血継限界とは、遺伝によって継承される特殊な能力や体質のことです。
基本的には血の繋がりがある者だけが、力を受け継ぐ資格があります。ただし、資格があっても全ての力を受け継ぐわけではなく、力が覚醒するかは本人の素質によります。
また、資格がない者でも術者の細胞や眼球だどを移植することで、力を得ることがありますが、多くが拒絶反応などのリスクを抱えます。
血継限界を持つ一族はその強さから、戦力として重宝されるか、恐れられて迫害されるかの両極端になるのが特徴です。
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血継限界
血継限界には二つの系統があり、三大瞳術(白眼、写輪眼、輪廻眼)や屍骨脈のような特異体質タイプと、異なる二種類のチャクラを同時に発生させて新たな属性のチャクラを生み出す性質変化タイプがあります。
さらに性質変化タイプには、血継限界の上位版として血継淘汰、血継網羅があります。
ここでは血継限界、血継淘汰、血継網羅の違いをまとめました。
血継限界での性質変化
血継限界によって2つの性質変化を一度に合わせ新たな性質を作りだす能力です。五代目水影照美メイは、溶遁と沸遁の二つの血継限界を持っています。
氷遁(ひょうとん)
水遁と風遁を同時に発動し組み合わせた忍術になります。
木遁(もくとん)
水遁と土遁の性質を持つチャクラを組み合わせた忍術で、攻防や敵の捕獲まで行える攻守万能な術が多いです。
嵐遁(らんとん)
水遁と雷遁を組み合わせた忍術で、強力なレーザー光線を高速で複数飛ばしたり、対象を切断したりすることができます。
熔遁(ようとん)
土遁と火遁を組み合わせた忍術で、溶岩、ゴム、石灰を操り、陽動や守り、相手の動きを封じたりすることができます。
沸遁(ふっとん)
水遁と火遁を組み合わせた忍術で、体内のチャクラを強酸の霧に変換し、口から吹き出したりすることができます。
溶遁(ようとん)
強い酸性を有する粘質の液体を操る忍術で、体内のチャクラを強い酸性で粘質の液体に変換し、口から吹き出したりします。
爆遁(ばくとん)
拳で殴りつけた物体を、内側から爆砕したりすることができます。
灼遁(しゃくとん)
風遁と火遁を組み合わせ高熱を操る忍術で、自分の周囲に展開させた火球を対象に当て、対象の水分を蒸発させミイラ化させたりすることができます。
磁遁(じとん)
風遁と雷遁の組み合わせ磁力を操る忍術で、手持ちの金属製の武器に磁力を纏わせ自在に操ることができます。
血継淘汰での性質変化
二つの性質変化を使って発動する血継限界(風+水=氷遁、火+土=熔遁など)の上位版になります。
忍史上2人の使用者しか認知していない希少な能力です。
塵遁(じんとん)
一度に風遁、土遁、火遁の三つの性質を合わせる血継淘汰の一つです。
二代目土影・無が開発使用し、三代目土影・オオノキは無から教わりましたが、二人に血の繋がりがあるのかは不明です。
血継網羅での性質変化
「全ての忍術を無にする陰陽遁をベースにした術」とされ、火・水・風・雷・土そして陰・陽全ての性質変化を組み合わ持つと言われています。三代目火影・ヒルゼンは「血継淘汰のさらに上」と分析しています。
主に大筒木カグヤが使用していました。
天之御中(アメノミナカ)
瞬時に自らがいる空間を、周囲の者達ごと別の空間に移す術で、移動できる空間は6つですが、空間の間はとてつもなく離れています。
他には求道玉(ぐどうだま)、兎毛針(とげばり)、共殺の灰骨(ともごろしのはいこつ)、無限月読(むげんつくよみ)などがあります。
まとめ
漫画ボルトでは血継限界がどこまで登場するのでしょうね。
新しい忍術が登場して欲しい気もしますが、結構忘れているのもあるので、あんまりいっぺんに登場されても困るかもw
逆にナルトで登場した懐かしい忍術とかが出ても嬉しいかもしれないですね^^
三大瞳術に関してはこちらの記事でまとめています。