ヒロアカ157話のネタバレになります。
前回、エリの個性が「巻き戻す」能力であることが判明しました。
これまでのエリは自分が原因で誰かが傷つくことを恐れ、救われるのを拒んできました。
しかしミリオとデクの登場により”救われる覚悟”が芽生えたエリ。
エリ奪還に躍起になる治崎とエリを必ず助けると覚悟するデク。
ヒロアカ157話は相当熱い回となってます。
再び融合する治崎

音本との融合により圧倒的な力を手に入れた治崎でしたが、エリの個性「巻き戻す」能力で融合前の姿に戻った治崎。
エリを奪還するため自分の個性をフル活用します。

この描写だけ見ると治崎の個性がどんな能力なのかわかりませんw
蹴りで逃れようとするデクですが、風圧だけで空中を高速移動し地上まで上昇するデク。
ここで治崎は再び音本と融合します。
融合した治崎の姿がこちら

もう治崎の能力がなんなのかわかりませんw
ワンフォーオールフルカウル100%

蹴りの風圧で空中を高速移動したデクですが、狙ったものではなく咄嗟に出した蹴りだったようです。
そのため無意識の内にワンフォーオール100%の力を出していたことに気づき、足の状態を心配するデク。
デクがワンフォーオールを8%に抑えていたのは、体が追いつかないからです。
通常、人の体は80%でリミッターがかかるようになっていますが、ワンフォーオールの力をコントロールできなかったデクは、「火事場の馬鹿力」状態でパワーを放出し続けました。
その結果、骨、筋肉、そして靭帯もボロボロの状態となり、特に腕は深刻であと2〜3回、同じような怪我をすれば腕の使えない生活になると医師から忠告を受けています。
デクは足を確認しますが問題ありません。
それどころか怪我も治っていることに、デクはエリの個性によるものだと気づきます。

怪我が治っていることがエリの個性によるものだと気づいたデクですが、次は体が内側から引っ張られるような感覚に襲われます。
ここで融合した治崎がデクとエリの前に登場。
治崎が言うにはエリは個性を発動できたものの、制御できていないため止め方がわからないのだと言います。
さらには、エリの個性が人間を巻き戻す能力であることを伝え、使いようによっては猿にまで戻すことも可能だと。
触れるもの全てが無になる呪われた個性、分解するしか止める方法はないので自分に返せと治崎。
そうだそうだ、治崎の個性には「分解」があった。

分・・解・・・?
いくら個性は使い方次第とはいえ、治崎の使い方がチート過ぎるw
そもそも分解だけではなく修復と融合まである時点でチートですけどね。
エリを返せと言う治崎にデクはもちろん「絶対やだ」と断ります。
エリの個性を呪われた個性という治崎に、デクは足が折れた瞬間、痛みより早く折れる前に戻してくれたエリの個性を”優しい個性”と言います。
その言葉に涙を流すエリ。
体感した感じでエリの個性で戻り続けるスピードを理解したデク。
デクが出した答えは
戻るスピードより早く大怪我し続ける
逆転の発想とでもいうか、すごいことを考えつきます。
大怪我し続けてきたデクならではの回答です。
そして一瞬でエリの戻り続けるスピードを理解したのもさすがです。
“クソナード”の異名はだでじゃないですね。
デクのクソナードの由来はこちらの記事で紹介しています。
フルカウル8%
遂にデクがワンフォーオール・フルカウル100%を出し続けるときがきました。
これまでも100%を出したことはありますが、出し続けての戦いは初めてだと思います。
※気持ちだけワンフォーオール100万ってのはありましたが
今までのワンフォーオールの上限8%でも凄かったので、100%になるとどんだけ凄いことになるのか次回が楽しみです。
ちなみに、ワンフォーオール8%は「センスの塊」と言われる爆豪がギリギリ反応できるレベルです。
ただし、爆豪がギリギリ反応できるレベルというのは、シュートスタイルの場合だと思うんですよね。
そもそもシュートスタイル自体が腕の状態を庇って生み出されたスタイルです。
シュートスタイルの欠点は
- 予備動作が大きい
- 乱打戦には向いていない
これは爆豪が実際に対戦した時の印象です。
エリと触れ続けることで大怪我の心配をせず、ワンフォーオール100%で戦えるデクはシュートスタイルにこだわる必要はないのかなと感じます。
激しい乱打戦になるのか、それとも爆豪が「腹が立った」と言ったシュートスタイルに拳をMIXさせたスタイルになるのか。
次号はちょっとやばいですね^^
まとめ
いよいよ治崎との最終決戦って感じです。
まさかデクのワンフォーオール100%をここで見れるとは思いませんでした。
しかもエリがいることで可能って、なんかいいですよね^^
呪われた個性と言われ続けたエリが、人の役に立つ個性になるってのがまた泣けます。
今後もデクは毎回エリを背負って戦えばいいのにw