鬼滅の刃174話のネタバレになります。
前回、黒死牟(こくしぼう)と同じ世界を見れるようになった悲鳴嶼(ひめじま)と時透(ときとう)。
二人の活躍により黒死牟の動きを封じ、そこへ黒死牟の髪を食べた玄弥が銃を放ちます。
玄弥の銃弾は当たったのか!?
前回の鬼滅の刃173話のネタバレはコチラになります。
>【鬼滅の刃】173話ネタバレ!悲鳴嶼と無一郎が「透き通る世界」を見る
玄弥の銃弾
玄弥の銃弾に驚く黒死牟。
刀で弾いたにもかかわらず、生き物のように曲がり黒死牟の体にめり込みました。
さらにめり込んだ銃弾からは木の根が張り出し、完全に黒死牟の動きを封じ、「やはり血鬼術か」と考える黒死牟。
黒死牟は銃弾を放った玄弥を発見します。
髪の毛が伸び、銃には無数”目”が付いている姿に、自分の髪と折られた刃を玄弥が食べて吸収したことを理解します。
木の根と時透により身動きがとれなない黒死牟に、悲鳴嶼と不死川(しなずがわ)が襲いかかります。
鳩尾(みぞおち)から旋毛(つむじ)まで突き抜けるような焦燥、生命が脅かされ体の芯が凍りつく、平静が足下から瓦解する感覚、忌むべき、そして懐かしき感覚。
四百年前の赤い月の夜を思い出す黒死牟。
黒死牟の双子の弟・継国縁壱(よりいち)
四百年前の赤い月の夜、黒死牟は信じられないものを見たと回想します。
黒死牟の目の前には、顔に痣がある老人が立っています。
腰には日輪刀と思われる刀をさし。
黒死牟は既に鬼なっており、この時から上弦の壱だったようです。
黒死牟の目の前に現れた老人は、黒死牟の双子の弟・継国縁壱(つぎくによりいち)
黒死牟と最後に会ってから六十数年の時が経過しており、人間である縁壱は八十を超えています。
縁壱が生きていることに驚く黒死牟。
痣の者は25歳になる前に死ぬはずなのに、なぜお前だけ生きていると黒死牟は聞きます。
兄の問には答えず、「お労(いたわ)しや、兄上」と、涙を流し鬼の姿になった兄を嘆く縁壱。
黒死牟もまた、縁壱の老化した姿を”醜い”と憐れみます。
六十年前はあれほど目障りだった弟ですが、今は憤りは感じないと黒死牟。
「兄上」と呼ぶ声は酷く嗄れており、感情の僅かな機微すらも見せなかった弟が、涙を流している様に生まれて初めて込み上げてくるものあると黒死牟は感じます。
黒死牟は、目の前の弟を殺さねばならないと認識します。
人であった頃の肉の片割れであり、全盛期を過ぎ脆い肉体の老人を。
弟が鬼狩りである限り、刃を向けてくるものは一刀両断にせねばならない。
そんな奇妙な感傷にひたる黒死牟ですが、縁壱が居合の構えをした瞬間、感傷は吹き飛びます。
痣の者でも25歳を超えて生きる縁壱
縁壱の構えには一分の隙もなく、両肩に岩を乗せられたが如く威圧感で、空気が重くなったと感じる黒死牟。
縁壱は「参る」と告げ、一気に黒死牟に駆け寄り、一刀のもと黒死牟の首を斬ります。
首は斬られたが、頭と体は繋がっている黒死牟。
縁壱の方を向き、激しい嫉妬にかられます。
何故いつも縁壱だけが特別なのか。
痣の者であるのに25歳を超えて生き永らえ、その老骨で振るう技は全盛期と変わらぬ速さと威力。
鮮やかに記憶が蘇る、六十年前の怨毒の日々。
縁壱だけがこの世の理の外側にいる。
神々の寵愛を一身に受けて生きている。
お前が憎いと、強い殺意をむき出しにする黒死牟ですが、次の一撃で自分の首が落とされることを確信します。
“あの方”をも追いつめた剣技、それは神の御技に他ならない、焦燥と敗北感で五臓六腑がねじ切れそうな黒死牟。
しかし、縁壱から次の一撃が放たれることはありませんでした。
寿命で直立したまま息絶える縁壱。
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鬼滅の刃174話の感想
ついに上弦の壱、黒死牟を追いつめましたが、174話は黒死牟の回想シーンがメインでした。
痣の者は25歳を前に皆死ぬと黒死牟が言ってましたが、悲鳴嶼の「例外」があったのではとの言葉に、動揺した黒死牟。
そして今回、その例外が黒死牟の双子の弟・縁壱であることが判明しました。
さらにこの縁壱、何処かで聞いた名前だと思ったら、「縁壱零式」の縁壱ですね。
103話で時透が修行で使い、その後、炭治郎も修行した腕6本のカラクリ。
この時、炭治郎は「縁壱零式」を初めて見たはずなのに、夢で見たと言っていました。
黒死牟も「あの方」をも追い詰めたと言っており、あの方とはおそらく無惨(むざん)のことと思われるので、回想シーンなどで何度か登場している、炭治郎と同じ耳飾りの侍。
この侍も縁壱で確定なのでしょうか。
最後にどうでも良いことですが、玄弥の姿。
髪が黒死牟のように伸びていたので、目まで増えるのかと思いましたが、目は銃のほうに付いてましたね。
さすがに玄弥の目が増えてたら、ちょっともう人間とは思えなかったので安心しました。
鬼滅の刃175話のネタバレはコチラになります。