約束のネバーランド49話のネタバレで、これまで鬼達が人間に刺していた花が、グプナという儀程であることが判明しました。
そしてそのグプナをするため獲物の胸に花を刺すエマ。
実際に花が刺され死んだコニーを思い出したエマは何を思うのか。
料理を覚えるレイ
ムジカから教わった料理に感動するエマ達。

どうしたらこんなに美味しくできるのか聞くエマに、レイはムジカから教わった通り作っただけと答えいます。
作る様子を見ていたドンは「全部適当だったと」言いますが、それに対してムジカはレイの才能と言います。ドンは悔しがりますが、その気持ちわかりますw
顔も良くて、頭もキレて、運動神経も良い。おまけに仲間思いで料理も上手。今のところレイの欠点が見つかりません。
一緒にいるドンの気持ちが痛いほどわかりますw
野生鬼の存在
南東に行きたいと話すエマ達にソンジュは北側を回り込んだ方が良いと提案します。このまま南東へまっすぐ進むと、森を出たところに野生鬼の縄張りがあるとムジカが言います。
黒いローブを着た鬼とは違い、知性がなさそうな鬼の正体が野生鬼であることが判明しました。

5日もあれば森を抜けられ、その後1日歩けば目的地に着くとソンジュ。そしてエマ達は、その間に外の世界を生き抜くための、最低限の知識と技術をソンジュとムジカから教わります。

生き物の殺し方を覚えるエマ
川を渡る前に周りの様子を見るため地上に行こうとするソンジュ。エマも地上を見ておきたいとソンジュに同行します。

ソンジュはエマに地上に出た目的を聞きます。エマは生き物の殺し方を教えて欲しいと答えます。

この3日間、料理、植物の知識、薬草の知識、弓や銛の使い方は教わったが、まだ自分で捕っていないと。
エマ
「動物を捕って殺して食べる方法。狩の仕方を教えて下さい」
グプナに使う花(ヴィダ)
弓矢で鳥を仕留めるエマ。落ちた鳥は気絶はしていますが、まだあたたかく生きていることを確認するエマ。
グプナ(儀程)を説明するため、ヴィダという吸血植物をエマに渡すソンジュ。

ソンジュはグプナのことを説明します。
ソンジュ
「神に糧を捧げる。神が受け取ったら花が開く。そしたらその肉は食べてもいい」
「それがグプナ、”鬼”の伝統的な肉の屠(ほふ)り方だ」
そして花(ヴィダ)を獲物の胸に刺すよう言います。血抜きも兼ねているので、生きているうちに刺すことで肉が長持ちするとも。
花(ヴィダ)を見てコニーを思い出すエマ。コニーの胸にも花(ヴィダ)が刺さっていたこと、笑顔が可愛い優しい子だったとエマはソンジュに話します。
さらにエマは、ノーマンのこと、そして生贄になった他の子供達のことを思い出します。
ソンジュはエマに言います。グプナは神への感謝で敬意なしには成立しない。だからエマの兄弟達もきっと苦しい思いはしていないと。

エマは祈りを捧げ鳥の胸に花(ヴィダ)を刺します。そして花が開くヴィダ。
帰り道、エマは考えます。
エマ(心の声)
(食べられたくない生きたい。でも私達だって食べてきた。この先も食べなければ生きていけない。食べなければ・・・。)
エマに「どうした?」と聞くソンジュに、何でもないと答えるエマ。

まとめ
初めて狩りを経験したエマは、コニーに刺された花(ヴィダ)を自分も同じように別の生き物に刺しました。
生きるためには食べなくてはいけない。
鬼達からすると生きるために人間を食べる。
自分達も鬼と変わらない。
そんなことを考えていたのでしょうか。
最後のエマの顔がちょっと怖いですね。何を思った顔なのでしょう。
今までは何も知らなかったので、鬼から逃げることだけを考えていましたが、今は自分達が生きるための方法を考え始めたエマ。
今後エマの心境の変化などもあるのでしょうか。そしてそろそろ目的地に到着しますが、ミネルヴァははたして存在するのかも気になります。
1000年前から・・・暗い森のヨーロッパとピノキオ連想しまた。
子どものいない優しいゼペットじいさんみたいな感じではないと思いますが、木の人形が鬼になったのかな?と。