クラピカの能力でこれまでに判明していたのは人差し指以外の4種類です。
- 癒す親指の鎖（ホーリーチェーン）
- 束縛する中指の鎖（チェーンジェイル）
- 導く薬指の鎖（ダウジングチェーン）
- 律する小指の鎖（ジャッジメントチェーン）
最後の人差し指の能力が遂に判明しましたが、他の指同様チート能力でした。
そして他の指同様やはり制約がありました。
今回はクラピカの人差し指の能力（スチールチェーン）を情報をまとめました。
人差し指の能力
クラピカの人差し指の能力は、奪う人差し指の鎖（スチールチェーン）です。
対象者に注射器を刺すことで一時的に相手の念能力を預かることができます。注射器でオーラを吸い続けることで「絶」状態にもできます。
奪った能力をセットするとイルカ（ドルフィン）が現れます。そして奪った能力をイルカが解析します。
361話ではサイールドの能力を解析しました。
イルカ（ドルフィン）
「奪ったのは能力名”裏窓（リトルアイ）”実際の小動物をボール型の念で捕まえそれを操る能力。ただし念で具現化された生き物はその範疇に含まれません」
人差し指の能力（スチールチェーン）は一度使うと自動的に本人へ能力が戻ります。
また、人差し指の能力で吸い取った能力はセットすれば他人に移動させることも可能です。
他人に移動した場合、イルカ（ドルフィン）の姿はクラピカと移動先の人間の二人にしか見えません。
能力を発動するためのイルカ（ドルフィン）への発動命令は移動先の人間が行います。ただし、標的に命中させるまではイルカ（ドルフィン）が行うので、移動先の人間に特別な能力は必要ないようです。
さらに移動させることで新たに別の対象者から能力を吸い取ることができます。
絶対時間(エンペラータイム)
吸い取った能力をセットし他人に移動させれば、無限に能力を増やせることになりますが、人差し指の能力には制約があります。
それが強制的な絶対時間（エンペラータイム）です。
奪った能力をセットすることで絶対時間（エンペラータイム）が開始され、発動するまでは強制的に絶対時間（エンペラータイム）状態が続くことになります。
絶対時間（エンペラータイム）が発動すると1秒で1時間クラピカの寿命が縮みます。1時間で150日、24時間で10年。
奪った能力をセットすることで、能力の内容や発動条件を知ることができますが、もし発動条件が難易度の高いものだと、能力の使用自体が困難となります。
もちろん、その間も絶対時間（エンペラータイム）となりクラピカの寿命が縮みます。
現在、クラピカがセットしているのはサイールドから奪った能力です。
サイールドから人差し指の能力で奪った時は、事前に捕らえた虫を操る能力であることがわかっていました。おそらくクラピカは虫を捉えるという発動難易度の低さと、念獣を操れることに期待して使ったものと思われます。
しかし366話時点では、他の王子の警護兵に囲まれた状況で発動させるタイミングが困難となっていること、そして探査活動の条件にあった生物がすぐに見つかるのか、強制的な絶対時間の制約がクラピカを焦らせます。
クロロ団長と似ている？
クラピカの人差し指の能力と似た能力を持っているのが、幻影旅団の団長クロロの能力です。
クロロの「盗賊の極意（スキルハンター）」は他者の念能力を盗み、自分の能力として使うことが可能です。能力を盗む条件は
- 相手の念能力を実際に見る。
- 相手に対象念能力について質問し、相手がそれに答える。
- 本の表紙の手形と相手の手のひらを合わせる。
- これら全てを1時間以内に行う。
「盗賊の極意（スキルハンター）」は相手の能力を盗むためには必要な条件がいくつかあります。対してクラピカの人差し指の能力は奪うのには苦労しません。注射器を刺すだけでいいので。
そのかわり、奪ってから大変なのは間違いなくクラピカの人差し指の能力です。
絶対時間の存在が一番の原因ですが、あの制約がなければこれほど強い能力にはならないので、ここは仕方がないのかもしれませんが。
他にも似ているところとして、クラピカの人差し指の能力の名前はスチールチェーンです。スチール=「奪う」「盗む」などの意味で、注射器には十字架が描かれています。
クロロ団長の背中にも逆十字が描かれていることから、クラピカの人差し指の能力にはクロロが影響していると思われます。クラピカがなぜ人差し指の能力にスチールチェーンを選んだのか、その理由と関係がありそうですね。
まとめ
クラピカの人差し指の能力。
とんでもないチート能力かと思いましたが、やはり制約がありましたね。
これで全ての指の能力が判明しましたが、導く薬指の鎖（ダウジングチェーン）以外は全て制約があるわけですね。
具現化してる鎖同様、クラピカ自身も制約の鎖でがんじがらめだなと思いました。
他の指の能力はこちらの記事でまとめています。
