ハンターハンター373話のネタバレになります。
前回、第2王子のカミーラが、第1王子のベンジャミンを殺しに行くと言い、ベンジャミンの私設兵の前に現れました。
373話ではそのカミーラの能力とベンジャミンの能力が判明します。
そして、本体の姿がなくなり迷走しているハンゾー。
困った時の頼み綱はやはりあの男です。
カミーラの能力
ベンジャミンを殺しに行くというカミーラに銃口を向けるベンジャミンの私設兵ムッセ。
「撃てば?」とムッセに近づくカミーラ。
ムッセはカミーラの能力がカウンタータイプと即座に理解します。
“絶”でオーラを閉じているのは念能力者である確固たる証拠。
防御力を0にすることでリスクを最大にし、カウンターの威力を倍増するのが狙い。
“絶”によってカミーラのオーラを糧にしている守護霊獣も姿を見せない。
カミーラは自分の能力によほどの自信があることが伺えますが、ムッセはカミーラの命を獲れれば最善、カミーラの能力を知れれば次善だと発砲します。
ただの私設兵なのにこの判断力と忠誠心が素晴らしいですね。
頭部と胸を撃たれたカミーラは血を吐きその場に倒れます。
どうやらカミーラ死亡のようですが・・・。
ムッセは自分の能力の条件を満たすためカミーラに触れます。
その時、ムッセの後ろに巨大な猫が現れます。
巨大な猫はムッセを握り潰します。
そして尻尾の先端からなにやら”液”を出してカミーラに飲ませます。
すると傷が塞がり生き返るカミーラ。
この猫はカミーラのカウンタータイプの念獣で”百万回生きた猫(ネコノナマエ)”です。
カミーラの死後発動し、攻撃して来た者の命をもって蘇生する能力です。
この猫がいる限り自分には守護霊獣など必要ないとカミーラ。
死後の念、故に強く。
蘇生の能力、故に無敵とカミーラは言います。
カミーラは、ムッセが自分を撃って逃走したので、これから追跡し処刑すると言い、ベンジャミンの元へ向かう口実を作ります。
そして銃を片手にベンジャミンの元へ向かうカミーラ。
途中、ヒュリコフがカミーラに止まるよう銃口を向けますが、ベンジャミンが無線でカミーラには攻撃しないよう伝えます。
くれぐれも攻撃することなくカミーラを通すよう命令するベンジャミン。
カミーラの能力を知っているのでしょうか。
ヒュリコフの頭部に発砲するカミーラですが、念能力者であるヒュリコフは頭部から血を流すだけですみます。
そして”いい顔”になるヒュリコフ。
ヒュリコフの本性
ベンジャミンの前に現れたカミーラは、ベンジャミンに銃を撃ちまくりますが、念能力で防御するベンジャミン。
そして弾切れを起こすカミーラ。
「打ち返せばいいじゃない」
とカミーラは叫びますが、動かないベンジャミン。
そして施設兵達がカミーラを確保しようとするのですが、ここでヒュリコフが自分に任せろと名乗り出ます。
カミーラを拘束するヒュリコフですが、その時「ボギッ」と音がなり、額から大量の汗が噴き出るカミーラ。
どうやらカミーラの腕を折ったようですね。
最近はバビマイナとの会話やクラピカに助手をやらされるなど、丸くなった印象でしたが、ヒュリコフって最初の頃は好戦的なキャラでしたよね。
久しぶりにヒュリコフの本性を見ました。
ベンジャミンの能力
第1級犯罪者として確保されたカミーラ。
ヒュリコフは私設兵隊長バルサミルコに、他の王子に張り付いている者を戻す。
もしくは第14王子をバビマイナに任せ自分がここに残るかと提案しますが、バルサミルコは、ムッセは任務を果たしたため心配無用だと答えます。
既にカミーラには「トリ」が憑いているそうだと話すバルサミルコ。
ムッセの念能力は”裏窓の鳥(シークレットウィンドウ)”で、三種類のトリ(念獣)を諜報用に操り、対象者に触れることで発動するミミズクは術者にしか視えず、対象者の言動全てを術者にテレパシーで送信する能力です。
そしてこのムッセの念能力ですが、現在はベンジャミンの能力として受け継がれています。
ベンジャミンの念能力は”星を継ぐもの(ベンジャミンバトン)”で、ベンジャミンに忠誠を誓った念能力者が死ぬと、その能力を継承できるというものです。
ムッセの能力を継承し、ムッセが死んだことを知っていたのでカミーラに発砲しなかったのですね。
そしてムッセが「カミーラの能力を知れれば次善」と言った意味が理解できました。
ムッセの能力により、カミーラの念能力がカウンター型であることを知ることができたわけですもんね。
ちなみに、ベンジャミンの上にいるのはベンジャミンの守護霊獣ですが、能力はまだ不明です。
ベンジャミンは、ムッセと第14王子へ刺客として送り込まれましたが、クラピカに敗れ自害したビンセント、二人の意思は受け継いだと言います。
必ずこの手でカキンの世界統一を成し遂げると誓います。
掌には星のマークがあります。
ベンジャミンが部下思いのいいやつに見えてきました^^
1013号室の謎
現在分身の姿で迷走中のハンゾーはクラピカの元へ行きます。
第13王子の部屋には王子の念獣しかおらず、母親である第7王妃、警備兵もろともいなくなっており、電話はウンともスンとも言わない。
王子の念獣が無事なので、敵からの攻撃による失踪ではないと思いたいとハンゾー。
電話が壊れているなら、国王軍がすぐに修理に来るはずだが、それがないのは故障ではなく念能力の可能性がある。
そこで電話を使って確認をしたいのだが、通話の際に必要な身分証が本体の方にあるため、分身である現在のハンゾーでは通話不可能となります。
緊急通信で大事にするのではなく、隠密になんとかできないかとクラピカに相談します。
その時、第13王子の警護兵隊長からクラピカの元へ電話が入ります。
急いで第13王子の部屋、1013号室へ向かうハンゾーですが、やはり誰もいません。
しかし、第13王子の警護兵隊長からの電話は繋がっており、電話の主である第7王妃所属兵隊長のウェルゲーの前には、第7王妃、第13王子の姿があります。
1013号室がおかしいのか、ハンゾーが分身でおかしくなってるのかw
次回が気になります!!
まとめ
373話でベンジャミンとカミーラの守護霊獣の能力ではなく、自身の念能力が判明しました。
これとは別に守護霊獣の能力もあるわけですよね。
これは、王子達が自身の念能力と守護霊獣の能力を組み合わせたりしたら、もう何が何だかわからなくなりそうです。
既に混乱気味なのに・・・・。
ハンターハンター374話のネタバレはこちらです。
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