鬼滅の刃192話のネタバレになります。
前回、愈史郎(ゆしろう)による治療で復活した炭治郎ですが、同時に、無惨と戦っていた柱達もやられてしまいます。
唯一、意識があるカナヲですが、無惨はカナヲにとどめを刺そうとした時、炭治郎が助けに入ります。
右目周辺の細胞は破壊されたままで、左目の上と下、さらには口角付近にまで侵食は進んでいる炭治郎の顔は、まるで鬼のような形相になっています。
そんな中、炭治郎は日の呼吸の13の型を理解し始めます。
前回の鬼滅の刃191話のネタバレはコチラになります。
日の呼吸と耳飾りを後世に伝える
何百回と説明を受けることに加え、”正解の形”を一度見せてもらえると理解度が格段に変わる。
炭治郎は夢で見た縁壱(よりいち)と祖先の炭吉(すみよし)のやりとりを思い出します。
自分は夢を見ていただけだが、それでも、ほんの僅かな手首の角度の違い、足の運びの違い、呼吸の感覚を知り、自分の無駄な動きに気づけたと炭治郎。
炭治郎は、縁壱は物静かで素朴な人だったと、夢で見た縁壱を回想します。
すやこさんが剣の型を見たいとせがんだら、見せてくれるような優しい人で、炭吉さんはそれをつぶさに見ていた。
一つも取りこぼさずその瞳に焼きつけた。
日の呼吸は息を忘れるほど綺麗だった。
あまりにも美しすぎた。
後に神楽(かぐら)として受け継がれていった理由がわかる。
剣を振るう時、縁壱さんは人ではなく精霊のように見えた。
すやこさんや子供たちが喜んではしゃぐと、照れくさそうにうつむいていた。
また遊びに来て下さいと言ったけど、別れ際、縁壱さんは炭吉さんに耳飾りをくれた。
ああ、縁壱さんはもうここにこないのだと思った。
遠ざかって行く物悲しい後ろ姿に、涙が出てきた。
炭吉は縁壱へ向かって叫びます。
縁壱さん、後に繋ぎます。
貴方に守られた命で・・・俺達が、貴方は価値のない人なんかじゃない!
何もなせなかったなんて思わないでください。
そんなこと、絶対誰にも言わせない。
俺がこの耳飾りも、日の呼吸も後世に伝える。
約束します!!
「ありがとう」と、縁壱は笑顔で答えます。
日の呼吸(ヒノカミ神楽)の13の型
感謝しながら手を振る縁壱に、炭治郎は、俺の方こそ俺達の祖先を助けてくれてありがとうと感謝します。
貴方がいなければ俺達はうまれていません。
貴方が信じて逃した珠代さんの協力で、無惨を追いつめることができました。
貴方が見せてくれた日の呼吸で俺は、戦うことができます。
十二個の型は驚くほど正確に伝わっていました。
何百年も経つのに。
- 円舞(えんぶ)
- 碧羅の天(へきらのてん)
- 烈日紅鏡(れつじつこうきょう)
- 幻日紅(げんにちこう)
- 火車(かしゃ)
- 灼骨炎陽(しゃっこつえんよう)
- 陽華突(ようかとつ)
- 飛輪陽炎(ひりんかげろう)
- 斜陽転身(しゃようてんしん)
- 輝輝恩光(ききおんこう)
- 日暈の龍・頭舞い(にちうんのりゅう・かぶらまい)
- 炎舞(えんぶ)
貴方が見せてくれた型も十二個でしたと炭治郎。
炭治郎は回想します。
炎柱さんが聞いた十三個めの型についてずっと考えていた。
型の名前で気になっていたことがある。
“円舞”と”炎舞”、同じ音の技名。
それから父さんの言葉。
“正しい呼吸ができれば炭治郎もずっと舞える”
父さんは夜明けまでヒノカミ神楽を舞っていた、ずっと。
そして今、無惨の体の造りを見て確信した。
恐らく、十二の型は”繰り返すことで”円環(えんかん)を成し、十三個めの型になる。
無惨の攻撃をくぐり抜け、脳と心臓を斬り続けるんだ、夜明けまで。
十二の型は円舞と炎舞で全て繋がる。
途方もない、きっと俺は地獄を見るだろう。
縁壱さんや父さんのような才覚が俺にはない。
それどころか、命が夜明けまでもつかどうかわからない。
さらに無惨の逃亡をどう阻止するか。
ここで炭治郎は、煉獄(れんごく)の父親を思い出し、自信を失う理由がよくわかると考えます。
縁壱さんですらできなかったことが、自分にできるのだろうか?
炭治郎は自分を鼓舞します。
それでも俺は、今、自分にできることを精一杯やる、心を燃やせ、負けるな、折れるな。
無惨の攻撃の秘密が判明
無惨の激しい攻撃が炭治郎を襲います。
それらの攻撃をかわしながら反撃する炭治郎に、縁壱の姿を重ねる無惨。
「亡霊が・・・!」と、無惨は苛立ち、さらに攻撃の激しさが増します。
無惨の攻撃を受けながらも、炭治郎は無惨の攻撃の秘密を理解します。
みんながやられた理由、それは、無惨の背中の九本の管(くだ)と両腕、それを上回る速度の管を八本、腿(もも)から出して攻撃していた。
無惨は変幻自在、固定された姿で認識すると思わぬ攻撃を喰らう。
炭治郎は、日の呼吸”円舞”→”烈日紅鏡”→”火車”と型を繋ぎ、確信します。
やっぱり繋がる、そういうふうにできてる。
そうですよね?縁壱さん。
そして、繋ぎます、次は十二の型全てをと決意します。
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鬼滅の刃192話の感想
日の呼吸の13の型は別にあると思ってましたが、十二の型を繰り返すことで円環(えんかん)を成し、十三個めの型になるとのこと。
つまり、13の型は別にあるということではなさそうですね。
それにしても、十二の型が全て繋がる。
円のようにグルグルと繋がって繰り返せるとは思いませんでした。
しかも”円舞”と”炎舞”の同じ技名で繋がっている。
炭治郎の父親が朝まで舞っていたのは、十二の型を繋いで繰り返していたということですかね。
そうなると、炭治郎は既に日の呼吸13の型を子供の頃に見ていたのですね。
縁壱から炭治郎の祖先、炭吉へ繋がった日の呼吸。
後に”神楽”として受け継がれていたということは、ヒノカミ神楽は現在の”日の呼吸”のことと思われます。
そして耳飾りも繋がっていきました。
鬼滅の刃のテーマは”繋がり”なんだなと、今更ながら思いました。
そしてもう一つ、これも今更ですが、無惨の心臓は七つ、脳が五つで合計12個。
だから12個の型なのかと、本当に今更ですが、今回の192話を読んでて気づきましたw
鬼滅の刃193話のネタバレはコチラになります。
(2/10更新)