約束のネバーランドにクローン説が浮上しているのをご存知ですか?
物語だけを読み進めてもまだクローンらしき話は出てきていませんが、実は約束のネバーランドにはクローン説を連想させる伏線が多数見受けられます。今回は、クローン説の理由を考察します。
タイトルの花
クローン説を語る上でまず最初の伏線がタイトルです。こちらが約束のネバーランドのタイトルになります。

約束の「束」の字ですが、最初は何かのマーク、家紋のようなものかと思ってましたが、物語を読んでいくうちに何かに似ていることに気がつきました。
それは、鬼が人間を殺すときに刺す「一輪の花」です。

一輪の花
鬼は人間を殺すときに一輪の花を心臓に刺します。この花は心臓に刺す前は「小枝」ですが

心臓に刺したあと花が咲き「一輪の花」になります。おそらく人間の養分のようなものを吸収して花が咲くのでしょう。

実はクローンの語源はギリシャ語で「小枝」という意味になります。では、なぜクローンの語源が小枝なのか?
その理由はワインを作る際に使うクローン品種からきています。
ブドウのクローン品種
クローンとは、種から育成せず、優れた品質のブドウの樹の枝を、挿し木などの方法で増やした子孫のことです。子孫は親のブドウの樹と同一の遺伝子を持つので、同じ品質となります。すなわち、「接木」こそがクローン技術そのものです。
引用:www.winegurashi.jp/
このようにギリシャ語で「小枝」を意味する「Klon(クロン)」がクローンの語源となっています。
そして約束のネバーランドにはワインをイメージした描写が登場します。この絵を見るとワイングラスにエマ達が入れられています。

ワングラスに入れられたエマ達はワインでいうクローン品種を連想させます。さらに16話ではワイングラスから脱出しているエマ達の描写が登場します。

ハウスからの脱獄はクローンからの解放を意味しているのではないでしょうか。
謎の文字の正体
鬼の会話で登場する「謎の文字」ですが、この謎の文字もクローンに関係しているのではと予想します。

この文字を横にしたのがこちらです。

そしてギリシャ語のクローンがこちらです。

どことなく似てません?
クローン説を考察
以上のことからハウスにいる子供達はクローンの可能性が高いです。
具体的にはブドウのクローン品種のように子供達が生産される。この方法なら親は必要ないので、生まれた頃から記憶が残っているレイが親を見たことがないのも頷けます。なぜなら、そもそも親が存在しないからです。
小枝を人間の心臓に挿して人間の養分を吸って花が咲く。この養分を吸った花を使ってクローンを生産しているのでしょう。そして優秀な子であればあるほどクローンも優秀になる。
そして殺された人間の体を発酵してぶどう酒ならぬ「人間酒」を作る。これが鬼達の目的ではないかと予想します。
まとめ
以前、約束のネバーランドが映画アイランドの設定に似ていると記事にしました。
アイランドもクローンの話だったので、ますますクローン説が有力になってきました。ただ、小枝が養分を吸って花になってると思われるので、ブドウでいうなら皮だけでワインを作るようなものですが、大丈夫なのでしょうかw