亜人の特徴としては、まず死なないこと、そしてIBMを出現させることができることです。
IBMは亜人ごとによって形状が違うので、今回はIBMの種類を一覧にまとめました。
そして、漫画亜人の表紙はIBMが使われているので、今回のIBM一覧とあわせて誰のIBMが何巻の表紙なのかも紹介します。
Contents
IBMとは
IBMとは、Invisible Black Matterの略称で「黒い幽霊」とか「亜人の放出する黒い粒子」と呼ばれたりしています。
亜人だけが放出することができ、通常は亜人にしか見ることができませんが、強い殺意を感じた時だけ亜人ではない一般人にも見ることができます。
実際、佐藤とSATが戦った際にはSATの狙撃手にもIBMが見えてました。
オグラ博士によると、IBMは出現と同時に崩壊が始まっているため、一日に出現させられるIBMは1〜2体で、出現時間も5〜10分だが、圭のようにIBMが濃いと一日に9体、時間も30分まで出現させることが可能です。
訓練することで遠隔操作が可能となり、佐藤のように「放任」させることで、IBM自身が判断し行動する「自走」も可能となりますが、圭の場合はIBMが勝手に動いてしまい操作が出来ていません。
IBMを操作する感覚はラジコンの操作と言うより、犬に命令をする感覚に近いです。全ての亜人がIBMを出現させることができるわけではなく、何がきっかけでIBMを出せるようになるのかは不明。
IBMの弱点としては、頭部を破壊されると戦闘不能となります。また、水にも弱く雨の日などは亜人からIBMへの伝達が悪くなるため、原作でもIBMが急に停止する姿が見られます。
IBMの種類は様々あり、亜人ごとに形状が違います。基本は人型ですが、頭のないもの、翼が生えているものなどの種類が確認されています。
亜人を読んだことがない方が、IBMがどのようなものかを一番理解しやすいのは漫画の表紙です。漫画亜人の表紙は全てIBMで、巻ごとに誰かしらのIBMが表紙となっています。
IBMの種類一覧
永井圭のIBM
主人公、永井圭のIBMです。
形状はプレーン(そのまま)と呼ばれ、一番人間に近い形状をしています。
圭の命令を聞かず自走し、毎回人間を殺す行動をとり、圭が過去に発した言葉を反復します。
オグラ博士によると、訓練されていないIBMは亜人本人の性質に起因するため、IBMを抑えるには圭自身が変わる必要があると。
漫画表紙


下村泉のIBM
下村泉のIBMです。
頭部が細く縦に伸びており、横から見ると三角形の形状をしています。
下村はIBMのことを「クロちゃん」と呼びます。
近接での格闘が得意な印象ですが、これもオグラ博士が言う「亜人本人の性質に起因」するものなのか、下村がIBMを出現させる状況によるものなのかは不明です。
階段から足を踏み外したり、「だるいわー」と呟いたりしており、これも「亜人本人の性質に起因」によるものなのかw
下村がまだ自分を亜人と認識する前は、形状はプレーンだったことから、IBMの形状は途中から変わる可能性があります。

また、下村を慰めるように抱きしめているのは、下村が抱きしめられるのを望み無意識に命令していたのか、IBMが自走したのかは不明です。
漫画表紙

佐藤のIBM
佐藤のIBMです。
頭部が佐藤愛用のハンチング帽と同じ形状をしています。佐藤同様とにかく強いです。格闘、ナイフ、銃、そして噛み付くなどなんでも出来ます。
これは佐藤の訓練の賜物と思いますが、さらに佐藤はIBMを「放任」させることで、眠っている佐藤を黒服から守りました。田中から佐藤の場所を聞かれた際も、佐藤がいる方角を伝えています。
漫画表紙


田中のIBM
田中のIBMです。
形状はプレーンで鋭い爪と牙が特徴的です。
田中の命令をよく聞くので遠隔操作もスムーズに行われています。銃の扱いは田中よりも上かもしれませんw
漫画表紙


奥山のIBM
奥山のIBMです。
指と首が長く、頭部がない形状をしています。
奥山自身が器用なのでIBMに何もやらせてこなかった。その結果、奥山はIBMの操作が苦手だと佐藤は田中に話しています。それが原因なのか、奥山のIBMは喋る言葉もたどたどしいです。
ただ、空港で佐藤に荷物を渡すため、遠隔操作で空港の天井を這わせたところを見ると、あながちIBMの操作が苦手とも思えませんでした。
漫画表紙

高橋のIBM
高橋のIBMです。
頭部がなく首元に口のような切り込みがある形状です。
手の大きさを活かした格闘スタイルを好みます。高橋との相性は良いようで、戦闘後に高橋と拳をあわせるシーンがあります。漫画の表紙を見ても高橋に似て軽い感じが伝わってきますw
漫画表紙

琴吹武のIBM
琴吹武のIBMです。
他のIBMにはない翼が生えた形状になってます。
佐藤の呼びかけで厚生労働省前にIBMが集まった際、翼の生えたIBMがいましたが、あのIBMが琴吹のIBMになります。
あの日、琴吹もIBMの翼を使い一日だけ脱獄を行います。そして海斗に、どうしても圭の助けに行きたい時は、一度だけこの壁を超えさせてやると約束します。
下村のIBMが途中で形状を変えたように、琴吹のIBMも途中で形状を変えた可能性があります。
形状が変わった理由や原因は明かされていませんが、もし琴吹の強い思いで形状を変えたとしたら。
例えば壁を超えたいとの強い思いから、IBMが形状を変え翼が生えたとも考えられます。
もしこの考察が正しければ、下村のIBMはなぜ頭が三角形になったのでしょう?
下村が強く望んだ?三角形を?
漫画表紙
琴吹のIBMは現在表紙で使われていません。
秋山のIBM
消防士、秋山のIBMです。
頭に突起がある形状をしています。登場シーンが少ないので、今ある情報としてはファイティングポーズ。
これだけですw
漫画の表紙もファイティングポーズ。
物語の中でもファイティングポーズ。
これは消防士の秋山がボクシングでもやっているのでしょうか?
例えば、下村のIBMは空手の型のような構えをよく見せます。実際下村も格闘の際は空手のような動きを見せるので、自分が得意なことの方がIBMを操作しやすいなどの影響があると思います。
そういった意味では、秋山自身もボクシングか何かをやっている、またはやっていた可能性が高いです。
漫画表紙

中村慎也のIBM
中村慎也のIBMです。
中村慎也事件当時の形状はプレーンですが、今現在のIBMの形状は不明です。そもそも中村慎也本人の所在も不明です。
中村慎也事件とフラッド現象に関してはこちらの記事を参照ください。
漫画表紙
中村慎也のIBMは現在表紙で使われていません。
まとめ
こうして見ると色々な形状のIBMがいますね。途中で形状が変わったり、得意不得意があるようですが、これはIBMの問題なのか、亜人本人の影響なのか。
まだまだ不明な点が多いですが、今後はIBMの謎解きと同時に、様々なIBMの使い方が登場すると思うので楽しみですね^^