ボルトの右目は転生眼?白眼・写輪眼・輪廻眼の三大瞳術一覧にまとめてみた

アニメ版のボルトは右目が白くなっています。

ボルトの母親といえば白眼の日向一族なので、ボルトの右目が白眼でも不思議ではありません。

ただ、見た目や能力が白眼とは違うような気がします。

ここでは、白眼以外の三大瞳術や転生眼を一覧にまとめたので、ボルトの右目が何に近いのかを考察します。

三大瞳術

三大瞳術とは特殊な眼球とそれを利用した忍術(瞳術)のことで、白眼、写輪眼、輪廻眼の3つの呼称になります。

基本的には血族内による遺伝で受け継がれますが、眼球移植で血族以外の人間でも術を使用することが可能です。ただし、チャクラや体力の消費が激しいなどリスクが生じます。

写輪眼と輪廻眼は、瞳術の強さやチャクラのことを「瞳力(どうりょく)」という基準で表します。

 

白眼

日向一族の血継限界で、漫画ナルトに登場する日向一族のほぼ全員が開眼しています。

真後ろ以外のほぼ全方向を見渡すことができ、数百メートル先を見通す望遠能力のがあります。他にも物体の透視や、幻術や瞳術による洗脳を見破る力に長けています。

チャクラの性質を色で見分ける他に、個人レベルのチャクラの性質も色の識別で見分けることが可能で、体内でチャクラの流れる場所「経絡系(けいらくけい)」も見ることができます。

洞察力なら写輪眼をも上回ると言われ、瞳力が強ければ経絡系(流れ道)だけではなく、点穴(排出口)も見切ることができます。

 

ネジの白眼

 

ヒナタの白眼

 

ヒマワリの白眼

写輪眼

うちは一族の血継限界で、うちは一族の者が「大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しんだ時」に開眼されると言われています。

開眼すると血継限界を除く「体術・幻術・忍術」の仕組みを看破でき、視認することによりその技をコピーし、自分の技として使うことができます。

 

チャクラの流れを形として視認することができ、性質を色で見分けることも可能で、更には分身と本体を識別することもできます。

瞳の模様は開眼時は1つ、または2つですが、使用者がある程度成長すると最終的には3つに変化し完全な写輪眼となります。

上位種として、写輪眼を持つ者が目の前で自身よりも大切な人の死を体験するほどの精神状態になった時に開眼する「万華鏡写輪眼」があります。

通常の写輪眼は、勾玉模様が浮かび赤く光って見えますが、万華鏡写輪眼は形状が個人によって異なります。

 

さらにマダラとサスケは、万華鏡写輪眼の真の姿である「永遠の万華鏡写輪眼」も開眼しています。

他者の万華鏡写輪眼を自分の目に取り込むことで、視力が低下せず瞳術のリスクも受けない状態になります。そして模様にも変化が起こり、両者の万華鏡が重なりあった形状となります。

マダラは一度失明しますが、弟イズナの両眼を移植することで回復し、サスケも失明寸前までになりますが、イタチの両眼を移植することで回復しました。

 

カカシの万華鏡写輪眼

 

イタチの万華鏡写輪眼

 

シスイの万華鏡写輪眼

 

オビトの万華鏡写輪眼

 

マダラの万華鏡写輪眼

 

マダラの「永遠の万華鏡写輪眼」

マダラの「永遠の万華鏡写輪眼」には、イズナの万華鏡写輪眼の模様が重なっています。

 

イズナの万華鏡写輪眼

 

サスケの万華鏡写輪眼

 

サスケの「永遠の万華鏡写輪眼」

サスケの「永遠の万華鏡写輪眼」には、イタチの万華鏡写輪眼の模様が重なっています。

 

サラダの写輪眼

 

輪廻眼

輪廻眼は最も崇高にして最強の瞳術とされ、写輪眼が最終的に辿り着く究極系です。

模様は波紋のようで、色は薄い紫色となります。

輪廻眼を持つものは「六道」と呼ばれ、開眼すると全ての性質変化が可能となり、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道・外道の7つの能力(六道の術)を使いこなすことができます。

転生眼

日向一族の持つ白眼に、月の大筒木一族のチャクラが合わさることで開眼する第四の瞳術です。

六道仙人・大筒木ハゴロモの弟大筒木ハムラが最初の開眼者で、その瞳力は転生眼や輪廻眼すら超えると言われています。

とはいえ、十尾との戦いの後、大筒木一族は月に移住しているので、地上で転生眼の存在を知っているものは全くと言っていいほど存在しておらず、幻の瞳術となります。 

ボルトの右目は転生眼?

アニメ版のボルトの右目ですが、ヒナタの子供なので白眼が遺伝したのか?

通常は、白眼を開眼するのには長年の厳しい鍛錬が必要ですが、ボルトの妹ヒマワリのように、突然白眼が開眼する可能性はあると思いますが。

ただ、白眼の特徴として、眼の周りの血管が浮かび上がることです。

サラダの場合は眼の周りの血管が浮かび上がるので、典型的な白眼であることがわかります。

 

ボルトの場合は血管が浮かび上がらないんですよね。

さらにボルトは白眼の能力を全く使えていないので、ボルトの右目は白眼の可能性は低いのではと予想してます。もちろん、ヒナタの子供なので今後開眼する可能性はあると思います。

ナルトで登場する他の眼と比較しても、写輪眼や輪廻眼は見た目も違うし、そもそも、うちは一族ではないのでありえないです。

可能性があるとすれば転生眼です。

 

転生眼は、日向一族の白眼に、月の大筒木一族のチャクラ(六道のチャクラ)が合わさることで開眼します。

ボルトはヒナタの子供なので日向一族の血が入ってます。そして父親ナルトは六道のチャクラを持っています。ちょっと強引ですがボルトは転生眼の開眼条件を満たしているともいえます。

 

ただ、仮に転生眼だとしても右目だけというのもおかしいですよね。

ボルトの右目が転生眼なのか、白眼なのか、それとも別の瞳術なのかはもっと情報が必要ですね。

まとめ

今のところ一番可能性が高いのは転生眼のような気がします。

漫画版と映画版のボルトには、カグヤと同じく大筒木に連なる大筒木モモシキが登場しました。このことから、ボルトでも大筒木一族が鍵を握っていると思われます。

そして日向一族の血が流れ、大筒木一族が登場といえば、やはり転生眼しか考えれらないんですよね。

漫画版ではボルトの右目に関しては全く触れられていません。

今後どのようにボルトの右目が絡んでくるのかも楽しみです。

血継限界に関してはこちらの記事でまとめています。

【ボルト】血継限界・血継淘汰・血継網羅の違いをまとめてみた

2017年8月17日