七つの大罪メンバーで十戒の一人でもあるゴウセル。
さらには七つの大罪メンバーのゴウセルは人形で、ゴウセル本体は既に死んでいる。3000年前の時点では心があったけど、今は心を欲している。
何がなんだかよくわからない存在だったゴウセルですが、218話で遂に心を取り戻します。
今回は218話のネタバレで、ゴウセルが心を失った経緯と心を取り戻すまでを解説します。
ゴウセルの本体
七つの大罪メンバーであるゴウセルは人形で

211話で人形のゴウセルを作ったゴウセル本体が登場します。

人形のゴウセルは人の心を欲し

感情を理解するためギーラやディアンヌの記憶を改竄、削除してきました。そして記憶はただの情報に過ぎないとの結論に達します。
無欲のゴウセル
なぜゴウセルは人形のゴウセルを作ったのか?
ゴウセル本体は魔神王も一目置く程の魔術師でした。しかしその高過ぎる能力が仇となり、魔神王から十戒の「無欲」に選ばれます。
「無欲」は、欲を抱く全ての者の記憶や感情を奪うため、ゴウセルは牢に幽閉されます。
幽閉の身となったゴウセルは、外の世界と接するために人形のゴウセルを作ります。容姿は恋人と瓜二つでしたが、決して情欲を抱かぬよう男の体として作られました。
試練のため3000年前の聖戦の場にいたキングとディアンヌは、500年振りに外の世界に出たゴウセル本体と出会います。ゴウセル本体は聖戦を終わらせるため自ら死を選びます。
ゴウセル本体はゴウセル人形に別れを告げ、これからは自分の意志で生きるのだと伝えます。その言葉を聞いて泣き出すゴウセル人形。

心の魔法が込められた心臓
ゴウセル本体は最初で最後の贈り物として、ゴウセル人形に心の魔法を詰めた心臓を贈ります。

ゴウセル本体はディアンヌにゴウセル人形の友人となり、彼が道に迷わぬよう導いて欲しいと依頼します。

ゴウセル人形も頭を下げます。

ここまでが3000年前の話です。現在の世界に戻ったディアンヌは、ゴウセルに一緒に心を取り戻そうと話します。そしてバルトラ国王が見つけた、心の魔法が込まれた心臓をゴウセルに見せます。

ゴウセルは心臓を見た途端逃げ出します。過去の記憶を思い出しそうになるゴウセルは

これをノイズと判断し自ら記憶を削除しようとしますが、ディアンヌが止めに入ります。ゴウセルは過去にも自分の記憶を削除していました。
ナージャが死んだとき、自分の心臓をナージャに与えたが生き返ることはなく、あまりのショックで心臓を城の地下へ投げ捨て自分の記憶を削除しました。
そしてゴウセルは何も感じない人形として生きることを選択しますが、心の魔法が込められた心臓を見てナージャのこと、そしてゴウセル本体の言葉を思い出します。

心を取り戻したゴウセル
マーリンが心の魔法が込められた心臓を調べたところ、心臓には魔法は込められていなかったことが判明します。そもそも心の魔法など存在しないとマーリンは話します。
そしてゴウセルの心は今も昔もゴウセルの中に存在していると。さらにディアンヌがゴウセルに伝えます。

遂に心を取り戻したゴウセルは、ディアンヌに正しい方向に導いてくれてありがとうと感謝し、笑顔でこたえるディアンヌ。

まとめ
これまで人の心を弄んでいたゴウセルが心を取り戻しました。というか記憶を取り戻しました。記憶の回帰と共に魔力が戻りゴウセルの闘級は一気に上昇します。
どこまで闘級が上昇したのか具体的な数値はまだわかりませんが、キングが41600まで闘級が上がっているので、おそらくその辺までは上がっていると思われます。
各人の闘級が上がり団結も深まる七つの大罪メンバー。もう十戒は余裕な気がしますが、そんな甘くはないのでしょうかw
218話でゴウセル人形の謎は解明されましたが、ゴウセル本体の謎が残っています。それは、ゴウセル本体がどうやって聖戦を終わらせたのか。今後の展開が気になりますね^^
それにしても、ゴウセル本体とゴウセル人形で表現していると、途中どっちがどっちだか混乱しましたw