかけに応じた王子の護衛兵達が、指定の場所に集まります。
自分が選ばれたことを喜ぶ第13王子の警護兵。
護衛兵ではなく、非戦闘員である自分達が選ばれたことを戸惑う第11王子の侍女。
数時間でも第10王子の側から離れられることを喜ぶ第10王子の侍女。
自身と私設兵の手の甲に現れた模様の謎を解明してくれと頼まれた第9王子の私設兵。
他にもそれぞれの事情や思いを抱いて集まった護衛兵や私設兵。
王子の所属兵や王妃の所属兵など、ほんと色んな事情が絡み合ってて全部紹介しきれません。多分文字だけで読んでもよくわからないと思うので割愛しますw
キーマンになりそうな人物だけを紹介すると、第1王子の私設兵ヒュリコフが、念能力とは別に経験によるスキルで、念能力者とそうで無いものの区別ができるそうです。

その見分け方は、横から見た眼球周辺の揺らぎ。ヒュリコフが見た限りでは、念能力が使えないふりをしている人物が4人いると。
ヒュリコフはもし自分と同じ「任務」なら、念能力を発動すると同時に自分は防衛権を行使するといきり立ちます。
そんなヒュリコフの腹を見透かしている人物が1人います。
その人物はヒュリコフの望み通り、「11人いる!(サイレントマジョリティー)」を発動しようと考えています。

まとめ
相変わらずハンターハンターは1話の内容が濃いです。
今回の369話もクラピカの「奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)」、オイト王妃の念能力、第1王子の私設兵ヒュリコフ、サイレントマジョリティー、護衛兵それぞれの事情など様々ありました。
あ、ワブル王子のつぶらな瞳もありましたね。あまり関係ないけどw
つぶらな瞳は関係ないけど、クラピカに心を許しているのも気になりますよね。
どの王子が何番目なのかは、ギリギリついていけてますが、母親の王妃まで出てくるともうよくわかりません。
王妃の護衛兵とか上位王子の護衛兵とか私設兵とか、よくわからなくなりますよね。
王妃と王子、それと王子の念獣をまとめた記事はこちらになるのですが
それでもよくわからなくなりますw
よくわからなくても普通に楽しめるのがハンターハンターの魅力でもあるんですけどね^^