七つの大罪282話のネタバレになります。
前回、キングの羽が完全な進化を遂げて歴代最強の妖精王となったわけですが、確かに最強といった感じの強さをみせます。
四つの戒禁を取り込んでいるマエルも相当強かったのですが、そのマエルを相手に一方的に攻撃する妖精王ハーレクイン。
そしてマエルは遂に限界を迎えます。
相反する戒禁の力を四つも取り込み、体力も魔力も尽きたマエルは戒禁に蝕まれ消滅しそうになっていますが、マエルを救うためゴウセルはマエルの精神世界に飛び込みます。
282話はマエルの精神世界の話がメインになりますが、そこで人間ゴウセルの恋人グラリーザが登場します。
登場といっても記憶の中での登場ですが、ゴウセルの恋人グラリーザとマエルの関係とは!?
マエルを救おうとするゴウセル
限界を迎え地上へ落下するマエル。
そのマエルを救うため「侵略(インベイジョン)」でマエルの精神世界に飛び込むゴウセル。
このままでは二人共地上に激突してしまいますが、二人を止めれば術を解きかねないので誰も手を出すことができません。
全てはゴウセルに託されました。
場面は変わりマエルの精神世界。
マエルは丘に一人で座っています。
ゴウセルは綺麗な丘だと言い、マエルはこの丘のことを話します。
この丘はマエルが一人になりたい時に訪れていた丘で、エリザベスはこの丘でマエルを見つけては優しく慰めてくれていました。
最期はこの風景を心に焼きつけて静かに消えたいと言うマエルに、エリザベスはそんなことは望んでいないとゴウセルは言います。
自分には活きる資格がないとマエル。
数えきれないほどの命を奪い、愛するエリザベスをも殺そうとしたと言います。
そしてこの世界はじきに消え去るので戻るようゴウセルに言いますが、マエルは救われるべきだとゴウセル。
四つの戒禁
ゴウセルからは救われるべきだと言われましたが、不浄な闇の力を己に宿し貶め、信仰心も仲間も捨て去った自分の帰りを待つ者などどこにもいないとマエル。
その時、四つの戒禁が現れます。

マエルの言う通りなので、ここから出て行くよう戒禁はゴウセルに言いますが
戒禁キモ!!
普通にキモいですw
ゴウセルが出ていかないのならゴウセルを喰うと戒禁は言いますが、戒禁は器を通さなければ力を行使できないので、戒禁の言うことを相手にしないゴウセル。
ここから戒禁を追い出せるのはマエル自身の意思だけなので、マエルに生きたいと強く思うようゴウセルは言いますが、生き恥をさらしたくないマエルはこのまま死ぬことを望みます。
ゴウセルはマエルにちゃんと謝りたいため生きてほしいと言いますが、マエルは何故自分が選ばれたのかを聞きます。
メリオダスに匹敵する存在を魔神族側に引き入れるのが目的なら、エリザベスでもリュドシエルでもよかったのに、なぜ自分を選んだのか。
マエルを選んだのは自分を創った人間ゴウセルだと人形ゴウセルは言います。
ここがマエルの記憶ならば、自分の顔に見覚えがあるはずだとゴウセルは言い、ゴウセルの顔を思い出そうとするマエル。
ゴウセルの恋人グラリーザ
マエルはゴウセルの顔を思い出そうと回想します。
そして魔神族との戦いの中でゴウセルの顔を思い出します。
「ヤメテ」「殺さないで」と命乞いする魔神族。
手前の親子が可愛いです。

そんな魔神族をマエルは容赦なく殺していきます。
自分は魔神族たちを不浄の檻から解放する者で、魔神族たちが善き魂へ生まれ変わるように祈ると言いながら次々と魔神族を殺していきます。
ゴウセルは一人の魔神族に、最期に言い残すことは?と聞きます。
その魔神族は「ゴウセル・・・もう一度だけ会いたかった」と答えます。

人形のゴウセルにそっくりなこの女性はグラリーザ。
人間ゴウセルの恋人で人形ゴウセルの原型となった魔神族です。

自分がゴウセルの恋人グラリーザを殺めたことを知ったマエルは、何故自分が選ばれたのかを理解します。
マエルが完全復活
マエルの限界が近づきます。
ゴウセルはマエルに戒禁を追い出すよう言います。
マエルは一人考えます。
「愚かしいにも限度がある・・・この私だった」とマエルは言い「出ていけ!!」と叫び自分の中から戒禁を追い出します。

精神世界から現実の世界に戻り、マエルは強い光をだして消滅します。
ゴウセルは一人地上へと落下していきます。
ハーレクインは急いでゴウセルを救いに向かいますが、間に合わなそうです。
誰もがマエル救出は失敗と思ったそのとき、落下するゴウセルの腕を掴むマエル。

ゴウセルは「やあ」とマエルに声をかけ、涙を流して安堵の表情を浮かべるエリザベス。
マエルが完全復活しました。
七つの大罪282話の感想
遂にマエルが完全復活しました。
あの状況からよく復活しましたよね。
戒禁を四つも取り込んでいたのもそうですが、なにより自分のこれまでの過ちを思い出すと精神的に壊れてもおかしくないような状況でしたが、見事に復活しまいた。
このあとマエルは女神族として仲間になるのでしょうか。
このままマエルが仲間になるのなら相当心強いですね。
なんといっても四大天使最強ですからね。
ただし、「太陽」の恩寵は失っているわけなので、そうなるともう最強ではないのですかね。
ここ最近のマエルの強さは戒禁を取り込んでいたからであって、純粋に女神族としてのマエルは恩寵がないと厳しいのかなと。
七つの大罪283話のネタバレはこちらになります。