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【キングダム】658話ネタバレ
キングダム658話のネタバレになります。
什虎（じゅうこ）城に現れた呉鳳明（ごほうめい）の井闌車（せいらんしゃ）
瞬く間の襲撃で城内は早くも大乱戦に・・・。
前回のキングダム657話のネタバレはコチラになります。
>【キングダム】657話ネタバレ！蒙武と昌平君の関係とは！？
本陣を目指す騰（とう）
井闌車（せいらんしゃ）から矢を放つ魏軍。
さらに井闌車から城壁に板が掛けられ、魏兵が什虎城へ攻め込みます。
城門前には袁比（えんび）が待ち構えており、袁比は兵達に言います。
「程無くして城門が開く、什虎城を落とすのは我らの仕事だ！」
楚軍本陣を目指す騰。
「ファルファルファル」と突破していきますが、何かに気づいた騰は顔を反らします。
その瞬間、騰の顔を矢がかすめます。
矢を放ったのは白麗（はくれい）
白麗の部下達は矢が避けられたことに驚き、騰は、「来ることが分かっていれば当たることはない」と言います。
矢が避けられた白麗は、「チッ、俺の位置が分かっているな騰」と言います。
白麗の部下は、「一度、場所を変えて狙いますか」と聞きますが、「そんな暇はない」と白麗。
白麗は、「大丈夫だ」と言います。
騰の背後からは項翼（こうよく）が追いつきます。
騰の部下は、「十騎ほど下さい、奴の足止めを」と言いますが、「いや待て」と騰。
突然、項翼を攻撃する乱美迫（らんびはく）
「またてめぇかよ」と項翼は言い、そのまま乱美迫と戦うことに。
その隙に騰は楚の本陣を目指します。
退却する寿胡王
楚本陣では、騰が接近していることに慌てます。
兵達は軍師・寿胡王（じゅこおう）に、後退か満羽を呼ぶことを提案しますが、「退却する」と寿胡王は言います。
兵達は、「ひとまず退がって・・・立て直しを・・・」と言いますが、「いや、城まで戻る」と寿胡王。
寿胡王は言います。
「致し方なかろう、満羽（まんう）がおかしい」
「本来なら、千斗雲（せんとうん）同様に自ら突っ込み前線を押し上げるが、今回はそうしなかったため満羽軍は逆に随分と前線を押し込まれた」
「満羽が見込んでいた半分の戦果も出せずにいる、玄右（げんう）と千斗雲の働きだけで勝てるほど、この秦・魏同盟軍は甘くない」
「全く想定外だ、まさか満羽が”ああなる”とは思わなかった」
兵達は、「満羽様の不調が原因で敗れると・・・不敗の什虎軍が・・・」と言い、「不敗かどうかなどどうでもいい、我々は元から守るべきものはない」と寿胡王。
寿胡王は続けて言います。
「だが、全く失（な）くして久しいあの満羽が、ここにきて何か変化をみせている、それはこの戦の勝敗より興味深いことだ」
口を閉ざす寿胡王ですが、心の声で言います。
（そして満羽に変化を生じさせているのは紛れもなく蒙武）
（恐らく満羽は”ああなって”以来、初めて本物の”漢（おとこ）”と出会ったのであろう）
（かつての自分を重ねてしまうような本物の”漢”に）
（重ねてしまうが故に、満羽、お前は蒙武（もうぶ）を・・・）
蒙武は昌平君に裏切られる！？
蒙武と満羽の激しい戦い。
互いに強烈な一撃を喰らわせます。
満羽は蒙武に言います。
「蒙武・・・お前が何を背負っているのかまでは分からぬ」
「それがすでに死んだ人間の思いならば、永劫に力となるであろう、だがそうではなく・・・」
「生きている者の何かを背負っているとしたら、お前は一つだけ覚悟をしておかねばならぬ、それに裏切られることがあるやも知れぬということを」
満羽はそう言うと、蒙武を攻撃します。
蒙武は若き日の昌平君と自分を思い出しながら叫びます。
「・・・ふざけたことを、ぼざくな」
満羽の攻撃を弾き返す蒙武。
満羽は落馬します。
退却をはじめる寿胡王。
寿胡王の最大の誤算は満羽の異変ですが、もう一つ誤算がありました。
それは、主攻を任せた騰の圧倒的な突破力でした。
退却する寿胡王の横には騰の姿が。
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キングダム658話の感想
蒙武と騰が主攻になり、一気に戦いが進みました。
進むどころか、既に王手の状態にも見えますが・・・流石の騰ですね。
そして、満羽が言う、「裏切られることがあるやも知れぬ」という言葉。
これは昌平君の最期を示唆しているかと思われますが、いよいよ昌平君の最期も覚悟したほうがいいでのでしょうか。
詳しくは、読み切りのキングダム総集編2「蒙武と楚子」で描かれています。
古い本なので現在は中古しかなく、電子にもなっていないのが残念ですが。
このまま什虎の戦いは完結するのか！？
キングダム659話のネタバレはコチラになります。
