鬼滅の刃173話のネタバレになります。
上弦の壱(一)黒死牟(こくしぼう)と悲鳴嶼(ひめじま)、無一郎(むいちろう)、実弥(さねみ)の三人の柱の壮絶な戦い。
その戦いを物陰から見守る玄弥(げんや)は、炭治郎の言葉を思い出します。
そして玄弥は黒死牟の折れた刀の先端を飲み込みますが・・・。
前回の鬼滅の刃172話のネタバレはコチラになります。
>【鬼滅の刃】172話ネタバレ!黒死牟(こくしぼう)の刀を食べる玄弥
悲鳴嶼が「透き通る世界」を見る
岩の呼吸”伍(五)の型”を出そうとする悲鳴嶼(ひめじま)ですが、黒死牟(こくしぼう)は月の呼吸”拾陸(十六)の型 月虹(げっこう)・片割れ月(かたわれづき)”で攻撃し、悲鳴嶼に技を出させません。
黒死牟の技が尽きないことに、一体いくつ型を持っているんだと焦る悲鳴嶼。
さらに、自分の攻撃が全て読まれてて攻撃ができないこと、しかもそれがあまりにも速すぎることに、おかしいと違和感を覚えます。
下手をすると攻撃動作に入る前から動きを抑え込まれ、技を出そうと考えた瞬間を読まれていると。
悲鳴嶼は黒死牟が神通力でも使っているのか?と考えます。
この鬼(黒死牟)には何が見えている?何を見ている?
悲鳴嶼は感覚を研ぎ澄ませ、違和感の正体を掴もうとします。
鬼は人間の形が変貌したもの、鬼にできることは人間にもできる。
呼吸は人間を文字通り鬼の如く強くする。
自分の見えない目は本質を見抜く目、決して惑わされない、極限まで刮目しろ!と、集中する悲鳴嶼。
そして遂に悲鳴嶼は「透き通る世界」を見ます。
黒死牟の身体が透き通って見えるようになった悲鳴嶼は、何だこれは!?と驚きます。
黒死牟の脈動が知覚でき、はっきりと像を結んで見えることに、もしやこれが!と悲鳴嶼。
黒死牟の動きを止めたい無一郎
黒死牟(こくしぼう)の攻撃の内側に入ろうとする無一郎。
一瞬でもいいので黒死牟の動きを止められたら、悲鳴嶼(ひめじま)と実弥(さねみ)のどちらかが黒死牟の首を必ず斬ってくれるはずと、無一郎は二人を信じます。
片腕を失い、失血も重なり、自分に残された時間はもう殆ど無く、まだ動ける内に、役に立てる内に急げ!と無一郎は黒死牟に飛び込みます。
それを見た悲鳴嶼は実弥の名前を呼び、無一郎に動きを合わせます。
無一郎、悲鳴嶼、実弥が同時に黒死牟に飛び込み、黒死牟は三人を同時に倒そうと、月の呼吸”拾肆(十四)ノ型 兇変(きょうへん)・天満繊月(てんまんせんげつ)”で攻撃します。
無一郎は黒死牟の攻撃の隙間を掻い潜り、間合いの内側へと向かいます。
悲鳴嶼は数珠の球を投げ、黒死牟の右手の甲に当てます。
悲鳴嶼が鎖を振る瞬間に数珠を投げたことを知った黒死牟は、どのように自分の視界を掻い潜った?と考えます。
一瞬の隙きをつき、”塵旋風(じんせんぷう)・削(そ)ぎ”で黒死牟を攻撃する実弥。
さらに悲鳴嶼の鉄球が黒死牟の右腕を削ぎます。
そして無一郎は間合いの内側へ入り込み、黒死牟の脇腹に刀を突き刺します。
無一郎も「透き通る世界」を見る
無一郎が、自分の攻撃をギリギリで避け、間合いの内側へ入り込んだことに驚く黒死牟(こくしぼう)
悲鳴嶼(ひめじま)に数珠をぶつけられ、わずかに攻撃が鈍ったとしても、手負いの子供(無一郎)がと考える黒死牟ですが、無一郎の眼を見て(視えているのか、私と同じ世界が)と感じる黒死牟。
黒死牟は悲鳴嶼が戦いの最中で視えはじめたと考えます。
さらに悲鳴嶼に限っては、自分の眼を謀り、己の血の巡りを操作し攻撃を撹乱させた。
予期せぬことがいくつも起きた、しかし、誰の刃も自分の首には届かず、謀りも撹乱もわかってしまえば意味もなしと余裕を見せる黒死牟。
黒死牟は、月の呼吸”拾陸(十六)ノ型”を放とうとします。
無一郎は黒死牟に刀を突き刺し、バラバラにされても離すな!と自分に言い聞かせます。
物陰からは黒死牟へ銃口を向ける玄弥の姿が。
玄弥は無一郎から言われていた言葉を思い出します。
玄弥、撃っていいから。
構わなくていいから。
俺が上弦の壱(一)の動きを止められたら、俺もろとも撃っていいからね。
絶対に躊躇するなよ。
玄弥は、わかってる、わかってると自分に言い聞かせます。
銃には無数の眼が付いており、玄弥の顔には痣が発現し、眼は黒死牟のような瞳になっています。
そして玄弥は黒死牟へ発砲します。
鬼滅の刃174話のネタバレはコチラになります。