ドクターストーン24話のネタバレになります。
前回の23話であさぎりゲンが登場しました。
司の手下であるゲンですが、千空と司、どちらが勝利しても自分には関係ないと言います。ゲンにとって重要なのは、勝利する方に乗ることです。
そんなゲンに千空は、これから作るものを見れば100億%科学王国に入りたくなると言いますが・・・。
ゲンが興味あるもの
ゲンが興味あるもの、それは千空と司、どちらが勝ったほうが「オイシイ」か。
まず千空が勝った時のメリットは
- 科学のイケてるアイテム
- ラーメンとか
そのかわりデメリットは
- 仕事は大変

「仕事は大変」は間違いなく鉄作りのことを言ってるのでしょうね。ゲンも一度経験してますからね。
逆に司が勝利した時のメリットは
- アイドルを復活させ夢のハーレム
- 仕事は楽

ゲンの中では司に傾き始めます。

発電所作り
気持ちが司に傾いているゲンですが、千空は鉄を使ってこれから作るものを見たら、100億%科学王国に入りたくなると言います。
ゲンは千空の言葉に、刀などを想像しますが、千空から発せられた言葉はまさかの
発電所
この発言にはゲンもこの顔ですw

ゲンはさすがに無理ゲーすぎると言いますが、千空はゲンの言葉を無視して準備を進めます。
あとは雷さえくればと言う千空ですが、ちょうどその時、雷が鳴ります。クロムはラッキーだと喜びますが、まだ準備ができていないと焦る千空。
磁石さえあれば発電機が作れると千空は言います。
天然の磁石では磁力が弱いため、鉄の棒に雷を落とし、ハイパワー磁石を科学の力で自作しようとしてた千空。
予想外の雷に焦りながらも、このチャンスを活かさない手はないと、電光石火で準備を進めます。

コハクの盾にウルシが塗られていたことから、村のどこかにウルシがあるはずと探し、スイカがウルシを見つけてきます。
ウルシの絶縁体性能を活かすため鉄の棒にウルシを塗ります。
次に橋の板を一枚抜き取り、コハクがナイフでミゾを彫ります。

ミゾに胴を流し込み固め、固まった胴を銅線として鉄棒に巻きつけます。
インチキマジシャン
着々と準備を進める千空ですが、村の住人マグマ達は千空が橋の板を抜いたのを見て、橋を壊し始めたと誤解します。さらには空の怒りである雷も千空の妖術が原因ではと。
マグマは「俺が殺す」と橋を渡り千空の方へ向かいます。

話の通じないマグマの登場に、クロムもコハクも焦ります。千空もここで村民と全面戦争になったら完全に終わりだと言います。
ゲンは巻き込まれて自分も殺されるのは勘弁だと、マグマの前に花を持って現れます。

ゲンは妖術で雷を消しに来たと言いますが、興奮状態のマグマ達は聞く耳を持ちません。次の瞬間、ゲンは手に持った花を一瞬で消して見せます。

これにはマグマ達も驚きます。
千空からインチキマジシャンと呼ばれるゲンですが、花を消したのはマジックで使われる「バックパーム」を使ったためで、後ろから見ているコハクも「あれで見えないのか」と驚いています。

強力磁石ゲット
クロムの案内で超絶雷スポットの「はげ山」に到着した千空達。
丸太で避雷針を建てる予定でしたが、雷が近いことに再び焦る千空。
コハクは地面に突き立てられる長物でもあればと周辺を探し、金狼の金の槍を見つけてこの顔w

必死に「この槍だけはダメだ」と叫ぶ金狼ですが、あっさりとコハクに奪われます。そしてコハクは金の槍に鉄棒を巻きつけ地面に突き刺します。

地面に突き刺した鉄棒に雷が落ち、発電機用の強力磁石をゲットします。
強力磁石をゲットした科学王国にゲンの気持ちは傾きます。

まとめ
鉄や火薬を作って銃を作れば司に対抗できると考えていましが、まさか発電所を作りだすとは思いませんでした。
なんていうか、千空は考えていることが根本的に違いますよね。
現代と比べて原始時代のような文明のストーンワールド。普通に考えるとまずはコレを作って、次にアレを作ってと、少しずつ現代文明に近づけるのをイメージしていました。
現代文明を知っているからできることである反面、知ってるだけにどれだけ時間がかかるかもわかります。
果てしない道のりに思えることも、発電所を作るというある意味歴史をショートカットするような千空の発想が凄いです。
この時代の発電所でどんなことができるのか。
「発電所ができた = なんでも出来る」
わけではないと思うので、千空が足りなものをどうやって補うのかも楽しみです。