七つの大罪外伝でエスカノールの過去編になります。
本編327話では、ザ・ワンの状態で魔神王と対等に戦うエスカノールでしたが、1分が過ぎ時間切れとなります。
このままエスカノールは終わってしまうのかと思いきや、友との誓いを果たすべく再び立ち上がるエスカノール。
エスカノールの友との誓いとは!?
Contents
マーリンと出会うエスカノール
化け物と呼ばれ、祖国から逃げることになったエスカノール王子。
エスカノールを逃がすため尽力するのは、エスカノールからローザと呼ばれる女性。
自分一人で逃げるのは嫌だと、青年のエスカノールは涙を流しながら言いますが、ローザは「どうかお元気で」と声をかけます。
エスカノールは決して一人ぼっちではない、自分が約束しますと、ローザも涙を流しながら言いますが、自分は一人ぼっちだと考えるエスカノール。
時は過ぎ、リオネス王国。
エスカノールの罪状が読み上げられます。
王国周辺の町、および集落において幾度も民衆に恐怖を与え、現場に駆けつけた聖騎士への過剰なまでの暴行、国王陛下の御前に引き立てられた際の不遜な態度と言動。
制止に入ったザラトラス聖騎士長にまで重傷を追わせた罪。
罪状が読み上げられる間、両手に手錠をかけられているエスカノールですが、昼とは違う夜の姿に皆が驚きます。
日中の男と同一人物とは思えないと。
エスカノールへの判決は、<傲慢>極まりなき罪人エスカノールに、鞭打ち千回、及び磔刑(たっけい)
自分は、村を困らせていた怪物をやっつけただけで、そうしたら村人が自分を怖がってしまい、王様や聖騎士への暴言や暴行は自分であって自分ではないと、エスカノールは訴えます。
しかし、声が小さいため、意義があるならハッキリ申せ!との声にビクッとし、意義はありませんと涙を流すエスカノール。
そこにメリオダスが現れ、エスカノールの身柄は自分が引き受けると言い出します。
エスカノールを酒場へ連れていき、七つの大罪達に紹介します。
ゴウセルは鎧を着ており、バンも髪が長いです。
エスカノールが七人目だと、メリオダスから紹介された七つの大罪達。
聞いていた情報とだいぶ異なるとゴウセル。
人間にしてはもういい歳だと思うとキング。
冗談だろ?とバン。
状況が理解できないエスカノールに、今日から自分たちの仲間、七つの大罪の一員になると説明するメリオダス。
皆はエスカノールに何が出来るのかを聞きますが、困惑するエスカノール。
その時、マーリンが現れ、エスカノールに「よく来たな」と声をかけます。
マーリンの姿に、「ローザに似ている」と見とれるエスカノールですが、同時に胸が痛くなります。
これでお会いしたのは二度目ですねとエスカノールは言いい、すでにマーリンがエスカノールと知り合いなことに驚くディアンヌ。
数日前に、エスカノールのとんでもない力の噂を聞きつけ、メリオダスと会ってきたが、その時は一笑に付されて追い返されたとマーリンは言います。
バンはエスカノールの肩に腕をまわし、結局、特技はなんだと聞き、ポエムと答えるエスカノール。
バン、キング、ディアンヌは飲みつぶれて寝てしまい、メリオダスは、やっと七人揃った、今日はめでたいと、酒を飲み続けます。
トイレに行くため席を立ったエスカノールは、外に出てます。
もうじき朝が来るため、早くここ(城下町)を出なくてはとエスカノール。
「さらば・・・と私は一人、別れを告げる」
ポエムをはじめるエスカノールですが、マーリンが聞いていたことに驚くエスカノール。
マーリンはエスカノールに、出ていく理由を聞きます。
エスカノールはマーリンに、昼間の自分を、呪われた自分の姿を一度見ているはず、いずれ必ずあなたたちを傷つけてしまうと言います。
昼間の自分はまるで見境がなく、自分はこの世に生まれてくるべきはなかった、あの時に死ぬべきだったとエスカノールは話します。
そんなエスカノールに、やはりお前は興味深いなと、優しい表情を見せるマーリン。
エスカノールは思わず顔を赤らめます。
エスカノールの呪われた力
朝日が登ってきたことに慌てるエスカノール。
そこへメリオダスがやってきます。
エスカノールの呪いも相当物騒なものだが、それくらいで傷つくようなヤワな連中じゃないとメリオダスは言います。
さらにメリオダスは、その力を一度自分に試させてくれないかと言いますが、笑えない冗談ですねとエスカノール。
エスカノールの空気が変わったことに気づくマーリン。
昼の姿へと変わっていくエスカノール。
エスカノールはメリオダスに、「そこで止まり、引き返しなさい」と言います。
そこから一歩でも自分に近づけば、命の保証はしないと。
メリオダスは笑いながら、「そんじゃ一歩!」と踏み出します。
バンも起きていて、メリオダスに飲みなおそうと声をかけますが、その瞬間、吹き飛ばされたメリオダスがバンと衝突。
その衝撃で首が折れるバン。
メリオダスも壁に激突します。
キング、ディアンヌも起きてきます。
エスカノールは、だから止まれと言ったのにと、苦悶の表情を見せます。
そしてそのまま、叫びながら走り出すエスカノール。
山を殴り削るエスカノール。
誰でもいい、止めてくれ、自分を、自分のこの生命を!
夜になるまで山を殴り続けたエスカノール。
ほとんど形が残らないほど削られた山。
座って落ち込むエスカノールに、マーリンが声をかけます。
怒りを鎮めるために、毎回山を消し飛ばすのでは効率が悪いが、土地の開墾には便利だなと。
自分はずっと人と関わらずに生きてきたが、それでもたまに誰かが手を差し伸べてくれると嬉しくて、その人達のためにと頑張って力を使った途端、自分に怯えて皆いなくなってしまう。
この呪われた力のせいで、自分はずっと一人ぼっちだとエスカノールは言います。
ならばその力の使い道と謎を、自分達と共に探ろうではないかとマーリンは言いますが、顔が瓜二つなだけではなかったとエスカノール。
自分の呪いを見ても尚、そんな優しい言葉をかけてくれたのは、ローザとあなただけだとエスカノールは笑顔で言います。
そして、その寂しそうな瞳もローザによく似ていると。
誘ってくれたマーリンに、ありがとうと伝えるエスカノール。
しかし、二人も殺してしまった自分にその資格はないと断りますが、誰を殺したって?とメリオダスとバンが現れます。
さらにキング、ディアンヌ、ゴウセルもやってきます。
メリオダスとバンが生きていたことに驚くエスカノール。
メリオダスは、化け物はエスカノールだけではないと言います。
皆、エスカノールと同じで、事情のない奴はここには誰一人いないと、メリオダスは笑います。
メリオダスはエスカノールに、少しは気が楽になったか?と聞き、エスカノールの力は絶対に役に立つので、七つの大罪に入ってくれと誘います。
メリオダスに敗れるエスカノール
メリオダスから誘われたエスカノールですが、この力が欲しいならあげますと言います。
自分でも抑えられずに誰かを傷つけて、物を壊すだけの力なんて、こんな力、自分は欲しくなかった。
この呪いのおかげでどんな思いをしたか、あなた達に・・・とエスカノールは叫びますが、エスカノールの心を読んだゴウセルが代弁します。
その呪いのせいで王子でありながら王国タリムを追われ、唯一の理解者だった侍女ローザが、エスカノールを一人逃がすために国を裏切った。
数年後、ローザを心配して王国に戻ったが、国は滅び彼女の行方は分からず終い。
ゴウセルの話を聞いたバンは、タリムは20年前に蛮族共に滅ぼされた小国だが、それとエスカノールの力は関係ないだろう?と聞きます。
しかし、エスカノールは全て自分の呪いのせいだと言います。
ローザはきっと自分を恨んでいる。
生きる価値のない人間と。
ならば直接本人に会って聞けばいいだろうに、とマーリンは言います。
マーリンがローザの居場所を知っていることに驚くエスカノールですが、魔術師である自分にとって、ゴウセルが引き出した情報を元に、ローザの居場所を突き止めるくらい朝飯前だとマーリン。
呆然としていたエスカノールですが、我に返り、やっぱりいいですと断ります。
今さら彼女に合わせる顔もなければ、何を話せばいいのかもわからない。
自分のせいでひどい目にあい、自分が死んでくれたほうが喜ぶと思うと、ウジウジするエスカノールに、遂にバンがキレます。
エスカノールを襟づかみして持ち上げ、そんなに死にたけりゃ今すぐ死んでみるか?とバンは言いますが、それでは意味がないとメリオダス。
メリオダスはエスカノールに言います。
明日の正午、自分と勝負しろ。
自分が勝ったら七つの大罪に入ってもらう、エスカノールが勝てば出ていくなり好きにしろ。
翌日の正午。
ザ・ワンの状態になっているエスカノール。
正午のエスカノールの魔力の凄さに、マーリンも驚きます。
エスカノールはメリオダスに言います。
容易く死ねる生物よ、我は汝が羨ましい。
強烈な拳でメリオダスを吹き飛ばすエスカノールですが、メリオダスの額に紋章が現れ本気モード。
エスカノールの拳を腕で抑えており、逆にエスカノールの顔を殴ります。
メリオダスに殴られ、そのまま倒れるエスカノール。
さらにエスカノールの首を踏みつけ、そんなに死にたければ自分が殺してやるメリオダスは言います。
メリオダスに踏みつけられたエスカノールは、「苦・・痛・・」と声を出します。
苦しみや痛みを感じるのは、エスカノールが生きているからだと説明するメリオダス。
ローザが護ってくれたから感じられるとメリオダスは言い、ローザの顔を思い出すエスカノール。
自分の命を自分一人のものだと思うな、それを簡単に死にたいだの生きる価値がないだのと、おこがましいぜとメリオダスは言い、涙を流すエスカノール。
自分はまだ生きていたいとエスカノールは言い、その言葉に笑みを見せるメリオダス。
ローザとの誓い
元の姿に戻ったメリオダスは、また自分を抑えきれなくなったときは、自分がいつでも相手になってやるとエスカノールに言います。
敗れたエスカノールは、負けておいておこがましいが、願いを一つだけ聞いて欲しいと言います。
メリオダスは、ローザに会わせて欲しいというエスカノールの願いをマーリンに伝えますが、すでに気絶しているエスカノール。
ローザに会わせるのなら、気絶している方が都合がいいとマーリンは言います。
ー エスカノールの夢の中 ー
こんな場所がブリタニアにあったなんてと驚くエスカノール。
エスカノールは、メリオダスとマーリンの姿がないことに気づき、二人を探しますが、その時、後ろから「お久しぶりです」との声が。
エスカノールはその声の主がローザであることにすぐに気づきます。
顔を見せて欲しいと言うローザ。
しかし、今の自分の顔見たら、きっとガッカリすると振り返ろうとしないエスカノールですが、こんな事を言うために来たのではないことを思い出すエスカノール。
意を決し、ローザに顔を見せるエスカノール。
そしてエスカノールはローザに言います。
あの時、自分を護ってくれてありがとう。
君に救われたこの人生、これからは必死に生きてみるよ。
どんなに無様でも、どんなに孤独でも、ローザ、君に恥じないように。
ローザはエスカノールに言います。
恥じることなど何もない、それにもう、あなたは一人ぼっちではないはずです。
ローザの言葉に、メリオダスやマーリンの顔を思い出し、「うん」と笑顔で答えるエスカノール。
エスカノールはローザが全く変わらないことに驚き、さらにローザにそっくりな女性がいたことを伝えます。
ローザは全て知っていると答えます。
ずっとエスカノールを見守っていたからと。
そしてエスカノールは、自ら手放そうとしていたこの生命を、大切な友のために懸けることを誓うとローザに伝えます。
ー 現実世界 ー
エスカノールを担ぎながらメリオダスはマーリンに聞きます。
死者との思い出が導く「死者の都」っていうのは本当かと。
メリオダスの質問に、行ってみたければエスカノールのように仮死状態にしてやってもいいぞとマーリンは答え、遠慮しとくとメリオダス。
七つの大罪328話に続きます。
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※本ページの情報は2019年9月時点のものです。最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。
七つの大罪外伝の感想
2年ぶりの外伝で第5弾となりますが、今回はエスカノールの過去編でした。
たしか以前、アニメでもエスカノールの過去をやっていたような気がしましたが・・・気のせいかも。
とりあえずエスカノールが若いです。
エスカノール以外のキャラは全員年齢不詳なので、エスカノールの見た目でどれだけ昔なのかがわかります。
バンの髪が長かったり、ゴウセルが鎧を着ていたりで、一応は時代を感じますが、やはり若い姿のエスカノールが一番の驚きですね。
327話の最後で登場した、エスカノールの誓い。
その誓いが今回の外伝で語られ、そして次回の328話へ続く流れ。
328話がより楽しみになりました。
七つの大罪328話のネタバレはコチラになります。
>【七つの大罪】328話ネタバレ!エスカノールの極み(アルティミット)とは?