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【ヒロアカ】302話ネタバレ
ヒロアカ302話のネタバレになります。
冷から語られる燈矢の過去。
今回の302話では燈矢の死亡理由と年齢が判明します。
前回のヒロアカ301話のネタバレはコチラになります。
ヒーローを目指し続ける燈矢
夜、スヤスヤと眠る幼い焦凍。
燈矢に襲われた焦凍ですが、何もなかったように寝ているので無事だったようです。
エンデヴァーは妻・冷に言います。
「今後は焦凍を他の子らと一切近付けさせないことにする」
「俺は仕事でずっと面倒を見るわけにはいかん、その為の使用人を雇った、おまえも燈矢から目を離すな」
冷は言います。
「あの子はあなたに見て欲しんだよ」
エンデヴァーは答えます。
「俺はヒーローの世界しか・・・見せられない」
部屋から出ようとするエンデヴァーに冷は言います。
「ヒーロー?」
「逃げてるだけじゃないの・・・」
ー5年後ー
燈矢13歳、冬美12歳、夏雄8歳、焦凍5歳。
燈矢、冬美、夏雄が庭で遊び、その様子を羨ましそうに見る焦凍。
エンデヴァーは焦凍の手を引っ張りながら言います。
「焦凍見るな、兄さん(アレ)らはおまえとは違う世界の人間だ」
焦凍は、「一回だけでいいから燈矢兄たちと遊ばせて」と言いますが、エンデヴァーは言います。
「ダメだ、出力訓練だ」
布団の中で夏雄に愚痴をこぼす燈矢。
「そりゃあの時は俺が悪かったよ・・・!焦凍に罪はなかったもの・・・でもお父さんも悪かったんだよ!」
「俺たちは失敗作だから相手にされない、すごいよな・・・要らない子をつくってこれが現代ヒーローなんだぜ」
燈矢が喋り続けるため眠れない夏雄。
夏雄は、「たまには姉ちゃんとこで言ったら・・・?」と、迷惑そうに言いますが、燈矢は言います。
「夏くんまで俺をたしなめるのか!?やめてくれ!」
「夏くんしか理解できないから話してるのに!わかるだろ、家の女は皆だめだめなんだ!」
別の日、外出しようとする燈矢を止める冷。
冷は燈矢に言います。
「待って、またお山に行く気でしょ・・・!たまにはクラスメイトと遊んでみたり・・・」
燈矢は反発します。
「友達なんかいらない!世界が違う!」
冷は聞きます。
「燈矢おまえ・・・本当にヒーローになりたいの?」
「お母さんには・・・お父さんに縛られて苦しんでる様に見える・・・」
「燈矢・・・世界は沢山あって選択肢は無数にあるの、お父さんだけじゃない、もっと外を見て・・・!その中で本当になりたい自分を見つけてほし・・・」
冷を睨みながら燈矢は言います。
「お母さんが何を知ってんだよ!?」
ビクっとする冷。
燈矢は続けて言います。
「啓発本でも読んだのかよ・・・!?」
「おばあちゃん達が貧乏してたからお母さんを売ったんだろ、お母さんはそうするしかなかったんだろ、だから俺が生まれたんだろ・・・!?」
玄関の扉を開ける燈矢。
外に出ようとする燈矢は、振り向きざまに言います。
「お母さんも加担してんだよ」
燈矢は考えます。
(火が・・・消えないんだよ)
燈矢の炎が赤から蒼(あお)に変化
燈矢13歳。
早生まれの小さな身体に、ようやく訪れ始めた二次性徴。
身体の変化と共に、その炎は赤から蒼(あお)へと色を変えていた。
山で一人、訓練をする燈矢。
燈矢は手応えを感じながら言います。
「そうか・・・身体機能だもんな!感情の昂(たか)ぶりが火力に直結するんだ!すごいぞ俺・・・これならお父さんもきっとびっくりするぞ!」
目から涙を流す燈矢。
「ああでも・・・くっそ、昂ぶると何だって涙が出ちゃうんだろう」
ある日、燈矢はエンデヴァーに言います。
「お父さん、今度の休み、瀬古杜岳(せことたけ)に来てよ」
エンデヴァーは燈矢の服をめくり、上半身の火傷の痕を見ます。
(火傷・・・周囲から見られない箇所での訓練・・・!)
「おまえまだ・・・!」と怒るエンデヴァーに、燈矢は言います。
「すごい事になったんだ、必ず来て!」
「焦凍にだって到達できるかどうか・・・!オールマイトにも負けないかもね!お父さんもきっと認めざるをえなくなるからさ・・・!」
「俺をつくって良かったって思うからさ!」
夜、エンデヴァーは冷に叫びます。
「何故、止めなかった冷!」
「頼んだはずだ!」
焦凍は泣きながらエンデヴァーに飛びかかります。
「お母さんいじめないで!やめて!いじめないでよ!」
エンデヴァーは叫びます。
「焦凍は出てろ!関係ない話だ!」
隣の部屋で泣きながら耳を塞ぐ冬美と夏雄。
冷は燈矢の言葉を思い出します。
「お母さんが何を知ってんだよ!?」
冷は自分のことを振り返ります。
(選択肢は限られていたけれど、選んで進んだのは私の足で、せめてその先では笑っていようと思っていた・・・のに)
冷は言います。
「私じゃ止められない」
燈矢の死亡理由と年齢が判明
瀬古杜岳(せことたけ)に行かなかったエンデヴァー。
エンデヴァーは当時の心境を語ります。
「薪(まき)をくべてしまうだけだと・・・いや・・・何と声を掛けたらいいのかわからなかったんだ」
冷も言います。
「私もそうだった」
一人、エンデヴァーを待っていた燈矢ですが、父親が来ないことに悔し泣きします。
そして、感情が昂ぶり全身から発火。
火力の上げ方しか教えてもらっていない燈矢は、炎の止め方を知らず、山火事規模の炎で死亡。
享年13歳と思われます。
回想が終わり、エンデヴァーは病室で言います。
「あの日、全て諦めていれば・・・燈矢を殺してしまったことで、後に引けなくなっていた・・・焦凍に傾倒する他・・・なくなっていた」
冷は言います。
「燈矢が消えて・・・エスカレートしていくあなたが悍(おぞ)ましくて・・・こどもたちにまで面影を見るようになってしまった」
冬美は言います。
「壊れてるのを知りながら・・・怖くて踏み込めなかった・・・上っ面でつくろうことしか・・・してこなかった」
夏雄は言います。
「全部あんたが始めた事で、あんたが原因だ・・・でも、俺がぶん殴って燈矢兄と向かい合わせてやれてたら・・・荼毘は生まれてなくて、焦凍に盛り蕎麦をご馳走してやれてたかもしれない」
冷はエンデヴァーに言います。
「責任はあなただけのものじゃない、今回の事は私たち全員の責任、心が砕けても私たちが立たせます、あなたは荼毘と戦うしかないの」
冷の力強い表情と言葉に、「おまえ・・・本当に・・・冷か・・・?」と驚くエンデヴァー。
冷は言います。
「私たちよりよっぽど辛いハズの子が、恨んで当然の私を再びお母さんと呼んでくれた」
「雄英高校でお友達をつくって、私たちをつなぎとめてくれた」
「焦凍が轟家(うち)のヒーローになってくれたのよ」
焦凍は言います。
「ここに・・・来る前、お母さんと話した」
「おまえが・・・もう戦えねぇと思って、俺がやるしかねぇって思ってた・・・でも違うみてえだ」
大粒の涙を流すエンデヴァーに、手を差し伸べながら焦凍は言います。
「泣き終わったら立てよ、皆で燈矢兄を止めに行こう」
廊下まで聞こえるほどの大声で泣くエンデヴァー。
病室の外ではホークスとベストジーニストが無言で聞いています。
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ヒロアカ302話の感想
轟燈矢の死亡理由と年齢が判明しました。
年齢はハッキリとは描かれていませんが、おそらく13歳の冬と思われます。
燈矢の死が原因でバラバラになった轟家ですが、燈矢(荼毘)を止めるために再び一つになり、そのキッカケになったのは焦凍。
焦凍の成長した姿に大泣きするエンデヴァー、そんなNo.1ヒーローを無言で見守るNo.2とNo.3ヒーロー。
まだまだ大変な状況のヒーロー側ですが、反転の狼煙が上がりつつあります。
ヒロアカ303話のネタバレはコチラになります。
(3/1更新)