七つの大罪269話のネタバレになります。
メリオダスの感情を取り戻すため煉獄へ来たバン。
前回、久々の登場となったわけですが、煉獄は常人では1分と耐えられない地獄の環境というだけあって、壮絶な環境が描かれてました。
なんども諦めそうになりながら理性を保ち、竜の化け物と戦うバン。
結果的にはその竜の化け物の正体がメリオダスだったわけですが、269話では煉獄で再会したバンとメリオダスの奮闘記となってます。
そして煉獄は現実世界よりも時間の流れが早いようで、バンがどんどん強くなっていきます。
バンとの再会に涙するメリオダス
目を覚ましたメリオダスは目の前にバンがいることが信じられません。
そんなメリオダスに、自分は本物だと伝えるバン。
本物のバンが煉獄にいることを知ったメリオダスはバンに抱きつき大泣きします。
このメリオダスの涙が煉獄の厳しさを物語っています。
実際、メリオダスはバンに「諦めていた」と話しています。
メリオダスはバンが煉獄にいる理由を尋ねます。
バンはメリオダスを連れ戻しに来たことを伝えると、現世に戻れる方法も知っているのか?とバンに聞きますが、勢いで煉獄に突っ込んだため戻る方法を聞き忘れたとのこと。
メリオダスからは「バカだね〜〜〜〜」と言われますが、メリオダスを1人煉獄に放っておけなかったと答えるバンに、「持つべきはバカダチだな」と笑うメリオダス。
煉獄の化け物
煉獄で再会したバンとメリオダス。
時間はたっぷりあるので脱出する方法はじっくり考えるとして、その前にまず服を調達することを提案するメリオダス。
しかし、煉獄の環境では服どころか鎧さえ溶けるに、どうやって服を作るのか?
メリオダスは2種類いる煉獄の化け物で在来種の方を狙うと話します。
外来種
まずは外来種。
煉獄に堕ちた魂が凶暴化したもので、バンやメリオダスがなっていた化け物です。
外来種には明確な実態がないので死ぬと塵になります。
在来種
次に在来種。
煉獄で生まれ実態がある化け物で、その体は煉獄に適応するため進化しています。
メリオダス達が狙うのは在来種の方で、鎧でも溶けるような煉獄で実態を維持しているわけです。
つまり在来種の皮や骨は煉獄の環境に耐えられる。
それらを使って服を作れば煉獄でも溶けないわけですね。
煉獄のメリオダスは魂
在来種を発見したメリオダスとバン。
早速バンは在来種を捕まえようと飛びかかりますが、まるで瞬間移動でもしたかのような速さでバンの攻撃を避ける在来種。
さらに在来種はメリオダスを攻撃し吹き飛ばします。
いつものバカ力はどうした?とバンは聞きますが、煉獄にいるメリオダスは”感情”だけのため、魂のようなものだと。
そして、煉獄から脱出するにも必ずバンの足手まといになってしまうとメリオダスは言います。
バンは「だったら俺がおぶってやるよ」と言い、在来種に”獲物狩り”を行いますが、それすらも避ける在来種。動きが相当速いです。
その後も在来種に挑むバンですが、全く捕まえられません。
バンが強くなる?
メリオダスはバンに”感情”だけが煉獄にいる理由を話します。
魔神王の呪いで死ぬたびに本体から引き剥がされ、煉獄に囚われてきたメリオダスの感情。
メリオダスを自分の後継者にすることが魔神王の目的で、そのためには余計な感情は邪魔になるからです。
煉獄の厳しい環境を知っているメリオダスなので、バンが生身で煉獄に耐えられたことを驚きますが、バンも何度諦めそうになったかわからないと言います。
はじめの100年は骨まで燃えては復活し、血まで凍っては復活し、猛毒で腐っては復活し、その繰り返しだったが200年経った頃にはだいぶ慣れたと話します。
それでも未だに火傷と凍傷と吐血は日常茶飯事だと。
さらに200年が経過した頃には眠れるようにもなったと言い、在来種の化け物を上回るスピードでついに在来種を倒します。
なんか・・・バンが強くなってますw
明らかに強くなってます。
バンの話では煉獄の厳しい環境で500年過ごし眠れるよになり、在来種との戦いでも結構な時間が経過していると思われます。
ある意味生活するだけで修行のような環境に身を投じていたわけですよね。
さらに在来種との戦いでは、最初は全く捕まえられなかったのに倒すまでに成長しました。
これは現世に戻ったら期待できますね。
これでさらに神器も取り戻したら最強になるのではないでしょうか。
それにしてもこの在来種ですが、なんとなくキャスに似ていると思ったのは私だけでしょうか。
キャスも謎の生物だったので、もしかしたら煉獄の在来種なのでは。
単に在来種の顔が犬猫系だったのでそう思っただけです。
煉獄脱出任務開始
メリオダスはバンのことを「すごい」と言い、そして「サンキュ」と感謝を述べます。
バンはマーリンからメリオダスは魔神王に捕まっていると聞いていたので、どこかに閉じ込められていると思っていたと話します。
実際メリオダスは最初は魔神王に監禁されていました。
理由はメリオダスが煉獄の脱出口を探し出して本体に戻ろうとしていたからです。
しかし結局見つけられず、脱出を諦め絶望し化け物になったメリオダスに安堵した魔神王は、メリオダスを放り出しました。
放り出され、さまよううちに偶然脱出口を見つけて逃げれる可能性は考えなかったか?とバンはメリオダスに聞きます。
バンの言葉から「外に放り出せば脱出する恐れはない」と魔神王が考えていたのではと予想するメリオダス。
つまり煉獄からの脱出口は魔神王の手元にある。
メリオダスの予想を試してみる価値はあるのではとバンは言います。
二人は在来種の皮や骨から服を作りました。
そして煉獄脱出任務開始となります。
まとめ
269話では前回以上に煉獄の厳しさがわかる話でした。
そしてそんな厳しい環境で何百年と過ごしているバン。
ただ過ごすだけではなく外来種との戦いを通し明らかに強くなっています。
これで神器を取り戻したらと期待が膨らみましたが、これはもう神器は戻ってこないパターンじゃないかなと。
それくらい今のバンは強くなっているような気がします。
身体能力が強くなっている感じなので、あの四節棍のような神器を取り戻したらもう最強な気がするだけに、ちょっと強すぎないかな?とも思ってしまいます。
なので、おそらくバンの神器は戻ってこないのではと予想します。
七つの大罪270話のネタバレはこちらです。